今回は、次回のブログ記事と併せて間取りの話をしていきたいと思います。
次の記事で、具体的な例を挙げて、間取りの話をしたく、少し序章として、今回の話をしていきます^^;
- 注文住宅の間取りって本当に自由?
という話です。
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その前に、少し話は飛びますが、最近、間取り相談のご要望が多くあり…本当に多くあり…その際、もしかするとinfo@rebroathome.comからのメールが迷惑メールに振り分けられてしまっている可能性があるかも?と思う事がチラホラあります。
*お問合わせ頂いた方は、迷惑メールもチェックしてみて下さいね^^;
また、私の電子書籍の処女作である、『絶対素敵な“家”にする!~工務店ファーストであなただけの会社をみつける3つの条件~』も一ヶ月経ちますが、ご購入して頂いた方のおかげで、カテゴリーランキングは、上位にいてくれています^^
頂けたご感想などで、意外と読み物としても楽しんで頂けているようで嬉しい限りですorz
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目次
注文住宅の間取りは自由!は半分正解!
営業マン:
『お客様の思いが詰まった家づくりが出来るのが注文住宅の良い所です。』
『どんな要望でもおっしゃって頂ければ大丈夫です。』
『私がそのお客様の思いを形にしたものをお出ししますから。』
と、どんな会社さんの担当者さんでも言ってくれます。
お客様も、
『どんな間取りが出てくるんだろう~♪』
と期待も膨らみますよね^^
ですが、家づくり相談をしていて、何回も同じ会社さんの提案を見ると、
- 『A社だったら、予算的にこういったプランが出てくるだろう』
*予算の縛り - 『建築家のBさんなら、こういった提案でまとめてくるだろう』
*その提案者の色 - 『C工務店さんだったら、こんな感じでまとめてくるかな?』
*全体的な提案力(価格や仕様も含めて)から
という感じで、事前に何となく間取りは予測できたりします。
という事で、先ず理解して頂きたいのは、
注文住宅の間取りは自由だけど、建築会社ごとの色はある!
なんです。
このようになる理由は、
- 価格的な要因
- 提案者の色
がありますし、
そもそも、
- 注文住宅の間取りは自由!と言っても、
お客様から『なんだ!この提案は!』と後ろ指を指されないように、
提案者もある程度、普遍性を意識する為かと思います。
といった理由が挙げられそうです。
…
普遍性というのは、例えば、
- 『こういった間取りが今は多いですよ!』
- 『前に建てたのお客様から、これは良い!と言われました。』
など、その間取りにした理由を挙げて、『間違っていない!』という説明の事です。
特に
- ハウスメーカーさん
- 大きな工務店さん
の場合は、こういった傾向が強い事と、ハウスメーカーさんでは、価格の縛りが大きい為に、自由だけど、結果的に“普通の間取り”になる事も多いんですね。
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初めは、もっと期待してたのでは?
ですが、一番最初に家づくりを家族間で話合う時は、もっと色々と期待をしていると思います。
- コートハウスが良いよね。
- 広いLDKが欲しいね。
- 天井が高い家が良いよね^^
- 暖かい家にしたい。
などなど、展示場を周れば、さらに夢も膨らむはず…。
ですが、実際に、間取り相談を受ける際のメール内容をご紹介すると、
『確かに、私達の要望は叶えられてる間取りだけど、こちらの意見だけで、会社側、プロとしての提案がない!』
『予算的に、厳しく、こういった間取りになってしまいました。』
『何となく、不満はないのですが、どうも…という感じです^^;』
こういった相談内容は意外に多くあります。
私としては、このまま、何となく不満はあるけど、、、しょうがないか~といって諦めて欲しいわけではなく、可能性をもう少し探って頂ければと思っております。
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ファーストプランで8割決まる!
そこで、この話です。
ファーストプラン、間取りが出てきた時に、
- 〇か×は、はっきり言わないとダメ!
- △なら△で、別の提案も見てみたい!を言わないとダメ!
です。
以前の記事でも同じような話はしていますが、ファーストプランで『お~!!!』とならない提案(つまり、△だった提案)だった場合は、とりあえず別の会社さんに行く方が良いとも思っております。
解り難いので、具体的な想定で話をしますね^^
もし、出てきた間取りの提案を見て、
- 『う~ん、どうかな~、…悪くはないけど…、これと言ってダメでもないな~
…あ、ここは気になるな!』
ぐらいの感想の間取り提案だった場合。
この状態で、何となく進んでしまうのが一番怖いです。
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結論から言えば、そういった△の間取りが出てきた時は、
- 『…これはこれで良いけど、、もう一回リセットして考えて提案してもらいたい!』
と言って貰うぐらいの要求を出したい所です。
逆に、
- 一旦その会社さんとの打合せはストップさせて
…断るのではなく、ストップさせて、他の会社さんから新しく提案を貰う。
が一番、比較検討するタイミングであれば、有効かと思います。
…
打合せを重ねるたびに、その間取りが良く見えてくる!!!
家づくりは契約するまでに何度も間取りの打合せをするのが一般的です。
で、その間取りの打合せは、初回の提案の間取りに対して、色々と修正を加えていくのが通常です。
- 最初『△な間取りだな~』と思っても、それをベースにして、打合せを進め、少しづつ修正していくと、その△の間取りが〇に見えてきてしまう!
事があるからです。
嫌な話かもしれませんが、『これぐらいの提案が私たちには合ってるのかな?』と思えてきてしまったりもします。
また、打合せの度にある、営業マンさんの
- 【この間取りが最高ですよ!トーク】を受ける事
から影響を受けてしまうかもしれません。
*一旦家のイメージが出来ると、『それが良い!』と思えてくる心理もあるように思います。
結果的に、とっても微妙な間取りに!^^;
で、
この“〇に見えてしまっている間取り”の状態で、間取り相談を貰う事も良くあるのですが、…本人さんとしては、少しだけアドバイスを貰うつもりだったとしても。
客観的に見て、
- 『本当に、この間取りで、、この価格で!?…家を建てるの?』
と思う事もあります^^;
そういった間取りを見た時、
- 『相談者さんも、色々と時間をかけて作ってきたんだな。』
- 『思いが詰まった間取りになっているな!』
とも感じますし、その間取りに至るまでに費やした時間も理解できるので、心苦しくなるのですが、…ハッキリと言わないといけない事もあったりします。
この根本的な問題は、もともと△の間取りだった事に起因しますね。
なので、最初のタイミングで
- 『ダメだと思ったらダメ!』
- 『なんかしっくりこない!』
- 『…なんとなく、トキメカナイ!』
と意見を言ってもらえればと思います^^;
『そんな事は言っても良いの?』と、気兼ねすることなく、最初に言ってあげる事が一番お互いの為になりますので、そこは意識して下さいね。
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関連記事03:家のデザインを考える!価格UPの応用編
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