【間取りの概要】
- 延床面積:114.28㎡(34.57坪)
- 4LDK
- 南玄関
- 土地面積:220.68㎡(66.76坪)
- 収納量:18.22㎡(面積に対して15.94%)
- カテゴリ:35坪|4LDK|平屋|屋根裏部屋|南玄関|アイランドキッチン|DEN|店舗併用住宅|高低差のある土地
番外編をこれからいくつかご紹介をしていきますが、同じように説明をしていきます^^
番外編は
- 土地が広かったり狭かったり
- 建物の形が少し変わっていたり
- 間取りが小さかったり大きかったり
するものをご紹介していきます。
(参考にしていただけない場合もあるかと思いますが、少しでも間取りのヒントがあればと思います)
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目次
屋根裏部屋のある35坪の平屋の間取り
↓屋根裏部屋のある35坪の平屋の間取り↓
この間取りのポイントを解説していきます。
駐車計画は間口が10m以上あることを活かして、1台を並列にしたL字の計画で3台の駐車場にしていて、また、道路とお敷地との高低差が2mほどある為、階段ステップのあるお土地になります。
L字の駐車計画にする事でお庭が広くとれるメリットがあり、駐車計画などを考慮しつつ、最大限お庭がとれる計画案になります。
さてさて、この間取りのポイントは、
- 平屋+屋根裏部屋
- 自宅サロンを併用
- 外観の見せ方
の3つを解説していきます。
その他のポイントは最後に解説をプラスしていきたいと思います。
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ポイント1:平屋+屋根裏部屋の35坪の4LDK
ポイントの一つ目は“平屋+屋根裏部屋”の話ですが、平屋の間取りは、【間取り09:30坪の3LDKの平屋】でもご紹介していますが、今回は、平屋に小屋裏部屋をプラスした間取りになっています。
間取りの提案図をみると、普通の二階建てのように思われるかと思いますが、この間取りを横から見ると、
このような感じで二階部分が、実は屋根裏部屋になっています。
提案当初は、
このような完全な小屋裏部屋のようにしたかったのですが、正面からの見た目をフラットに見せたいというご要望から、このような形で落ち着きました。
*
平屋と屋根裏部屋はどちらもそれぞれであこがれを持っている方も多いと思いますが、そもそも平屋は二階建てと比べて屋根が大きくなりますので、セットで参考にしていただければと思います。
、、、因みに、屋根裏部屋をつくる場合、その屋根裏空間を取る為に、屋根の大きさ×屋根の勾配(角度)によって、屋根裏空間の広さは変わります。
土地が広い前提の話をすれば、二階建てである程度大きな屋根裏部屋をつくりたい場合、平屋風の二階建てという発想が大切かとも感じます。
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屋根裏部屋の明るさを確保する
屋根裏部屋のポイントとしては、採光、窓の計画も大切で、天窓や、ドーマーといって、小さい窓用の屋根と外壁をつける場合もあります。
(ドーマーの場合、外観が少しかわいくなりやすいのですが、そうしない事もできるので、要検討です。)
ドーマーというのは、屋根裏部屋に窓をつける為、また一部の天井高を確保するために、そこだけ小さな屋根を作って窓を設けたりする部分を指します。
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ポイント2:自宅サロンを併用
さて、ポイントの2つ目は、自宅にサロンをつくる時の話です。
将来、自宅をつかって開業したいという夢も含めて、自宅サロンはご要望として多いと思います。
その際に考えるべきポイントとしては、
- サロンに玄関を着けるか?
- 一つの玄関で併用するか?
が、あります。
もちろん、将来的な話としてであれば、玄関を二つつけるのは少し考え物ですので、玄関からLDKなどを通らずに、また玄関からすぐにいける所に一部屋設ける計画が良いかと思いますが、本格的に考えていくのであれば、玄関は別々でも良いかと思います。
また、お店という事で外観も大切な要素になってくるので、玄関ドア・玄関周りのデザインは大切で、そこから外観の発想を広げるようにしましょう。
(外観の話は下でまとめてお伝えします)
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自宅サロンは住宅ローンが組めない
その他、少し間取りとは関係のない話になりますが、自宅サロンを併用する場合、そのサロン部分は住宅ローンは組めません。
ですので、事業ローンとの併用や、自己資金の用意などが必要で、このお金(住宅ローン)のところは意外と抜けていることが多いので、気を付けておきましょう。
ただ、この話は申告する、しないの話にもなってきますが、、、💦
例えば、サロンが10㎡ほどで、全体で100㎡の住宅であれば、1割部分は自己資金か事業ローンを組む必要がありますので、そういった所は事前に建築会社さん、住宅ローンの銀行さんと打合せをする必要があるかと思いますので、知識として知っておいて頂ければと思います。
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ポイント3:外観の見せ方
3つ目は外観の見せ方です。
ここはすごく簡単に説明していきますが、今回のように比較的、間口が広い土地に対して、間口が広い家をつくる場合、のっぺりと外観がならないようなちょっとした工夫が必要です。
L型の家にしたりして凹凸を大きく出す方法もありますが、土地の立地や広さの条件から、この間取りの場合は真四角の間取りにしており、そういった場合は特に工夫が必要です。
↓横に長い家の外観の工夫↓
上図のように、ここに少し凹凸をつけて、上に庇をつけることで、外観を見せるようにしています。
ここら辺はバランス感覚も大切になっていきますが、間口が広い場合は少し気を付けて、外観も考えるようにしてみてください^^
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屋根裏部屋のある35坪の平屋の間取りのまとめ
はい、今回は主に屋根裏部屋についての話を中心として平屋の間取りをご紹介してみました。
土地が60坪以上ある場合などは、思い切って平屋を考えても良い。と、以前お伝えしましたが、屋根裏部屋の利用もぜひ、一つの案として検討してみてください。
平屋は二階建てよりも、基礎や屋根など割高にはなりますが、屋根裏部屋をうまく利用することで、平屋と二階建ての中間ぐらいの金額で収まる場合も出てきます。
【その他】
その他のポイントとしては、アイランドキッチンや大きなパントリー、DENやサニタリースペース、また、階段下を収納として利用するなど、間取りのポイントもありますので、間取り自体もご参考いただける所もあれば幸いです。
因みに、平屋で意外と難しいのが、一階にいろいろと配置する為、
- ホールが暗くなりがち
- トイレの位置(窓の配置が必要な場合)
です。
この間取りは、ホールは階段からの採光を取っていますが、トイレは壁に沿ってない配置で計画をしていて、窓がありません。
お施主様としては気にならないとのことでしたが、キチンと検討が必要かな、と思います。特に平屋の間取りは考察や変更が二階建てよりもたくさんかかるので、親身に対応してくれる建築会社さんを選ぶという選択も大切です。
はい、という事で、番外編01でした。
ではでは。
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