これからの家づくり 間取り

その間取り、トキメク間取りになってます?

投稿日:2017/10/29 更新日:

トキメク間取り

先回の記事の続きの話で、今回は注文住宅の間取りです。

*先回の記事はこちら(注文住宅の間取りは自由?は半分正解!

この話は、電子書籍vol2でも書いておりますが、本だと買って貰えない可能性がありますので(笑)根本的に知っておいて欲しい、大切な部分だけ、このブログでお伝え出来ればと思います^^

間取りを考える時に、“トキメク?”を考える事も大切

さてさて、今回は間取りの話ですね^^

『どうしたら、みんなが良い間取をつくれるのか?』

を体形的に色々と考えていて、ビフォーアフターとして、完成系に至るまでの思考の話もしていきます。

私としては、読んで頂いた方が確実に家づくりのレベルUPをして頂けるような“武器”を与える事が出来ないか?とも思っておりますので楽しんでお読みいただければと思います。

注文住宅だからこそ、間取りが大切!

先回のブログでもお伝えしましたが、注文住宅の間取りは、ややもすると、

  • 『建築会社さんの考える間取り』
  • 『お施主様の意思が入りすぎた間取り』

が出てきてしまう事が多くあります。

こういった間取りを客観的にみると、『…ん??…本当にこれで良いの??』と感じるものもお見受けします。

そういった事をなるべく無くす為に、間取りが決まる前に『本当に、その間取りで良いか?』を考えて頂ければとも思います。

前置きが長いですね^^;

Rebroathome02

間取りを考える時の4ステップ

はい、結論からお伝えします。

間取りを考える際は、

  • 4ステップで、順序を守って!

考えて頂くと良いかと思います。

  • Step①:間取りの大枠を考える。
  • Step②:その間取りは、トキメク??
  • Step③:窓位置や収納計画などを細かく意識する。
  • Step④:一晩寝かせて、新鮮な気持ちで確認する。

です。

ポイントは、Step2の“トキメク間取り”ですが、

例えば、この順番を無視して、ときめかない間取りのまま、Step3から細かい修正を考えても、最終的に上手く行かない事も多いです。

という事で、実例をご紹介しつつ、解説していきたいと思います。

間取りStep①:大枠を考える。

実例を出した方が解り良いので、実例を出しますね。

以前、このような間取り資料と相談が来ました。

↓↓↓間取り相談で頂いた間取り↓↓↓

間取り例01

*図面は、情報漏洩も含めて色々と不都合があるかと思いましたので、私の方で書き換えています。

また、

↓↓↓その際に頂いた間取りの相談内容↓↓↓

相談メール:

現在、契約前ですが、工務店は決まってます。間取りも数回のやり取りで固まりつつありますが、まだしっくり来ない部分があり、第三者のかたからのアドバイスをお願いしたくメールさせていただきました。

  • 自宅サロンと夫の事務所をかねて、5L・DK
気になる点は、
  • 子供三人に対して、子供部屋二つに諦めたこと。
    ⇒3人目は0才で女の子です。
  • せめて、リビングの一角にでも、スペースを作るべきか、小さな居室を増やせるのか、悩んでいます。
  • リビングを中心に配置をお願いしたのですが、テレビ裏の納戸が無駄にならないかが気になります。
  • 収納はほしいのですが、効率よく使用できるのか不安で気になっています。
  • その他改善策があれば教えて下さい。

というメール内容でした。

相談頂いた間取りを見ると、

  • 廊下が長く、平屋だけど、暗いかも?
  • 家事動線が悪そう?
  • 収納が少なさそう?

などがパッと気になりました。

はい、この相談者さんの場合、STEP2を飛ばして、STEP3の細かい修正を進めていらっしゃる感覚です。

細かい修正とは、例えば、ドアの開き方や、収納の棚などです。

それよりも、先ずは、抜本的な解決が先なように思いましたし、そもそもStep2の『う~ん、何となくトキメカナイな~』でした。

Step2:トキメク間取りにするには?

今回の間取り相談は、そもそも、もっと大きく改善する必要があるように思います。

因みに、今回の間取り相談で、私がアドバイスした事は2つ。

  • ①.先ず、今の間取りで気になる所を上げさせて頂きました。

その後、

この時は、少し時間がありましたので、

  • ②.全くガラッと変えた間取りも作ってお送りさせて頂きました。

因みに、

ガラッというのは家の形からですね。

その際の思考を少しご紹介しますね^^

①.先ずは、坪庭を考えてみる。

今回頂いた間取りをみて、日当りを考えて、解り易く、

『真ん中に坪庭を作ってみたらどうか?』

を先ずは考えてみました。

↓↓↓この間取りの感じをそのまま使うなら坪庭??↓↓↓

間取りの大枠を考える01

という考えですね。

ですが、ゾーニングを考えた時点で、

『…坪庭だと、あまり改善にならないかも!』

と感じました。

その為、最終的には、このような改善案を作ってお送りしてみました。

↓↓↓図面2:改善した間取り↓↓↓

間取り改善案02

はい、ガラッと変えたものを作ってお送りしちゃいました^^;

ポイントは、

  • 坪数を変えずに(出来れば2~3坪減らして)建物に凹凸を出した事。
  • また、主寝室を二つに将来的に別けられる広さにした事。

です。

凹凸を出せば、外壁の面積を増やすことが出来る為、窓の付けることができる面積が増えるという発想です。

ただ、外壁や屋根面積が増えるので、予算UPは多少あるかとは思ったので、本当は少し小さくもしたい所でした。

  • 窓配置
  • 余分な廊下

などをスッキリさせて、

  • 家全体を明るく

出来ればな~という発想です。

あくまで間取りアドバイスですので、勿論、これがそのまま採用されるとも思っていないのですが、

『あ、この使い方良いね♪』

など、Step2の“ワクワク、トキメキ♪”が少しでもあると間取りを見る目が変わってくるのではないでしょうか。

因みに、この方からは、そういった感想を頂けました。

Step1-2:間取りを集めて、トキメキを探す!が重要です!!

では、ここで少し実際の動き方もアドバイスさせて頂くと、先ず、“トキメク間取りを集める”ことを意識して頂ければと思います。

一番最初にして頂きたいのは、“トキメク間取りを集める事を意識する”です。

で、これを考えるのであれば、

  • とても一社だけの提案では足りません。
  • 同じようなタイプの会社さんだけでもダメです。

勿論、自分たちの知識を高めてる必要もありますが、、、、それよりも、色々な会社さんを見ることを心掛けて頂ければと思います。

*電子書籍Vol2の間取りの本は、そういった発想が転換が出来るもので書いてます^^

STEP2までの間取りが出来て初めて、細部に拘れる!

はい、

間取りの大枠が出来て、初めて細部に拘れる!

です。

元サッカー日本代表の岡田監督の言葉『勝負の神様は細部に宿る』ではないですが、細部も当然大切です。

ですが、これは、

しっかりと大枠を決めてから!

です。

細部とは、例えば、

  • ウォークインクローゼットの収納棚の計画はどうする?
  • 窓はどう配置する?
  • ドアの開き方はどうする?
  • 家具、家電の配置はこの位置で良い?

などの事で、これを、

  • 奥様の家事動線で考えたり、
  • ご主人さんの出勤や仕事から帰ってきた時の動線
  • 子どもの動線で考えたり。
  • 照明計画を基に考えてみたり。
  • スイッチやコンセント計画から、間取りを考えてみたり。

などのシーン毎に考えたりして、細かい修正の事ですね。

はい、何度も言いますが、これは、step3での話です。

因みに、step4では、細かい所を詰める時は、それを一日で決めない!

という事も最後に意識しておきましょう。

  • かならず、間取りは寝かせて、新鮮な気持ちで見る!

事が重要です。

次の日に『あ、こうしたら!』は何等か見つかるはずです。

まとめ

  • Step①:大枠を考える。
  • Step②:その間取りは、トキメク??
  • Step③:窓位置や収納計画などを細かく意識する。
  • Step④:その間取りを一晩寝かせて、新鮮な気持ちで確認する。

の流れは必ず意識して頂ければ幸いです^^

YUIちゃん001

注意点を3点(+1)ほど

今回の間取りの記事で注意点もあるので、簡単ですが、挙げておきますね^^;

①.会社によって、今回のような間取り変更をすると、同じ坪数でも価格UPがかなり出てしまう会社さんもある!

例えば、ハウスメーカーさんなどの家づくりの場合、私が出した間取り改善をしてしまうと、恐らく坪単価で10万円ぐらい上がってしまう会社さんもあります。

見ている会社さんによっては、こういったアドバイス自体が微妙になる事もありますので、ご了承下さいね。

②.家相などの別で考える必用のある要因は、今回考えていません!

今回は、かなり凹凸のある間取りになっていますし、家相などを考えると、あまり良い間取提案になっていない場合もあります。

そういった、大きく間取り作成時に変わってしまう内容もあるので、そこは、事前に考えておきたい所です。

…多分家相が一番間取りの大枠に影響をご理解頂ければと思います。

*相談時に頂いた間取りをみて、家相はそこまできにされてないかな?と感じた事もあり、今回の提案でした。

③.耐震等級などは、やり方を変えれば3もとれる!

こちらは、次回の記事で書こうかと思っているのですが、

もしかすると、とある会社の営業マンさんがこの間取りを見た際、『こんな間取りでは、耐震性能が取れません!』と言われる可能性があって^^;

…それは、やり方の問題になるかと思います。

ここら辺は会社による違いの方が大きいかとも思いますので、そこら辺の心配もあるかもな~と思い、注意点とさせて頂きました。

あ、あと、もう一つ…^^;

④.外観はまた、少し別物になってます。

また、通常は間取りを考える際に、外観も検討する必要があり、ここら辺が提案者さんのセンスにもなってくるかと思います。

この外観の話も当然ありますが、ここはまた別の機会にお話しできればとも思います。

間取りの4Step、是非意識して、楽しい家づくりの打合せをして行って頂ければと思います^^♪

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

関連記事01:天井が高い家をつくって、明るくしたい!は吹抜けが正解??

関連記事02:隣地との距離から家の日当たりを考える!

関連記事03:家のデザインを考える!価格UPの応用編

【絶対!素敵な“家”にする!vol2】-間取り-

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