【間取りの概要】
- 延床面積 104.97㎡(31.75坪)
- 3LDK
- 東側玄関
- 土地面積 140㎡(65坪)
- 収納量: 16.5㎡(家の延床面積に対して15.7%)
- カテゴリ:30坪|3LDK|アイランドキッチン|2階建て|東玄関|中庭のある家|リビング階段|書斎|
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目次
30坪、東玄関、3LDK、中庭のある間取り
↓↓30坪、3LDK、中庭のある間取り↓↓
上図の30坪、3LDK、東玄関、中庭のある間取りのポイントの解説をしていきます。
駐車計画は2台(3台止められるスペース)で、少しゆとりのある土地に家と外構計画を配置しています。
家づくりを考える際の一番最初に、
- 『駐車計画が何台必要なのか?』
は、すべての間取り設計でとても大切なポイントになりますので、予め検討しておくべき項目になります。
これから、一番ボリュームの多いであろう、30坪、3LDKの間取りを中心に、色々な間取りを記事でご紹介していきますが、駐車計画と土地の広さや向きを先ずは見ていただき、『自分の家ならどうすればいいか?』を考えていただけたらと思います。
また、間取りの解説として、毎回3つのポイントを解説していきます。
この間取りは、
- 中庭をつくる壁
- アイランドキッチンとL型のLDK
- 二階の水回りとファミリークローゼット
の3つを解説していきますが、これから20個の間取りをご紹介していく中で、
- 家づくりのポイント
- 間取りを考える時のポイント
をご紹介していきたいと思いますので、そちらも合わせてご参考いただき、知識として知ってもらえればと思います。
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ポイント1:中庭をつくる壁
という事でポイント1つ目、“中庭をつくる壁”から解説をしていきたいと思います。
↓中庭をつくる壁↓
この間取りでは、図のように、“中庭をつくるための目隠しを外壁でつくる”やり方を採用しています。
(最近の設計でよく見る手法になります。)
このように家の外壁で目隠しをつくる方が、
- 外構で家と離して壁をつくるよりも、お値打ちになることが多い。
- 家と一体化している為、家を大きく見せる効果も出てきます。
このような目隠しをすることで、外からは見られない中庭のある家を安価で作ることができます。
目隠しの為の予算を抑えた分で、ウッドデッキなどを広くとる、また、目隠しがあり外からの目線が気にならない間取りができる為、
- カーテンを閉めず、
- 窓を大きく配置できる
開放的なLDKにできます。
ここまで広いウッドデッキだと、70~80万円ぐらいは費用が必要になりますが、その効果は十分にあるように感じます。
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ポイント2:アイランドキッチンとL型のLDK
ポイントの二つ目は、アイランドキッチンとL型のLDKについての解説をしていきます。
↓アイランドキッチンとL型のLDK↓
この写真のように、一つ目のポイントの続きでもありますが、外からの目線が気にならなければ、大きなLDKと中庭をカーテンを閉めずに生活することもできます。
また、間取りもそうですが、家全体のメリハリを設計で考えた時、LDKには少しお金をかけて、アイランドキッチンにしたりすれば、より広いLDK空間となっていきます。
↓LDKにこもれるスペースの配置↓
この間取りでは、上図のように、一階はワンフロアの設計ですが、それに少しだけ、こもれるスペースを設けており、シーンに応じた使い方もしていただけるようにしています。
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ポイント3:二階に水回りとファミリークロークの設置
また、3つ目のポイントは二階に水回りを持ってきている所です。
↓二階に水回りの配置↓
このような家の配置をとると、
- 一階はパブリックスペース
- 二階はプライベート空間
として分けることができ、例えば急な来客があって、
- 洗濯ものがLDKに干してある!
- 気軽にお風呂に入れない!
などがあっても、困らない空間づくりができます。
さて、この二階に水回りを持っていくときのポイントですが、“二階の収納計画が大切”になっていきます。
水回り動線上にファミリークロークを広くとる事で、洗濯を干す、しまうの動線ができ、またご家族の各々が出かけるとき、お風呂に入る時、洗面をつかう際にさっと取り出せるようになります。
↓二階に水回りとファミリー収納の家事動線↓
こんな感じの動線ができると家事も楽です。
*たたむスペースは収納の中に板を設置する、もしくは、寝室のベッドなどでも良いかもしれません。
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30坪、3LDK、東玄関、中庭のある間取りまとめ
上記の3つのポイント以外で、外観の作り方ですが、
- 奥行感を考えつつ、
- 総二階、真四角ではなく、
- 二階を張り出したり、
- 玄関を引っ込めたり、
- また中庭への出入り口をつくったり
しています。
大きく家がみせつつ、30坪でまとめた間取りとなっていて、間取りは小さくても、土地はすべて活用するという考えをもとに東側玄関での設計です。
(外観の作り方に関しては、ある程度慣れも必要になってきますので、なるべく、少しでも解説していくようにしていきます。)
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【外観の予算】
外壁は、道路側からの見た目を考えて、二階一部をタイル外壁としていますが、ぬり壁(漆喰やジョリコート)などでも良いかと思います。
*外観の綺麗さのみを考えれば、すべて、外壁をタイルやぬり壁にするのが良いのかとも思いますが、価格が上がってしまうので、部分的に、
- 2階の外壁を道路側だけタイル:30~60万円程度
- 1階の外壁を道路側だけ塗壁:20万円前後
という感じでつかうのも一つです。
*
【その他】
子供部屋は4帖と小さいので、基本は寝るだけのスペースにし、一階に勉強できるようなサイドカウンターや書斎を設けていますが、そもそも大きなダイニングテーブルがあるので、シーンに応じて使えるようなスペースを持ってきています。
30坪、3LDKの間取りですが、収納や書斎が細かく配置してある間取りです。
参考にしてみてください。
ではでは。
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