間取り

【間取り01】:30坪、3LDK、東玄関、中庭のある間取り

投稿日:2022/04/20 更新日:

間取りの概要

  • 延床面積 104.97㎡(31.75坪)
  • 3LDK
  • 東側玄関
  • 土地面積 140㎡(65坪)
  • 収納量: 16.5㎡(家の延床面積に対して15.7%)
  • カテゴリ:30坪3LDKアイランドキッチン|2階建て|東玄関|中庭のある家|リビング階段|書斎|

***

30坪、東玄関、3LDK、中庭のある間取り

↓↓30坪、3LDK、中庭のある間取り↓↓

30坪、東玄関、中庭のある間取り

上図の30坪3LDK、東玄関、中庭のある間取りのポイントの解説をしていきます。

駐車計画は2台(3台止められるスペース)で、少しゆとりのある土地に家と外構計画を配置しています。

家づくりを考える際の一番最初に、

  • 駐車計画が何台必要なのか?』

は、すべての間取り設計でとても大切なポイントになりますので、予め検討しておくべき項目になります。

これから、一番ボリュームの多いであろう、30坪、3LDKの間取りを中心に、色々な間取りを記事でご紹介していきますが、駐車計画と土地の広さや向きを先ずは見ていただき、『自分の家ならどうすればいいか?』を考えていただけたらと思います。

また、間取りの解説として、毎回3つのポイントを解説していきます。

この間取りは、

  • 中庭をつくる壁
  • アイランドキッチンとL型のLDK
  • 二階の水回りとファミリークローゼット

の3つを解説していきますが、これから20個の間取りをご紹介していく中で、

  • 家づくりのポイント
  • 間取りを考える時のポイント

をご紹介していきたいと思いますので、そちらも合わせてご参考いただき、知識として知ってもらえればと思います。

***

ポイント1:中庭をつくる壁

という事でポイント1つ目、“中庭をつくる壁”から解説をしていきたいと思います。

↓中庭をつくる壁↓

中庭をつくる壁

この間取りでは、図のように、“中庭をつくるための目隠しを外壁でつくる”やり方を採用しています。

(最近の設計でよく見る手法になります。)

このように家の外壁で目隠しをつくる方が、

  • 外構で家と離して壁をつくるよりも、お値打ちになることが多い。
  • 家と一体化している為、家を大きく見せる効果も出てきます。

このような目隠しをすることで、外からは見られない中庭のある家を安価で作ることができます。

目隠しの為の予算を抑えた分で、ウッドデッキなどを広くとる、また、目隠しがあり外からの目線が気にならない間取りができる為、

  • カーテンを閉めず、
  • 窓を大きく配置できる

開放的なLDKにできます。

ここまで広いウッドデッキだと、70~80万円ぐらいは費用が必要になりますが、その効果は十分にあるように感じます。

***

ポイント2:アイランドキッチンとL型のLDK

ポイントの二つ目は、アイランドキッチンとL型のLDKについての解説をしていきます。

↓アイランドキッチンとL型のLDK↓

アイランドキッチンとL型のLDK

この写真のように、一つ目のポイントの続きでもありますが、外からの目線が気にならなければ、大きなLDKと中庭をカーテンを閉めずに生活することもできます。

また、間取りもそうですが、家全体のメリハリを設計で考えた時、LDKには少しお金をかけて、アイランドキッチンにしたりすれば、より広いLDK空間となっていきます。

↓LDKにこもれるスペースの配置↓

DENの配置

この間取りでは、上図のように、一階はワンフロアの設計ですが、それに少しだけ、こもれるスペースを設けており、シーンに応じた使い方もしていただけるようにしています。

***

ポイント3:二階に水回りとファミリークロークの設置

また、3つ目のポイントは二階に水回りを持ってきている所です。

↓二階に水回りの配置↓

二階に水回りの配置

このような家の配置をとると、

  • 一階はパブリックスペース
  • 二階はプライベート空間

として分けることができ、例えば急な来客があって、

  • 洗濯ものがLDKに干してある!
  • 気軽にお風呂に入れない!

などがあっても、困らない空間づくりができます。

さて、この二階に水回りを持っていくときのポイントですが、“二階の収納計画が大切”になっていきます。

水回り動線上にファミリークロークを広くとる事で、洗濯を干す、しまうの動線ができ、またご家族の各々が出かけるとき、お風呂に入る時、洗面をつかう際にさっと取り出せるようになります。

↓二階に水回りとファミリー収納の家事動線↓

二階に水回りとファミリー収納で動線がよくなる

こんな感じの動線ができると家事も楽です。

*たたむスペースは収納の中に板を設置する、もしくは、寝室のベッドなどでも良いかもしれません。

***

30坪、3LDK、東玄関、中庭のある間取りまとめ

30坪、東玄関、中庭のある間取り

上記の3つのポイント以外で、外観の作り方ですが、

  • 奥行感を考えつつ、
  • 総二階、真四角ではなく、
  • 二階を張り出したり、
  • 玄関を引っ込めたり、
  • また中庭への出入り口をつくったり

しています。

大きく家がみせつつ、30坪でまとめた間取りとなっていて、間取りは小さくても、土地はすべて活用するという考えをもとに東側玄関での設計です。

(外観の作り方に関しては、ある程度慣れも必要になってきますので、なるべく、少しでも解説していくようにしていきます。)

外観の予算

外壁は、道路側からの見た目を考えて、二階一部をタイル外壁としていますが、ぬり壁(漆喰やジョリコート)などでも良いかと思います。

*外観の綺麗さのみを考えれば、すべて、外壁をタイルやぬり壁にするのが良いのかとも思いますが、価格が上がってしまうので、部分的に、

  • 2階の外壁を道路側だけタイル:30~60万円程度
  • 1階の外壁を道路側だけ塗壁:20万円前後

という感じでつかうのも一つです。

その他

子供部屋は4帖と小さいので、基本は寝るだけのスペースにし、一階に勉強できるようなサイドカウンターや書斎を設けていますが、そもそも大きなダイニングテーブルがあるので、シーンに応じて使えるようなスペースを持ってきています。

30坪、3LDKの間取りですが、収納や書斎が細かく配置してある間取りです。

参考にしてみてください。

ではでは。

間取りページに戻る

***

↓↓Rebroathomeの間取り診断サービス、詳しくはこちら↓↓

アドセンス広告(記事下)




アドセンス広告(記事下)




-間取り

執筆者: