先回、先々回に引き続き、今回も統計データからトレンドチェック!
です。
の二つも合わせてご参考下さい。
今回も2つご紹介します。
それが
- 物価の上昇
- 通勤時間
です。
物価の上昇
先回の記事でご紹介した、住宅金融支援機構さんのHPで面白いデータが載っていました、それが今回の物価上昇のデータです。
リンクから見ていただくと解りますが、物価上昇でいくと、2013年の1月から2014年の1月にかけて、
大体4~5%の建築資材の上昇が見て取れます。
4~5%の物価上昇というと消費税増税が5%⇒10%に変わるのと同じような事ですよね。
*と言っても、あくまで物価(建築資材)の話なので、全体的なUPとも言えませんが
各社、様々な取り組みをしているようですが、
もし、何の対策も取っていない会社さんに家づくりをお願いした場合
単純に3000万円の家を買う場合、150万円ほど住宅価格が上昇しているというのが、グラフからわかります。
この物価上昇、1年間でこれだけ上がっており、消費税増税よりも怖いと言われるゆえんですね。
物価上昇は何故起こる?
では、何故物価上昇が起こるのでしょうか。
特に書く必要もないかとは思いましたが、せっかくなので、少し基本的な事も含めてご案内をしていきたいと思います。
まず、日本の住宅会社は、大手メーカーさんも含め、家づくりの多くを輸入建材に頼っています。
最近では、国産材をつかおう!といったキャンペーンも国がやってますが、それでも多くは輸入材です。
因みに、国産材を上手くつかうと、補助金が100万円とか出たりしますので、もしご興味あれば一度調べて頂くと良いかと思います。
*名古屋・愛知周辺エリアであれば、詳しい会社さんのご紹介などもしていますので、お気軽にお問合わせくださいね。
その前提をもとに2つの観点
- 円安
- 需要と供給
ですね。
円安の流れと併せて、現在、消費税増税による、住宅の駆け込み需要の傾向もあってか、大工さんの手配が間に合わないなどの話も聞きますので、重なっている状況です。
そういった流れもあり、実際に一年間で4~5%の物価上昇という流れになっているようにも思います。
さらに
気をつけたいのが、住宅は請負契約後、実際の発注までのタイムラグが結構ある事ですね。
どんな会社さんでも、契約してから3ヶ月~半年ぐらい後に部材発注する状況が考えられ、実は、建築会社さんとしても、この物価上昇における見積もり出しへの反映はとても難しいと言われています。
その為、住宅会社さんも、
- それらの物価上昇リスクをどうとるか?
- また、上昇を抑える工夫をどうするか?
は非常に頭を抱える所だと思います。
そんなこんなで、最近では、お値打ちに建てれた会社さんでも、建てられなくなってきているという話を良く聞きます。
また、この物価上昇に対応する為の対策をどうしているかは、会社選びのポイントになってきそうですね。
土地決定の参考に
最後に、もうひとつ別のデータを見ていきたいと思います。
土地決定において、通勤、通学などは、意思決定要因として非常に重要な要素になってきますね。
特にお子様の学区や通学距離は気にすべき項目ですよね。
で、
そうなってくると、少し後回しになりがちな通勤に関する統計データです。
上の図を見て頂ければと思いますが、やっぱり、通勤時間は、マンションを除けばどれも延びていますね。
土地探しにおいて、ここら辺の意識は皆様は如何お持ちでしょうか、是非参考にして頂ければと思います。
家づくりにおけるトレンドの把握や、今回の話で物価上昇に対する対策、家づくりといっても、会社を見極める必要が皆様にも出てきています。
これらは、一般の方だけで、なんとなる問題でもありません。
そいうった意味で、
物価上昇は少し気になっていた!
物価上昇で家の価格が上がるのは困る!
という方、名古屋・愛知周辺エリアで家づくりをお考えの方は一度お問合わせ頂ければと思います。
↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓
前のページ:住宅のトレンド、統計データをチェックPart2
前々のページ:住宅のトレンド、統計データをチェックPart1
参考記事2:今!太陽光はつけるべき??
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