先々回の続きの話『50坪、坪庭で1000万円以上の差が出た』の話をしましたが、今回はもう少し概要も含めてハウスメーカーさんで家を建てる時、割高になる間取りの話をさせていただきます。
『その間取りを考えるなら、ハウスメーカー以外も検討して下さいね。』
という話でもありますので、是非、ここで知識を付けて頂ければと思います。
ハウスメーカーの家は、基本は総二階の家づくり。
住宅ハウジングセンターに建っている展示場とは違い、実際に街中で見かけるハウスメーカーの家は、殆どが、真四角の総二階に近い形の家になっています。
そこからもわかりますが、ハウスメーカーさんの家づくりの基本は、真四角の総二階の家づくりです。
こんな感じの真四角で総二階(総二階という表現は、一階も二階も同じ大きさでそのまま建てること)の家の事です。
こういった家ですと、同じ坪数でも一番割安な家づくりが出来ます。
これはハウスメーカーだからという話でもなく、どこの建築会社さんでも同じです。
ですが、
もし、ハウスメーカーさんで家を考えた時に、
『真四角、総二階は何となく面白みもないな~、嫌だな~』
となった時に、
- 家に凹凸を希望する場合
坪庭、二階が飛び出る家、デコボコが多い家など - 1階部分が大きく、2階部分が大きい家
- 大きなバルコニーのある家
というような違いを設けることも出来たりします。
【↓↓真四角総二階じゃない家のイラスト↓↓】
といったイラストにしようと思うと、、、
ハウスメーカーさんの金額UPはかなりのUPになってきます。
普通に工務店、ビルダー、建築家との家づくりでも金額UPはありますが、ハウスメーカーさんのそれと比べると、全然金額UPは少ないです。
良い悪いは抜きにして、ここは基本中の基本ですので、『そうなんだ!』と覚えて下さいね^^;
少し実践的な話をしておきますが、
例えば、家づくりを考え始めて、ハウジングセンターに行った所から想像して、とある展示場のハウスメーカーさんの営業マンさんに坪単価を聞くとします。
お客様:『御社の坪単価はいくらになりますか?』
営業さん:『勿論、家の形などにもよりますが、60万円/坪単価ぐらいから出来ますよ』
という話を聞いたとします。
お客様:『坪庭とか良いな~って思っているのだけど、、、』
営業さん:『…これは弊社だから!という話でもなく、どこでもそうですが、坪庭やガレージ付きの家にすると家としては割高になります。
営業さん:『そうすると、坪単価もかなり上がってしまうので、、、。』
と話をされるとすると、ハウスメーカーさんだけでなく、どこでもそうなんだ!と思われる可能性も出てきますが、
そうではないという話ですね。
例えば、
【四角の家+総二階に近い家】が
- ハウスメーカーさん:60万円/坪
- 工務店さん:50万円/坪
だったとします。
ですが、上記のような
【坪庭やバランスの違う家】の場合は、
- ハウスメーカーさん:70~80万円/坪
(標準仕様から10~20万円/坪UP) - 工務店さん:55~60万円/坪
(標準仕様から5~10万円/坪UP)
といったような費用UPの幅が出てきたりします。
何故、ハウスメーカーは割高になるの??
何故、ハウスメーカーさんの家づくりの場合、必要以上に割高になってしまうのか??
ですが、こちらは、以前少しお話した、家の価格出しの積算方式というブログを詳しく見ていただければと思います。
ここでも簡単に説明しておきますが、
家の価格を出す時に、ハウスメーカーさんが採用している積算方式というのは、坪庭などの家づくりを計算すると、割高な家づくりとなってしまうジレンマがあるんです。
他の会社さんとの見積もりの出し方とは違うという事です。
*今は工務店さんやビルダーさんでも積算方式を採用している会社さんもありますので、具体的には間取り提案と金額を照らし合わせて、比較して、という作業も必要になってきますが、総じてハウスメーカーさんの場合は割高になってきますので、覚えておきましょう。
↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓
参考記事1:契約後の打合せ:勝負の神様は細部に宿る!
参考記事2:住む人が健康になる本物の家の建て方【おススメの本】
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