ハウスメーカー

大手ハウスメーカーの最近の住宅事情

投稿日:2014/05/25 更新日:

先回の記事の続きです。

結構伝えたい事に対する補足説明とかいれてしまっている為、長くなってしまいますがお許し下さい。

最近いってきた情報交換会の中で、15分だけ『これは!』と思った内容をお伝えしたいだけなんですが…、

話が業界すぎるので説明を入れてます。

で、先回の記事の続きの話をします。

大手ハウスメーカー、しかも私自身が一番気になっている住宅メーカーの営業マンさんにせっかくなので、何個か質問をしてきた中の一つ、

最近のハウスメーカーはどんな戦略を立てているのか。

の話をしていきたいと思います。

大手ハウスメーカーの戦略

大手ハウスメーカーは今、大容量の太陽光発電システム

昔(5年ぐらい前)は、特定メーカーだけが太陽光発電システムを勧めて、他は否定的、というのが住宅メーカーの構成でしたが、今や、どのハウスメーカーでも太陽光発電を推進しているようです。

しかも平均的な太陽光発電システムの容量(3~4Kw)ではなく、10Kwなどの大容量を載せる事を推奨しているのが現状の大手ハウスメーカーの戦略です。

理由は2つ

  • 太陽光発電システムで発電した電気を売却して月々の負担を減らす
  • 差別化がしにくい時代

という2点があるそうで、その話をしていきます。

太陽光発電で月々の費用負担を減らす

最近では、10Kwの太陽光発電を載せるというのも普通に増えてきており、お客様の考えとしても、『載せられるだけ載せたい!』という方が増えているような感覚です。

で、

10Kwの太陽光発電システムを載せるとなると、

月々2~4万円ぐらいは、売却できる話になってくる為、例えば、住宅ローンで月々10万円の支払いが必要になっても、実際の負担は6~8万円ぐらい。

しかも、毎月本来かかる光熱費はゼロ

という計算が成り立つようになります。
*現状の制度だけでお伝えしていますが
*太陽光シミュレーションはこちらで出来ますのでご活用下さい。リンク:リクシル

 

この話、元々、家の価格帯が高いハウスメーカーさんにとってみれば、太陽光発電の提案が如何に出来るかはかなりポイントとなっているようです。

例えば、

住宅ローンで3000万円借りるとした場合、月々の返済が10万円だった場合、太陽光発電を載せることで、実質の負担6~8万円ぐらい下がる計算が出来ますよね。

つまり、月々例えば8万円ぐらいと考えた時、太陽光を全く乗せない家と比較すれば、2400万円ぐらいの価格で家の話をしているような感覚を持つことが出来るという話ですね。

この話は、現状どのハウスメーカーでも見られる傾向なので、覚えておきましょう。

10kwの太陽光発電

家の性能で差別化が出来ない時代?

次に差別化の話ですが、

現状、家のハード面においては、

  • ハウスメーカーの何処何処だから良い!
  • ローコスト系のメーカーにはこれがつけれない!
  • 工務店はこれが出来ない!

というのもあまりなくなってきている状況というのは、以前からお伝えしている通りの話です。
*あくまで性能(耐久性能や耐震性能、断熱などの性能の話)

で、

現状では、最も差別化できるのが大容量の太陽光発電らしいのです。

これは、大手ハウスメーカーだから大容量の太陽光発電が載せられるという話ではありません。

単純に、大手ハウスメーカーぐらいしか現状、大容量の発電システムを会社から提案しない

という話です。

工務店さんや建築家さんと建てる場合は、こちらから要望として伝える必要があると言う話ですね。

後は、少しのノウハウや、申請書類が変わってきたりする為の知識を持っていない会社(工務店・建築家)も少ないですがいる事。

の2つから現状は差別化が出来ているようです。

因みに、大容量の太陽光発電システムを載せようと思うと、

*今回の話のような10kwなど

  • 屋根形状
  • 構造躯体の計算
  • 見栄え

の3つがポイント、家の制限にもなってきます。

屋根形状、見栄え、構造

なので、出来れば家づくりの最初の段階から要望としては伝えておきたい所ですね。

また、注意点としては、国の政策の変化です。

太陽光で発電した電気の売却単価や各種補助金の制度は、めまぐるしく変わっていますし、その申請の時期、家の完成時期によっても変わってきます

また、上でお伝えしている通り、現状この大容量発電システムはお客様の知ってる、知ってないで、変わってくる設備という話になります。

太陽光発電をもっと上手く活用する??

その為、もしそういった知識があって、太陽光発電を大容量載せたいという意思があった場合、

太陽光発電と家づくりの会社を上手く組合わせて、毎月の住宅ローンの返済負担額が3万円とか4万円という家づくりも可能になってきています。

少し調べてもらうのも一つかもしれませんね。

参考記事:太陽光発電をもう一度考えてみる

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