家のお金

家を建てる費用ってどうやって出してる?

投稿日:2014/03/02 更新日:

家を建てる際、やっぱり一番気になるのは家の費用、つまりお金の話ですよね。

ご相談を頂く中でも、家の費用、見積りに対する公平さを気にされている方が最も多い事からも、如何に“失敗しない家づくりをするか”を考えた時、この家を建てる費用に対する知識の必要性がうかがえます。

また、家づくりにおいて、

  • 坪単価30万円の家づくりもあれば、
  • 坪単価80万円の家づくりもあります。

よくよくこの坪単価で家の価格表記がされていますが、

『何が違うの?』

の具体的な質問に答えられる方もそうそういません。

実は、この家を建てる費用をチラシや広告を見ただけでは、家づくりの専門家でも、何が違うかは判らない状態なんです。

今回は、少しそういった家のお金に関しての知識を共有していきたいと思います。

家のお金ってどうやって決まる?

家を建てる費用は積算で出てる!

積算?と思われる方も多いかもしれませんが、覚えて頂ければ簡単です。

例えば、家を一軒建てるには、

  • 基礎工事
  • 大工工事
  • 外壁や屋根工事など

それぞれの工事が必要です。

ここら辺に関しては、どの会社でお願いするにしても工事の大きな項目は、変わりません。

そして、基礎工事なら基礎の種類(布基礎かベタ基礎)などの違いもありますが、

  • 基礎につかう配筋がどれぐらい必要
  • コンクリートがどれぐらい必要
  • 基礎屋さんに払う人件費はいくら?

と細かく別ける事が出来ます。

で、これらの工事内容を

  1. 細分化して
  2. すべてそれぞれの項目に別けて
  3. 費用を積み上げて
  4. 最終の家を建てる費用を割り出していく事

を積算と言います。

例えば、

  • 基礎工事.15000円/㎥.80㎥=120万円
  • 本体の木材工事がいくら
  • 外壁(サイディングやガルバリウム、タイル外壁など)の単価と必要な㎡数を掛け算していくら

という感じです。

中には、柱一本一本の価格や、釘の本数まで計算して、それを見積もり項目として出してくれる会社さんもあります。

こういった項目をそれぞれ積み上げて最終金額を出す事を積算(お金を積み上げて計算する)と言います。

この方法が、現在最も一般的な家のお金の計算方法になります。

積算方式が主流

家のお金を比較するのが難しい理由

家づくりを経験された事がある方であれば、共感いただけると思いますが、とにかく、この家を建てる費用の比較をするのが難しいんです。

何故難しいかというと。

  • 積算項目が200項目ぐらいある事
  • 積算項目の範囲が各社によって全く違う事

なんです。

家を建てる為の費用の計算で、この項目はこの範囲で!というのが決められていないんです。

もう少し具体的に言いますね。

例えば、外壁を計算してみようと思った時、家全体の外壁の量が300㎡だったとして

  • A社は300㎡×5000円で150万

と出していても、

  • B社はもっと細分化して

普通の910外壁が280㎡×4500円=126万円

出隅部分455外壁が40㎡×3000円=12万円

外壁の中に貼る透湿防水シートが300㎡×300円=9万円

として合計147万円としている所があったりします。

実際にAとBを比較するとなると、『A社は防水シートとか工事内容は入っていないの?』といった感じで疑問がさらに出てきたりします。

つまり、

積算といっても各社それぞれ違う範囲のものを積み上げています。

さらに、

もっと難しいのが、上記のAとBの比較で言えば、

実は、A社は透湿防水シートも入っていれば、B社の項目にない、そのほかの水切り工事なども一式で全て入っていたりします。

結果としては、A社の方の工事内容が安い!という場合もあるという事なんですね。

まとめ

少しこれまでの話をまとめます。

家のお金は積算方式で金額を出していくのが最も一般的な家のお金の計算方法だという事。

積算とは、それぞれの項目を積み上げて全体金額を出す方法という事。

注意点として、積算の明確な範囲が決まっていない為に、各社それぞれ独自の範囲で計算しており、単純にその項目毎でも比較が

難しいという事。

この三つの内容を次回以降掘り下げてお話していきますので、是非しっかりと知識のベースとして持っていただければと思います。

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