これからの家づくり

木造での家づくり(木造軸組工法)を100倍楽しむ方法【参考書の紹介】

投稿日:2016/12/11 更新日:

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12月も中旬になり、本格的に年末な感じですね。

年末のこのタイミングは、毎年、”家づくりのまとめ”を書いておりますが、今年も書いていきたいと思います^^

と言いつつも、毎年同じ内容はつまらないので、今回は、タイトル通りで、木造での家づくり(木造軸組構法)を100倍楽しむ方法【+参考書の紹介】というのを書いていきたいと思います。

家づくり関連の本は沢山ありますが、その中でも、年末年始のまとまった休みで質の良い勉強をして頂ければと思い、

  • 家づくりを100倍楽しむことが出来る本のご紹介

をしていきたいと思います。

参考記事1:家づくりで年末にしておきたい3つの事

参考記事2:家づくり、年末年始の過ごし方2015-2016ver

年末年始の過ごし方

“ゼロからはじめる木造建築入門”を読む!

はい、家づくり、木造建築を100倍楽しむ方法として、

を読んで頂くと良いかと思います。

…本当に100倍か?と突っ込まれそうですが^^;

ご紹介した本を読んで頂く事で、間違いなく“家づくりに対しての知識や考え方”は変わると思います。

因みに、例えば、本屋さんに行って、家づくり関連の本を探したとして、この本の装丁やタイトルを見ても、一般の方が手に取って買う感じの本ではありません^^;

また、どちらかと言うと、家を作る側(最初の勉強の参考書として)が読む本でもありますが、家づくりを考えている方が読んでも、ものすごく役に立つ内容です。

私は第8刷を持っておますが、初版が2009年3月(今から8年弱前)で、恐らく今現在は、10刷ぐらいまでされている本で、家づくりの本としては、かなりのロングセラー書になります^^

本の内容としては、

木造軸組構法(在来工法)を中心に、2×4工法(一部鉄骨やRCの事にもふれています)に関する“家の作り方”が細かく、解り易く解説している本です。

木造軸組工法の中でも、金物ピン工法(木造ラーメン構法)の事も少し書いてあり、幅広く取り上げてくれていますし、

家を建てる順番で、

  • どうように家がつくられていくのか??
  • その都度、作り方、やり方の違い

が書いてあります。

知識がグーっと増える!

ご紹介した本を読んで頂く事で、

  • 家づくり、木造軸組みがある程度解ってしまう!

です。

例えば、

  • 金物ピン工法↔在来工法

を自分たちで判断する事が出来るようになりますし、もし、『自分たちは一般在来でも大丈夫だな~!!』となれば、構法の選択によって、建築予算を下げる事が出来るかもしれません。

また、

  • 在来工法を採用
    →安心できる壁の補強をどうする

も自分で考えて選択できるようになりますので、コストダウンを可能にする事もできるかもしれません。

  • 耐震性能
  • 家の強度
  • 家の表現方法

などの、個別の悩みなども、全体的な知識を付けることで、自分たちで解消、消化する事が出来るようになるかもしれません。

はい、かなりパワフルな本だと思います。

細かい内容も書いてますので、サラッと読む事は出来ないかもしれませんが、それでも、解り易く解説してあり、内容がとても良い本ですので、一気に読めてしまう本だと思います。

*ゆくゆくの建築指南書としても

家づくりを100倍楽しむ‼

小さな工務店さんや建築家さんでの家づくりを考えるなら!

すごく良い内容の本ですが、一つだけ注意点。

それが、本の内容を100%あてはめようと考えると、

  • 小さな工務店さん
  • 建築家さん

との家づくりといった選択になってしまう可能性があるという所です。

住宅メーカーさんや大規模な工務店さんでは、上記であげたメリット(一部)を享受出来ない可能性があります。

例えば、

  • 構法の変更
  • 細かい仕様の変更

などは、そもそも大きな建築会社さんだと、“予め決められている仕様も多く、変更はきない”事があるという話です。

勿論、

  • 大手のハウスメーカーさん
  • 大きな工務店さん

でも、

  • “その建築会社さんの家づくりを理解する事”

に関して一役買う事が出来るかと思いますし、

  • もしかするとこういった事が現場で出来ない?

を伝える事が出来るようになるかもしれません。

また、

  • “現場が始まったら、自分たちで現場チェック”
    *大手さんの良い所をチェック:→例えば、基礎の配筋やコンクリートの厚みなど

も出来るようになると思いますので、既に建築会社を決められている方でも、参考にして頂ける本かと思います。

木造に絶対はない!という事は覚えておく

最後に、これだけお伝えさせて頂き、今回の記事を絞めたいと思いますが、

過去20~30年間、またこれからの未来に向けた家づくりにおいても、最も構造的な進化をしてきた、今後していくだろうと思われるのが、今回ご紹介した木造軸組構法だと思います。

その為、

  • 本に書いてある!

    これをしなければいけない!

が、絶対ではないとも感じております。

例えば、

本を読んでから、建築会社さんの話をした時

建築会社さん側から、

『私たちはこういった構法で、大丈夫だと考えています』

『その変更は、逆にお金がかかってしまいます』

という話も当然出てくるかと思います。

家づくりの難しい所でもありますが、それが正解かどうか?は“その会社さんの判断”が重要な所でもあり、そういった事の念頭に置いて頂き、建築会社さんと対話をして頂ければと思います。

短期間で知識を身に付けて頂く為の良書だと思いましたので、ご紹介でした。

因みに、この“ゼロからはじめる”シリーズはかなり色々なシリーズがありますので、気になったタイトルの本を読んで頂く事もありだと思いますし、

家づくりに関する良書はまだまだありますので、少しづつご紹介していければと思っております^^

ゼロからはじめる「木造建築」入門 [ 原口秀昭 ]

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

参考記事1:“住む人が健康になる「本物の建て方」”:オープン工法に関して

参考記事2:家づくり、年末年始の過ごし方2015-2016ver

参考記事3:家づくりで年末にしておきたい3つの事

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