間取り

【間取り17】:オープン階段と吹抜けのある35坪、4LDK

投稿日:2022/08/10 更新日:

間取りの概要

  • 延床面積:110.76㎡(33.5坪)
  • 4LDK
  • 南玄関
  • 土地面積:144.00㎡(43.56坪)
  • 収納量:12.42㎡(面積に対して11.22%)
  • カテゴリ:35坪|4LDK|2階建て|おしゃれ|南玄関|オープン階段吹抜け|対面キッチン|広いバルコニー|DEN|畳コーナー

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オープン階段と吹抜けのある35坪、4LDKの間取り

オープン階段と吹抜けのある35坪、4LDKの間取り

オープン階段と吹抜けのある35坪、4LDKの間取り

この間取りのポイントを解説していきます。

駐車計画は9m弱の間口で3台の並列駐車にしています。

この間取りのポイント

  • オープン階段と吹抜け
  • 小さな畳コーナーとDEN
  • 小屋裏収納の利用

の3つで、こちらは個別で解説をしていきます。

その他としては、

  • 面式キッチン+縦に伸びたLDK配置

は、おそらく日本の間取りにおいて最も多い配置ですので、参考にしてもらえるかと思います。

また、

  • 主寝室に小さなテーブルスペースを確保
  • 収納率は少ないけど、各場所に収納

なども参考にしていただけるかと思います。

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ポイント1:オープン階段と吹抜け

では、ポイントの一つ目、オープン階段と吹抜けの解説をしていきます。

この間取りのように、

  • 対面式キッチン
  • 縦に長いLDK

の配置は、間取りで最も多い配置になりますが、実は、この縦(南北)に長いLDKにする場合、奥側(北側)が少し暗くなりやすいという注意点があります。

そうなった際、明るさの確保を考えれば、

  • 吹抜けなどを設ける
  • 北側などにも広く窓を設ける

などが一般的ですが、吹抜けは家が大きくなってしまうデメリットもありますし、北側に窓が広く配置できない場合もあります。

そんな時に考えてみたいのが、今回ご紹介する“オープン階段と吹抜けのセット”です。

セットと言っても、吹抜け部分はごくわずかなスペースで良く、オープン階段部分がそのまま吹抜けの役割も果たしてくれます。

吹抜けとオープン階段の説明

この間取りは、吹抜けを真ん中に持ってくることになり、この位置であれば、

  • 01・02:LDKの真ん中から二階の光を入れることができ、
    LDK全体が明るくなります。

また、意識しておきたいことは、階段部分に窓を設けることです。

そこから光が入れられる配置計画にすることで、この間取りは、

  • 03:階段の南側に部屋をもってこずにバルコニーにして
    南から光が入る形になっている

いる所です。

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オープン階段と生活動線

また、階段の位置から生活動線を考えても、リビング階段ですが、

  • 玄関から階段までの動線
  • 二階の各部屋までの動線

が短く済むような配置にしています。

リビング内階段+オープン階段(吹抜け)となる為、気密・断熱性の高い家がベースとなる間取りにはなりますが、縦に長いLDKを考える時の参考にしていただければと思います。

(階段下の使い方などもいろいろと検討してみてください。)

“天井が高い家にする”は吹抜けが正解??

:吹抜けにはデメリットもあり、そちらの解説しつつ、解決方法の一つをご紹介しています。

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ポイント2:小さな畳コーナーとDEN

はい、2つ目のポイントは小さな畳コーナーとDENです。

テレワークなどが増えてきている昨今、リビングと同一フロアにDENがあることがとても重宝されます。

また、小さくても畳コーナーなどがあると、例えば、

  • お子様のお昼寝スペース
  • ストレッチスペース
  • LDKに+ワンポイント

などの活用が出来たりします。

上記のような活用方法であれば、大きさというよりも、“あるか、ないか”が大切となってきたりしますので、DENは1.25帖畳コーナーは2.5帖と小さいスペースではあるものの、使える空間になるかと思います。

ライフスタイルに合わせた部屋配置となり、必要かどうかの検討はありますが、畳数にこだわらない設計として参考にしていただければと思います。

因みに、こういった畳数にこだわらない設計は、お施主様の希望がないと提案されませんので、必要な場合は、意識して要望として出すようにしてください。

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ポイント3:小屋裏収納の利用

ポイントの3つ目は収納です。

この間取りの収納量は、15%を切る間取りです。(ここ立て続けにそのような間取りをご紹介していますが。)

もちろん、

  • 玄関のシューズクローク
  • 二階の納戸
  • 主寝室のWIC

はありますが、スペースとしては小さく、また

  • ウォークインのパントリーなどはありません。

細かい収納

このように、細かい収納はある程度確保しているものの、それでも少し収納が少ない印象も出てきます。

(DENや畳コーナーで面積を取ったため)

そんなときに意外と活用を考えると良い場所として、小屋裏の空間を収納にしてしまう事、です。

小屋裏をつくって収納を確保する

このように、

  • 01:階段を追加する
    (スケルトン階段ではなく、普通の階段で費用としては20万円前後)
  • 02:小屋裏空間を収納として利用する
    (フローリングでなくシート系のフロアで予算を抑えて、20万円程度/坪)

で、作ることで、収納が一気に増えたりもします。

もちろん、適材適所の収納ではありませんので、小屋裏収納は最後の砦ではありますが、どうしても収納に困った際は小屋裏の利用を考えてみるのも一つかと思います。

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オープン階段と吹抜けのある35坪、4LDKの間取りのまとめ

オープン階段と吹抜けのある35坪、4LDKの間取り

はい、上記のようなポイントを参考にしていただき、オープン階段と吹抜けの間取りの参考にしていただければと思います。

因みに、外観ですが、こちらもシンプルモダンな外観にしていて、

  • 玄関ポーチ
  • リビングの南側の窓部分(ウッドデッキ部分)
  • 二階の主寝室の前の窓

部分には庇がしっかりとくるように配置をしつつ、ツートンで色分けをしている外観づくりにしています。

玄関とリビング南側の庇は、1.35mと少し大きく出したため、それぞれに柱で支えるような設計にしています。

(90㎝程度であれば、柱は不要です)

今回のような外観は比較的多くみかける外観ではありますので、そちらも参考にしていただければと思います

ではでは。

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