【間取りの概要】
- 延床面積:109.24㎡(33.05坪)*吹抜け3坪含む
- 3LDK
- 南玄関
- 土地面積:126.63㎡(38.31坪)
- 収納量:15.73㎡(面積に対して14.4%)
- カテゴリ:30坪|3LDK|車一台|広々玄関ポーチ|2階建て|南玄関|おしゃれ|吹抜け|アイランドキッチン|かわいい|タイルの家|リビング階段
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目次
30坪、おしゃれな3LDKの間取り
↓30坪、おしゃれな3LDKの間取り↓
この間取りのポイントを解説していきます。
駐車計画は1台で、土地は38坪と比較的小さな土地での二階建ての30坪(吹抜け除くと)、3LDKの間取りです。
間取り自体はシンプルで、アイランドキッチンのある3LDK。
また、“外からの目線が気にならないような窓配置”と“日当たり”を考えて吹抜けを設けつつ南側の窓配置を計画しています。
(外観をおしゃれに、色々と配慮して、間取りを考えました。)
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ポイント1:おしゃれな玄関ポーチとゲート
家の外観をおしゃれにするために、考えていただきたいのが、家の奥行感です。
(家の奥行感、これまでの間取りの解説でもお伝えしている内容です^^)
その奥行感を、あまり予算をかけずに表現する方法の一つとして、玄関ポーチを大きく出す方法がありますが、今回の間取りがその手法です。
この間取りでは、玄関ポーチを大きくとりつつ
- 大きな柱を配置してタイルを張る
- 玄関の前にゲートを作る
- 外構と一体化して家の広がりを見せる
ことで、抜け感と奥行感を表現しています。
、、、
“玄関ドアの前につくるゲート”は、家づくりでもレアなやり方ですが、そういったレアな感じも人を引き付ける要素になります。
ゲートから玄関ドアまでの奥行のある玄関ポーチも含めて高級感も出てきます。
さて、こういった玄関ポーチをつくる際の予算ですが、
- 玄関ポーチの屋根:40万円程度、
- 床のタイル:40万円
- アイアンのゲート:15万円程度で造作
- 壁のタイルなど、細かい表現UP分として:40万円程度
(大判のタイルを考えると高く見積もって) - 外構と植栽とベースのステップ:50万円程度
ぐらいの予算が必要にはなりますので、安くはありませんが💦
- おしゃれにする=周りとは違う
を考えると、ゲートをつくったり、周りの外構も少し変えたりして、坪数以上に大きく見せる方法で、より周りと違う家づくりになっていきます。
(外構と一体化した家づくりは、高級感も出すことができます。)
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ポイント2:外壁をあえて厚くして、おしゃれに窓を配置する
二つ目のポイントも外観に関してです。
先ず、この間取り提案で敢えてしているのが、南側(道路側)の外壁を厚くしているところ。
↓↓↓
そうすることで、南側の窓が外壁の奥の方(室内側)につき、壁の厚みが強調されて家に重厚感がでるようになります。
(間取りにゆとりがあれば、壁を厚くした部分を収納などにつかってもいいです。)
このような窓と壁の表現方法は『あ、この家、なんか素敵だね!』と見せる工夫の一つとして覚えておいていただくと良いかと思います。
また、このように窓配置で外観を見せる場合、バランスよく、またシンプルに配置する重要性が増します。
(もちろん、間取り(中身)も大切でそこも含めて考える必要があります。)
この間取りだと、リビングの窓をポイントとしてますが、吹抜けと、そこに合わせて、縦に大きな窓が連装されている感じになっていています。
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ポイント3:間取りはシンプルな3LDKの30坪だけど、壁は意識する
3つ目のポイントは間取りについて。
間取り設計自体はとてもシンプルな30坪の3LDKの間取りになっています。
- 二階建て
- 3LDK
- 30坪
- リビング階段
- 吹抜け
- ウッドデッキがつながるLDK
- 広いシューズクローク
という要素が入った設計で、ご相談者さんの要望は、網羅している間取りです。
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また、玄関土間とSIC(シューズインクローゼット)の作り方は、使い勝手というよりも、インテリアでの見せ方をメインに考えてますので、そこの内装の話をしていきます。
玄関とSICの壁をつかって、
- ニッチなどを設ける
- 絵画や写真などを飾る
などしてもいい感じにみえてきます。
“玄関入った時に、最初に見える場所にインテリアでポイントをつくる”は、家づくりで考えるべきポイントの一つですが、家をおしゃれに見せる工夫として、ここの意識も大切です。
上記のように、壁に何かを飾る、ここで何を見せる?を考えると、色々と発想が出てきます。
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30坪、おしゃれな3LDKの間取りまとめ
はい、今回の間取りは、おしゃれさを結構意識して初回提案を作りましたので、ここでの解説もそういった解説にさせていただきました。
ただ、その為に、収納が15%を切ってしまったりしているので、そこら辺はバランスかなとも思います。
(吹抜けの面積を入れた計算ですので、吹抜けを除けば15%は上回ります。)
(間取り相談者さんには、その後、収納計画を改善したものをお送りしております)
また、中身としては、
- LDKと吹抜け
- アイランドキッチン
- リビング階段
- 二階のホール
- ウッドデッキ
の6つが同一空間として重なってくる間取りで、こういった広い空間の場合、インテリアコーディネーターさんとの打ち合わせがとっても大切になってくるので、どんなコーディネーターさんが付いてくれるのか?は事前に聞いておきましょう。
あと、最後に吹抜けの補足説明ですが、吹抜け部分は将来的に吹抜けをやめて床を張って将来一部屋にできる空間にもなります。
(ライフスタイルの変化を考えて、はじめは吹抜けを設けておくのも一つの考えです^^)
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、、、おしゃれな間取り、の定義はむつかしいので、『これはおしゃれじゃない!』というご意見もあるのは重々理解しております💦、、、ので、ご容赦ください。
今回の間取りづくりのイメージはフレンチモダンな家でした^^
外観や間取り、周りと違う家+バランスの良い窓配置、などを参考にしていただければ幸いです。
ではでは。
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