間取り

【間取り06】:二階にお風呂と洗面の水回り動線のある30坪、3LDK

投稿日:2022/05/25 更新日:

【間取りの概要】

  • 延床面積 105.79㎡(32.00坪
  • 3LDK
  • 南・東玄関
  • 土地面積 145.75㎡(44.09坪)
  • 収納量: 17.39㎡(面積に対して16.4%)
  • カテゴリ:30坪3LDK二階お風呂二階洗面インナーバルコニー|2階建て|南玄関|畳コーナー|書斎|2面バルコニー

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二階にお風呂と洗面のある30坪、3LDKの間取り

二階にお風呂と洗面のある30坪、3LDKの間取り

二階に風呂洗面のある30坪3LDKの間取り

この間取りのポイントを解説していきます。

先ずは駐車計画からですが、車は3台で、この間取りも間取り05と同様に、土地が角地に位置しているので、計画によっては、4台、5台と止められますし、2方向から家が見えるため、南側、東側から見ておしゃれに見えるように、設計をしています。

間取りの一番の特徴としては、30坪の3LDKの中で、2階に水回り(お風呂・洗面)を持ってきたところです。また、それに伴って1階はワンフロアの大きなLDKと畳コーナーとウッドデッキがあるところ、窓をつける位置や外壁を見せる位置などメリハリを利かせた間取りにしています。

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ポイント1:二階にお風呂と洗面がある間取り

先述しましたが、この間取りの一番のポイントは、二階に水回り(お風呂・洗面)を持ってきているところです。

二階に水回りを持っていく事で、

画像のような動線が可能になります。

  1. 二階で洗濯物をし
  2. そのままインナーバルコニーで干す
  3. 近くのファミリークローゼットや各部屋にしまう

二階洗面の家事動線という動線がスムーズにできます。

また、二階にお風呂と洗面を配置することで、

  • 一階:パブリックスペース
  • 二階:プライベートスペース

として完全に分けることができるようになるのが、この二階に水回り(お風呂・洗面)がある間取りの良さになります。

逆に、二階にお風呂・洗面を持ってくる場合、各部屋の配置を考えると、2階のボリュームが大きくなる所は注意する必要があります。

(各居室の大きさがあまり大きく取れない場合もあります)

この30坪3LDKの間取りでも、各部屋の大きさは小さくしています。

ですが、この間取りの場合は、各部屋からバルコニーに出られるようにしており、その分で大きな窓を各部屋に配置し、空間として広がりのある部屋(間取り)にしています。

また、二階にお風呂や洗面がある間取りは、お勧めなのですが、多くの方から言われることとして、『老後が心配』という話です。

ここは考え方、にもよりますが、ご相談者さんとしては、階段が上がれなくなるタイミングを考えた時、おそらく50年、60年後ぐらいの話になるから、、、そのタイミングで、何らかの対策を考えれば、という感覚でした。

そういった考え方も一つだと思いますし、おそらくですが、普通の間取りをつくったとしても、50年後、60年後であれば、大きくリフォームする場合も多いかと思いますので、考えの一つかと思います。

(むしろ、50年後、60年後を考えるのであれば、リフォームしやすい構造にしておくことの方が大切かもしれません)

(例えば、将来、昇降機を階段に設置するでも良いかもしれませんね)

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ポイント2:一階は広々としたワンフロアのLDK

ポイントの二つ目です。

2つ目は、一階に水回りがないので、一階は、玄関とホールを除けば、広々としたワンフロアのLDKが配置できるところです。

この間取りだと、

  • LDKで20.25帖
  • 和室で3帖+収納1帖
  • 外に繋がるウッドデッキと南側のお庭

がつながる広々空間になります。

全体で32坪の家としては、かなり広々とした空間設定ができやすいのも、二階にお風呂や洗面を持ってくることのメリットになります。

また、空間を広くとる時に大切なのは、窓の配置です。

  • 玄関に立った時に、ウッドデッキや植栽が見える
  • 和室に座った時に、ウッドデッキやお庭が見える
  • サイドカウンターに座った時に、外が見える

窓配置の基本

など、広く見せる工夫は窓でも考えられます。

  • どこから見ると、どう見える?
  • 何を見せる?

を考えて窓配置を考えると、より素敵な間取りになっていきます。

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ポイント3:バルコニーは必要?

最近の家づくりでは、洗濯ものを室内干しにされる方も増えています。

その流れから、バルコニーを無くす方も増えていますが、そちらをポイントの3つ目として解説していきます。

先ずは、バルコニーの有り無しでのメリットを考えてみたいと思います。

【バルコニーを無くすメリット】

  • バルコニーの費用が削れる

使い道がなければ、削ってしまうのも一つの手です。

バルコニーの予算としては、坪単価の2分の1から3分の1ぐらいですので、例えば坪単価60万円の家であれば、バルコニーが2坪あれば、40~60万円の削減になります。

  • 家をシンプルに見せる

また、シンプルモダンが主流の注文住宅ですが、バルコニーを無くすことで、よりシンプルな家が出来やすいのもメリットになるかと思います。

【バルコニーをつけるメリット】

  • 部屋が広く感じる

バルコニーをつけることで、大きな窓を設けることができるため、部屋を広く見せることができるのもメリットの一つです。

  • 外観に凹凸をつけやすい
  • 一階部分に庇が出来やすい

あまりダラダラと書くと長くなってしまうので割愛しますが、メリットも当然あります。

生活を考えて必要がないと判断した場合でも、メリットは知っておき、つけないなりの対策も考えておくと良いかと思います。

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二階にお風呂と洗面の水回り動線のある30坪、3LDKの間取りまとめ

二階に風呂洗面のある30坪3LDKの間取り

これらの3つのポイントの他に、外観の話を少ししておくと、外観はモダンな展示場のような感覚でデザインを考えていて、特徴としては“大きな庇”です。

庇を大きく出すことで、30坪、3LDKで総二階に近い間取りではあるものの、家の奥行感が出てきます。

大手ハウスメーカーさんの展示場なんかを庇をキーワードにしてみて回るととても勉強になったりするので、お勧めです^^

はい、という事で、庇の計画も、家づくりで大切なイメージづくり、家づくりの最初のタイミングで考えておきたいところでもあります^^

ではでは。

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