間取り

【間取り05】:35坪、3LDK、ビルトインガレージ

投稿日:2022/05/18 更新日:

【間取りの概要】

  • 延床面積 119.28㎡(36.09坪)
  • 3LDK
  • 南玄関
  • 土地面積 153.79㎡(46.52坪)
  • 収納量: 24.84㎡(面積に対して20.1%)
  • カテゴリ:35坪3LDK|アイランドキッチン|2階建て|南玄関|ビルトインガレージ|書斎|おしゃれ

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35坪、3LDK、ビルトインガレージのおしゃれな間取り

35坪3LDKビルトインガレージ

35坪、3LDK、ビルトインガレージの間取り

この間取りのポイントを解説していきます。

先ずは駐車計画から。

車は2台ですが、角地で46坪の土地なので、取ろうと思えば3台、4台、5台と止めれる土地です。

また、この間取りで最も意識したのが、角地という事から、2方向から家が見え、“どこから見られても耐えられる外観”づくりでした。

(こちらはポイントの1つ目でご説明をします。)

また、土地を有効活用するために、また、家を大きく見せる為に、ビルトインガレージを採用し、奥行感のあるおしゃれな間取りにしていますが、ビルトインガレージは意外とコスパも良いです。

(特に、小さめの工務店さん、もしくは建築家さんとの家づくりを考える際はお勧めです。

  • 外観とビルトインガレージ
  • 20%を超える収納量
  • 35坪で3LDK

の3つを解説していきます。

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ポイント1:おしゃれな外観とビルトインガレージ

↓南側の外観と東側の外観↓

南側と東側の外観パース

はい、一番のポイントは、外観です。

間取りの概要でもお伝えしましたが、土地が角地ということもあり、外からの目線をなるべく防ぎつつも、どちらから見てもかっこよくなるように、を考えて設計しています。

表現が難しい所もありますが、

  • 東側:手前にビルトインガレージがきて奥に家がくる奥行感
  • 南側:二階まで続く壁が綺麗にみえ、家を大きく見せる

ようにしています。

通り抜けられる玄関ポーチ

また、この図のように、35坪の坪数には含めませんが、玄関ポーチは二方向からアクセスでき、通り抜けられるようにもしています。

ビルトインガレージからもつながる玄関で、提案はとてもご好評を頂けました^^)

ちなみに、ビルトインガレージ含めた外構費用ですが、かなりの金額を計上する必要があり、

  • ビルトインガレージ:150~200万円
    (小さな工務店、建築家さん価格)
  • ウッドデッキ:40万円
  • 外回りの壁で150万円程度
  • 植栽10万円
  • 駐車場などのコンクリートで100万円

ぐらいが必要になってきそうです。

、、、ここまでする必要があるか?

とも感じるレベルだとは思いますが、間取り04でも解説しましたが、外構の予算計上は、家の出来栄えに直結していきますので、どのような家の提案であっても、ある程度多めに取っておくと良いかと思います。

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ポイント2:20%を超える収納量

次にポイント2ですが、35坪で3LDKは、今の家づくりで言えば少し大きい感覚もあります。

このようにしている理由として、収納量の多さが特徴の間取りになっています。

全体の坪数に対して20%を超える収納量を確保しているので、かなりの量の収納スペースを設けています。

収納計画

(↑こんな感じの収納)

そのため、3LDKですが、35坪を超える間取りとなっています。

これに関しては、お施主様のご要望をなるべく反映した収納計画となっていますが、これぐらいあると生活していてもなんでも収納できる、という感覚になりそうです。

また、最近、広い洗面脱衣室をとって、それを室内干しできるランドリールームとして活用したい方が多く、この間取りでも、幅が2700㎜の広めの脱衣洗面室をつくっています。

また、ランドリールームとして使うのであれば、洗濯ものをそのまま収納できるファミリークローゼットを隣に配置することで、より使いやすい間取りとなっていきます。

収納は、

適材適所に配置することが一番優先的な項目になりますが、その次にそもそもの収納量の確保が大切です。

目安としては15%前後の収納計画をとれると、注文住宅の間取り提案としては、良いのではないか?と思います。

*収納に関しては別ページで解説をしていきます。

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ポイント3:35坪で3LDK

ポイントの3は、ポイント2の続きです。

最近では30坪前後での3LDKの間取りが多く、私もそれぐらいの間取り提案をすることが多いです。

理由としては、予算的なところ、また、無駄に大きいのは固定資産税や光熱費も余計にかかりやす為です。

ですが、この間取りのように、35坪で3LDKまですると、実は色々な提案ができるようになります。(坪数が増えれば価格は当然あがりますので、ここは希望予算との相談になるかと思います。)

そこで意識してもらいたいポイントとして、設計者による違いが出やすいのが、35坪以上の間取り提案というところです。

これまでいろいろな会社の間取り提案を見てきてきましたが、特に35坪以上の間取りになると、本当に違う提案がいろいろと出てくるように思います。

もし、35坪以上の間取りを希望する場合、また3LDK以上の間取りを考えている方は、できるだけ、色々な方の提案をみるようにしていただければと思います。

35坪、3LDK、ビルトインガレージの間取り

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35坪、3LDK、ビルトインガレージの間取りまとめ

これらの3つのポイントの他に、

  • マンションリノベーションでよくつかうDEN(SOHO)
  • アイランドキッチン
  • ウッドデッキ

などポイントになる場所もありますので、全体の提案を見ながら『私だったらこうするな』も含めて参考にしていただければと思います。

【外観について】

また、外壁に関しては、部分部分で外壁材の色を変えたり、また、外壁自体の立ち上がりの高さを変えたりします。

この35坪3LDKの間取りのように、南側からみると、フラットな四角い外観に見えけど、東からみると、片流れとフラット屋根の組み合わせが分かる、といった工夫をすることも可能です。

、、、

多分、同じ条件で再度ゼロから考えたら、私自身も全く違う提案になりそうだな~と思いながら(笑)間取りを楽しんで書かせていただきました。

細かいところのご質問などあれば、RebroathomeのHPから直接お問い合わせください^^

ではでは。

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