今回は、注文住宅での家の予算を下げる方法の一つ、窓を減らすに関して書いていきたいと思います。
【ご家族間で、こんな話合いがあった。】
『4LDKぐらいの注文住宅が良いな~』
『私は、雑誌やネット、SNSを見てて、こんな家のイメージが良いと思ってるよ♪』
『10月から、住宅ローン控除も多く受けられるみたいだし、、、』
、、、
『あと、、、予算は、どうする??』
『そうだね、家の総額(コミコミ)で3000万は絶対超えたくないよね!』
『うん、安ければ越した事もないけど、あんまり安いのも心配だし、、、でも、出来れば2500万円ぐらいで済ませたいよね。』
という感じで家づくり、注文住宅の話が進んでいき、いざ、気になる建築会社さんを見付けて、打合せ。
、、、
1回目の要望のヒアリングを経て、2回目の間取りの提案。
少し修正点をお伝えしつつ、大方の間取りは納得するものだった。
そこで、いよいよ予算が出てくるタイミング。
【担当者さんとの打合せ】
担当者さん:『この間取り、35坪で、、、総額は、こちらになります。』
(お客様の心の声)―――
『、、、う~ん、総額で2800万円か、、、でも、この中に含まれていない費用もまだまだありそう。。。』
『予算オーバーだな~、、、でも、建築会社さんを今更変えるのも微妙だし、面積は減らしたくないし、太陽光発電とか、換気システムとか、断熱性能とかは、絶対にこの仕様のままが良いし、、、』
『そういえば、引越費用、家具、照明カーテンの費用も考えないと、、、』
―――
お客様『、、、う~ん、ちょっと考えますが、もう少し予算を抑えることは出来るでしょうか?』
、、、
となった時の話です。
注文住宅の家の予算を下げる方法って??
はい、かなりザックリ言えば、注文住宅の予算を下げる主な方法としては、
- 1.面積を減らす。
- 2.施主支給を考える。
- 3.競合他社を入れて再度比較検討する。
→値引き交渉を行う。
という3つが大きく考えられます。
また、もう少し細かい事を言えば、
- 4.設備(例えば太陽光発電など)の有り無しの検討
- 5.設備(例えば太陽光発電など)の量の変更を検討
- 6.設備(例えば太陽光発電など)の支給メーカーの変更を検討
なども考えられます。
(*設備というと、太陽光発電を例に出しましたが、例えば、断熱材の種類や、建具の仕様、フローリングの仕様や外壁の仕様など、注文住宅を考えると、ほぼ全てのものが挙げられます。)
この設備ですが、本当であれば、予算削減に大きく関係してくるので、臨機応変に考えたいところ、、、なのですが、『この設備を辞める!』という結論に行きつくお施主様も意外と少なかったりします。
ただその中で、注文住宅だからこそ、削り易いポイントとして“窓”がありますので、ご紹介してみたいと思います。
注文住宅の家の予算を下げる方法:窓を減らす
はい、この話をお伝えするキッカケとなったのが、普段の間取り相談をおこなっていて、です。
窓ですが、
- 必要のない所に窓が二つあったり
:もちろんデザイン上、二つあった方が良い!という場合もあります。 - 予算的に高い窓がバンバンついていたり
:例えば天窓や、オーニング窓など - 逆に必要な箇所についてなかったり
:風通しや日当りを考えて、必要な場所に必要な窓
…
はい、そんな提案をよくよくお見受けします。
窓は日当りや風通しはもちろん、家の内側からの見える景色を考えた時にとても重要な要素です。
ですので、無理に窓を少なくする事は辞めてもらいたい内容ですが、
例えば、以前の間取り相談で、
こんな感じの窓の提案がありました。
何となく素敵に見える提案でもありますが、色々と考えると、かなり勿体ない窓配置になっているように思います。
これを
こんな風に窓を減らすだけでも、
- 一階の窓が4つ
- 二階の窓が4つ
減らすことが出来る為、恐らく20~30万円の予算ダウンが出来ます。
家づくり、間取りづくりにおいて、
- “窓ではなく、そこは壁の方が生活しやすい”
も当然にあります。
外観も含めて、外からの見え方も含めて、窓でデザインしようとする感覚は無い方が良いかもしれません。
窓を減らすことで予算Downできること
はい、窓が少なくなれば、
- カーテンが減らせます。
例えば、上でご紹介した間取りだと、カーテンもオーダーだったりしてくるかと思います。そういった所も減らせると考えれば、予算的もさらに下がってきます。
また、
- 準防火地域での家づくりであれば、窓の耐火性能を良くしないといけない為、窓一つの単価も増えてきますので、その効果も大きいです。
- 窓が減れば、窓につくシャッターも減ります。
- 天窓やオーニング窓など、単価の高い窓は辞めれば、それだけでも予算Downが出来ます。
などなど、
はい、
“窓です!!”
ご自身の間取り提案を見て頂いて、
- 窓の数は多くない?
- 不必要な窓はない?
- 費用の高い窓はない?
- 2つを1つにまとめれない?
などを検討して頂くと意外とコストダウンにつながりますのでご参考下さい^^
【↓↓参考記事はこちら↓↓】
参考記事01:madori001-01,02間取り動画配信しました。
参考記事02:madori001-03トキメク間取り動画
参考記事03:【間取り実例】二階に水周りのある間取りも検討しよう!
【絶対!素敵な“家”にする!vol2】
ーーー
【↓間取り診断、詳しくはこちら↓】