今回の話は、先回の話の続き、下請業者さんの話をする事になりますが、先ずは簡単にこの話をするきっかけの話をさせて頂きます。
先日、とあるローコスト系の建売住宅の現場待機を2時間だけしてきました。
俗に言う建売住宅の土日の現場待機です。
見学に来たお客様のアンケートを取ったり、簡単な現場の説明をさせて頂く事です。
*結局、その時間は誰もこられず、私が接客をする事は無い状況ではありましたが
建売住宅の現場をじっくり個人的に見たかった!
という事から、お願いして2時間だけ同座させて頂きつつ、その間に、色々と現場を見たり、構造の話を聞いたりとしていました。
因みに普段、建売住宅の現場待機は、
- 多くの営業マンさん(不動産屋さん)は車の中にいたり、
- 現場の中でテーブルを設け(床が傷つかないようにマットを敷いて)、待っています。
雑誌を読んだり、スマホ、タブレットを見たりと、待機中は意外と?
…というかご想像通り、人が来なければやる事がありませんので、そんな感じで待機している事が普通だそうです。
私の場合、その事を事前に聞いていたので、待機中は、ノートパソコンを使わせて頂いていました。
その時の話です。
実は、丁度良い位置にパソコンを使う為のコンセントが無かったんです。
『ここにコンセントがあったら便利なのに…』
といった感じを思いつつも、『建売住宅だし、しょうがないね』を感じていました。
と、同時に
『でもちょっと待って、…注文住宅であればこれを回避する事は絶対に出来るのだろうか?』
を考えていました。
ここら辺の細かな話って、実際に家が建って、その人が生活する上で、家の使い勝手を考える際に、思う事も多いのでは?
と思ったのが今回の話です。
はい、今回は、建売住宅の話ではなく、せっかくの注文住宅だからこそ!という話をさせて頂ければとも思います。
注文住宅だからこそ、現場での調整を
以前、建売住宅の話:建売住宅が安い3つの理由
をこのブログでお伝えしておりますので、そちらもご参考いただきつつ、今回はせっかく注文住宅で建てるならという話をしてみたいと思います。
先日、建売住宅の見学会に行った際にコンセントに位置で不憫さを感じた事から話をさせて頂いていますが、家づくりは、現場に立って初めてわかる事も多いように思います。
完成した後で解る事も多くありますが、それでは少し遅い。
『しまった!!』を回避する為にも、
建築途中でも、実際に家が建ち始めて、その場に立って見て、変更の要望を出していってもらいたいんです。
重要です。
建築が始まって、その場に立つ事で
- その家のスケール感や各部屋の大きさ
- 生活イメージや実際の動線
がイメージ出来る事も多いです。
注文住宅の場合は、当然ですが、事前に家のイメージをつける為、着工までに、CGパースなどを駆使したり、なんとか頭の中にまだ実在しないものをイメージしていく作業というのが必要です。
しかし、そのイメージを頑張ってしたとしても、細かい話として
- コンセントの高さ調整
- 照明計画の位置の調整
- 窓の大きさ、高さなどの調整をして、中から見える景色や外から見える景色などの調整
- ドアや引き戸の開き勝手
などは(まだまだありますが…)、建築が始まってからでないと解らない事も多くあります。
当然ですよね
そういった細かい調整を変更出来てこその注文住宅のようにも思いますので、是非、バンバン変更や、追加をしていきましょう!!!^^/
勿論、建築会社さんによっては、
- 上記内容が現場で変更できる会社さんと出来ない会社さんがあったり。
- いつまでに要望を出せば変更出来る。
などの違いはありますが…
建売住宅は、内装などが初めから決まっているから安くできる
少し話しを元に戻しますが、建売が安く出来る一つの要素として、内装が初めから決まっていると言う理由があります。
*以前のブログでも書いてますが、注文住宅とは家づくりにかける時間が、(打合せ時間や実際の建築時間)が違い、人件費を抑える事が出来ます。
また、まとまった材料を一括発注する事でコストダウンを測ったりしています。
ただし、
裏を返すと、フローリングの素材やビニールクロスといった素材だけを見れば、注文住宅と変わらない素材(注文住宅での標準仕様の家)をつかっている事も多く見受けます。
もちろん、同じ素材でも…
注文住宅の場合は、そういったフローリングの色やクロスの柄の変更を、自分達の好みに合わせて家づくりの過程で決める事ができるますし、そういったカスタマイズは注文住宅ならではですね。
それは当然の話です。
個人的には、そういった所で満足せずに、せっかくの注文住宅だから、それ以外にも、上記のような現場で微調整が出来るとより納得のいく家づくりが出来るのかな?
せっかく家づくりを注文住宅で考えるなら、そういった事も出来た方が良いのかな?と思いブログとして起こしてみました。
一つの家づくりに対する考え方としてご参考頂ければ幸いです。
参考記事1:家づくりの気密性能を上げるには?
参考記事2:建売住宅が安い3つの理由
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