対談企画 構造・性能

家づくりの比較、気密性能を上げるには?~3回目の対談後~

投稿日:2015/01/22 更新日:

先回の対談を終えて、少し補足説明や、追加での説明をした方がいいかとも思いましたので、今回は、そんな話をしてみたいと思います。*:家づくりの比較検討~対談企画~

補足説明は

  • 各会社さんの断熱性能に関して
  • 建築家さんの色々な考え方

です。

先回の対談で、掘り下げずに数値だけを聞いてしまった事もありましたので、少し補足をさせて頂く運びとなりました。

家づくりの比較をする際の気密性能

断熱・気密性能に関しては、このブログでも何度か話をしています。

その中で、ブログでお伝えしておりますが、

まず、今回の対談で、

  • 断熱性能に関しては、次世代省エネ基準を満たす事(Q値2.7以下)。
  • 気密はC値、1.0以下にする事。

という話が出ました。

こちらは、

  • 断熱性能は、図面上の計算で数値が出せる事
  • 気密性能は、実際に完成した際に、実際に機械をつかって数値を測定する事

という前提の話の上ですが、実情の話として、

一部の大手ハウスメーカーさん以外では、実際に全ての邸で、気密性能を測っている所も実は殆どなかったりします。

つまり、会社選定の際に、もし気密を調べるのであれば、ある程度のその会社さんでのモデルケースとして、意見を聞いてみるという行為になるかと思います。

例えば、

『大体どれぐらいの気密性が出せるのですか?過去のケースでも良いので教えて下さい。』

という話ですね。

また、中には、気密性能測定をした事がないという会社さんもいます。

その際、そういった会社さんの選定優先順位が高かった場合、皆様は如何されますでしょうか。

そこで、今回の話です。

気密性能を1.0以下にする為にはどうすれば良いの???

という問題に解決案を少し話していきたいと思います。

気密性能を高める3つの事

家づくりにおいて、簡単に気密性能を上げるには?

そこで、この解決策を少し考えていきたいと思います。

結論としては、

こちらから、仕様の指定、部材の指定などを会社さん側にしなければいけないのですが、難しい話でもありませんので、覚えていきましょう。

また、前提条件として、家の構造、気密シートや外壁の通気工法などは、基本的には、現状の建築会社さんでは、採用されております。(一部の会社さんでは適応されないとは思いますが…)

その為、こちらで仕様を指定するとしても、

  • 壁、床、天井の断熱材
  • 換気システム

の3つぐらいです。

少し順を追って説明しますね。

気密性能をあげる為の断熱材の指定

断熱材に関しては、グラスウールや吹き付け、セルロースなどの様々な断熱材がありますが、

一般的には吹き付け系の断熱材にすると気密性能は上がるといわれています。

価格は家の大きさにもよりますが、例えばグラスウールから吹き付け断熱にした場合、30~60万円ぐらいのUPです。

気密性能をあげる為の窓の指定

窓に関しては、窓の構造も見ていただく話となりますので、ここでの結論はいえませんが、サッシメーカーさんのショールームなどに行って、説明を聞いて選択していくような段取りを取っていただくのが良いかと思います。

*因みに、ここら辺は、何も言わなくてもショールームに連れていってくれて、説明してくれる会社さんもありますし、こちらはから『サッシのショールームに行きたい』旨をお伝えして頂く必要がでてくる会社さんもいます。

標準的に採用されている窓が何かによりますが、費用UPがいくら位になるのかを建築会社さんに出してもらうと良いかと思います。

気密性をあげる為の換気システム

次に換気システムですが、経験上の話と、計算的(?)な話をするのであれば、換気システムを第3種換気システム⇒第1種換気システムにして頂くと気密性能は比較的よく上がります。

リンク:換気システム説明記事

…換気システムに関しては、種類が意外と多くありますが、施工費用などを考えると地域差はあるものの、60~100万円ぐらいの範囲でUPしてくるので、ここら辺は注意点として覚えて置いていただければと思います。

上記3つの話は、高気密の観点からも一つの目安となってくるようにも思いますので、参考にしていただけるのではないでしょうか。

最後に一つ:気密測定をする際は、その時に現場確認は必ずしよう!

そういった事を注意して頂きつつ、

最後にもう一つだけ気密性能をあげるポイントを一つお伝えすると、

  • 先ず、気密測定をその家でもしてもらう事
  • その上で、測定時に必ずお客様、担当者さん、現場監督さんのみんなで行く!

という事をして頂きたいです。

実は、気密測定に行って頂くと解りますが、測定中に隙間がどこで出てくるか?が解ります。

『あ、ここから空気が出てる!』

とかですね。

で、意外と?

測定中にその隙間を埋める作業が出来たりします。
*特に建築途中で行う気密測定の場合

つまり、現場で気密性能を高める事が出来るという話です。

…最終的には施工品質が大切だったりしますが、上記の話を全て実行して頂くと、恐らく気密性能は1.0以下のラインを超える事が出来るように思います。

因みに、構造的な話をするのであれば、木造かRC造が良いように思います。*これは、鉄骨メーカーさんで気密1.0以下というのは少し厳しい(…出来なくはないと思いますが…)数値と思われる為です。

参考:断熱性能その他の要因

すみません、長くなってしまいましたので、建築家さんに関する補足説明は次回お伝えします。

参考記事1:家づくりの比較検討~対談企画~

参考記事2:換気システム説明記事

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