【間取りの概要】
- 延床面積:101.45㎡(30.69坪)
- 3LDK
- 北玄関
- 土地面積:119.15㎡(36.04坪)
- 収納量:13.25㎡(面積に対して13.06%)
- カテゴリ:30坪|3LDK|2階建て|二階リビング|北玄関|対面キッチン|シンプルモダン|明るいLDK
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目次
30坪、3LDKの二階リビングの間取り
↓30坪、3LDKの二階リビングの間取り↓
この間取りのポイントを解説していきます。
駐車計画は間口7mということで2台の並列で、間取りの特徴は北側道路という事から、日当たりの確保を考えて2階リビング(LDK)を配置した30坪の3LDKになっています。
この間取りのポイントは、
- 二階リビング(LDK)のメリットデメリット
- 北側道路だからできる外観づくり
- 家を広く見せる工夫(壁、階段、窓)
の3つで、下で解説していきます。
(ちなみに、私の家も北側道路の二階リビングなので、明るいLDKは普段から実感している所です。この二階リビング(LDK)、今回の間取りのような北側道路じゃなくてもお勧めだったりもします。)
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ポイント1:二階リビングのメリット・デメリット
では、ポイントの一つ目から解説をしていきます。
一つ目は、二階リビングのメリット・デメリットですが、
2階LDKのメリットは、
- 明るいLDK
- 外からの目線が全く気にならない(カーテンは常にあけておける)
- 構造を考えると、大空間をとりやすい
の3つです。
とにかく開放的なLDKになりやすいのが二階リビングの良さですが、実際に私の家でも、家族も基本は勉強も含めてすべて、LDKの中ですませている感じです。
また、構造の話ですが、1階のLDKの場合、2階に部屋を配置するので、その負荷を考える必要がありますが、二階LDKの場合はそれもないので、空間を広く取りやすいです。
また、もう少し言えば、こちらは屋根形状も一緒に考える必要がありますが、
このように上に空間を広げることも容易にできるメリットなどもあります。
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逆にデメリットとしては、
- お庭がない
- 階段の上り下りが大変
- 将来が不安
というところにあるかと思います。
実際、玄関入って先ず階段を上るという生活は、イメージする限り大変そう、という感覚もわかります。(、、、個人的には慣れました(笑))
また、二階リビングは、1階のLDKと比較した際、お庭がないので、その代わりになるようなできるだけ広いバルコニーは必須です。
、、、必須ではないですが、あった方が良いです。
お庭でバーベキューではなく、バルコニーでバーベキューです。
(花火とかはさすがにバルコニーは無理なので、お庭にでて、です。)
また、私の自宅の失敗談ですが、自宅は5帖ぐらいの比較的広いバルコニーを設けていますが、もう少し広かったら良かったと思ってもいます。
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また、将来的な不安も無いわけではないので、敢えて二階リビングにする必要はないかと思います。
なので、先ずは土地の状況をベースに考える。
その上で、
- 将来の不安をとるか
- これからの30年間の快適さを選ぶか
という選択をしていただき、選択によっては“二階リビング”はありかと思います。
*ちなみに、日当たりに関しては、吹抜けをとったりして別で解決できる内容でもありますので、2階リビングが必須条件という話でもありません。あくまで選択肢の一つとして考えを入れていただくと良いかと思います。
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↓二階リビングにすることの価格UP↓
後は、二階リビングにすることで価格UPが多少あります。
この間取りのように二階にお風呂なども持っていく場合、給水、排水、施工で20~30万円ぐらいのUPは見ておきたいところです。
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ポイント2:北側道路だからできる外観づくり
はい、2つ目のポイントは外観の話です。
(、、、私の間取りの解説は、外観の話多めですが、けして内観を無視しているわけではなく💦外観の話は、ネットではあまり出てこないので、多めにしています)
さて、外観ですが、北側道路の土地は外観がとても作りやすいです。
特に今はシンプルモダンが主流ですし、SNSなどを見ていても、窓の見えない家が多いので、北側道路の土地はうってつけでもあります。
(、、、とは言うものの、個人的には全く窓の見えない家というのは、家っぽさがなくなってしまう気もしていて、多少なり見せる窓配置は考えるようにしています。)
この間取りで言えば、
こんな感じの外観もでき、窓配置をあまり気にせずに外観をつくれるメリットがあります。
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また、二階リビングを持っていく際、LDKを広くとりたいこともあり、間取り07で解説させていただいた、二階を張り出す方法をとっています。
シンプルではありますが、二階を張り出し、逆に玄関ポーチ部分を引っ込めることで家の奥行感をより演出しているのと、玄関ポーチも広くとれるようになっています。
こういった外観であれば、予算も殆ど上げずにできるので、参考にしてみてください。
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ポイント3:家を広く見せる工夫(壁、階段、窓)
ポイントの3つ目は家を広く見せる工夫として、3つの話を簡単にしていきます。
先ずは、壁です。
壁は真っすぐに四角で区切らないといけない、ということはなく、斜めの壁もありです。
この間取だと、玄関部分のここ
ここの壁を斜めにしていて、玄関ポーチを広く見せ、また、主寝室も広く間口が広く使えるようになります。
斜めの壁は意外と利用できることも多いので、発想の一つとして、壁を斜めにしてみたら、を持っておくと便利です。
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次に階段ですが、こちらは、玄関はいった時に広く見えるように、階段をアイアンで抜け感を演出しています。
こんな感じですね。
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また、3つ目の窓ですが、特に室内から外を見るときに、窓が横に長くあることで、広く感じるようにできます。
縦ではなく、横に長い、です。
まれに、大きな窓をいくつもつなげるような施工事例もあります。
↓↓↓
こんな感じの窓配置ですが、こちらは、構造計算という少し特殊な計算が必要になり、また、それに合わせた構造補強が必要になります。
- 構造計算費用で30~50万円
- 構造補強:設計によりますが、こちらも30~50万円程度??
- 窓の追加費用:数量による
など、価格UPも必要なので、先ずは、そのような設計ではなくても大丈夫な間取りで、窓を横に長くつける、を意識してもらうと抜け感が出てきます。
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30坪、3LDKの二階リビングの間取りまとめ
はい、上記のようなポイントを参考にしていただき、30坪、3LDKの2階リビングの間取りの解説でした。
また、間取りの中身で、二階のLDKは対面式キッチンと、縦に長いLDKになっていて、ポイントは、6人掛けのダイニングテーブルを置いても大丈夫なようなダイニングスペースです。
私の自宅もそうなのですが、6人掛けの大きなダイニングテーブルはそこで勉強したり、パソコンをしたり、便利ですので、LDKの充実を考えると、そういったスペースを意識してとる、という事も大切なのかな、とも感じます。
少しでも間取りの参考になれば幸いです。
*またどんな間取りでも『これをやると、これだけ費用が上がる』といった価格の違いは出てきます。そういった所も踏まえて、間取りの解説をするようにしていますが、もし、『これってどうなの?』『いくらぐらい上がりそう?』があれば、こちらも気軽にお問合せください。
ではでは。
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