【間取りの概要】
- 延床面積 103.93㎡(31.44坪)
- 4LDK
- 南玄関
- 土地面積 167.64㎡(50.71坪)
- 収納量: 14.07㎡(面積に対して13.5%)
- カテゴリ:30坪|4LDK|アイランドキッチン|2階建て|南玄関|中庭|一階に和室|片流れ屋根|大きなバルコニー
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目次
30坪、南玄関、中庭とアイランドキッチンのある4LDK
↓30坪、南玄関、中庭のある4LDKの間取り↓
この間取りのポイントを解説していきます。
先ずは、駐車計画から。
土地の間口が12mとかなり広く、3台(2台並列と1台は縦列)の計画をしていますが、4台、5台でも可能な土地です。
設計としては、土地の間口が大きくとれることから、30坪の家でも、家が大きく見えるように、横幅をいっぱいにつかった4LDKにしています。
特徴としては、中庭の間取りです、こちらは次のポイントで解説をし、その他の二つは、
- 家のバランスの話
- キッチンの収納の話
をしていきます。
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ポイント1:中庭
はい、この間取りの一番のポイントは、LDK、玄関、和室を中庭で囲んだ間取りになっている所です。
中庭部分は、大きめの植栽を置ける(植えられる)ように屋根をくりぬいていて、屋根を超えて植栽が家の中にある感じにすれば、自然と一体化したモダンな家になっていきます。
その逆で、屋根をくりぬかずにそのまま庇にすれば、アウトサイドリビングのような使い方ができ、そういった表現をしても素敵です。
↓中庭↓
この位置の中庭は、LDK、和室とつながり、理想としている方も多いかと思いますが、この間取りのように、中庭に屋根をかけるかどうか?は検討していただくと良いかと思います。
また、中庭の作り方としては、
土間やウッドデッキ、タイルデッキ、植栽などいろいろと検討できるのですが、外構費用の計上はなるべく多く考えておいた方が良いかと思います。
【外構費用の大まかな計算】
- 手前の壁:60万円程度
- ウッドデッキ:20万円程度
- 土間(ステップ含む):50万円程度
- 植栽:10万円
ぐらいで、中庭で150万円ぐらい見ておくと自由に表現できるかと思います。
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ポイント2:二階の居室は極力小さく、DENやファミリークロークを配置
また、土地の間口が広く、家の横幅が取れるけど、家はできるだけコンパクトにする。
を考えて、間口に合わせて1階は大きくし、全体の坪数を削るために、二階の居室空間はなるべく小さくして、30坪の4LDKをつくっています。
その為、2階の居室空間は、寝るだけのスペースとして出来るだけ小さくしています。
ただ、二階に家族が並んで勉強できる、幅の広いDENを設けたり、家族で使えるファミリークロークを設けることで、しっかりと使いやすさも考えています。
もちろん、そういったDENやファミリークロークを無くして、各部屋を大きくすることも考えられますので、ここら辺は考え方かとも思います。
↓二階は3分の1削る・FCやDENを設ける↓
なお、
1階が大きく2階が小さい30坪と、総2階での30坪では、当然ですが、前者の方が予算は上がります。
具体的な価格の違いの解説は別の間取りでしていき、今回は、その前に見極めてほしいことをここでお伝えしていきます。
何かというと、この金額の違いが建築会社によって大きく変わってくるところ、です。
- A社:200万円UP
- B社:100万円UP
- C社:300万円UP
といった感じで同じ変化でも大きく変わってくることをまずは意識してください。(この違いを意識しておかないと、会社選びで失敗してしまう可能性も出てくるという事です。)
経験上の話をするとすると、こういった1階が大きく2階が小さい間取りを考える際は、比較的小さめの工務店さんや建築家さんでの家づくりが一番コスパ良く作れます。
(本当にかかる費用のみで作ってくれることが多いです)
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ポイント3:アイランドキッチンは後ろ側の収納計画が大切!
また、最近よく見るアイランドキッチンの間取りですが、アイランドキッチンを採用する際に重要なのが、後ろの収納計画です。
- 何を収納するか?
- 収納量は確保できているか?
は、ももちろん大切ですが、インテリアデザインとしても、背面収納が大きく見えてくるためです。
基本ですが、綺麗に見せるためには、冷蔵庫などのサイズが合わないものが見えないようにできるとよく、収納というよりも、デザインとしてまずは考えた方がうまくいく場合が多いです。
こういった感覚で、「キッチンの後ろの収納はどうなっているかな?」と施工事例などを集めてみると良いかと思います。
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30坪、南玄関、中庭とアイランドキッチンのある4LDK の間取りまとめ
はい、上記の3つのポイントの他に、外観の話も少ししていきます。
【外観】
外観は少し複雑な表現をしていて、部分部分で外壁材を変えたり、色を変えたりしています。また、外構で家の手前に塀をたてて、目線の止まりを作ったりしています。
ちなみに、この話は、あくまで私個人の感覚ではありますが、玄関ドアは見せない工夫をしていて、家がよりシンプルにみえるようにもしています。(玄関ドアによってデザインが崩れることも多くあるように感じています。)
【その他】
後は、収納量としては、家の大きさに対して13%強となっており、少し少ない感覚もあるので、もう少し収納を増やすなどの検討はするべきかとは思います。(実際の提案は収納を改善しています。)
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はい、今回の間取りは、一階が大きく、二階が小さい間取りでこちらもメリハリを利かせた30坪の4LDKの間取りになっています。
30坪でも4LDKは無理なく可能ですし、意外と理想のキーワードがつまった間取り配置となっているかと思いますので、参考にしていただければ幸いです。
ではでは。
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