間取り

【間取り03】:40坪、南玄関、アイランドキッチン、4LDK

投稿日:2022/05/04 更新日:

【間取りの概要】

  • 延床面積:128.21㎡(38.78坪)
  • 4LDK
  • 南玄関
  • 土地面積:152㎡(45.98坪)
  • 収納量:19.87㎡(面積に対して15.5%)
  • カテゴリ:40坪|4LDK|アイランドキッチン|2階建て|南玄関|大きな窓|リビング階段|インナーバルコニー|片流れ屋根|畳コーナー

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40坪、南玄関、アイランドキッチン、4LDKの間取り

40坪南玄関アイランドキッチン4LDKの間取り↓

40坪、南玄関、アイランドキッチン、4LDKの間取り

この間取りのポイントを解説していきます。

先ずは、駐車計画からですが、駐車計画は2台(3台駐車可能)の計画で、王道で道路に並列で並べられる土地活用としています。

【駐車計画の考え方】

駐車計画は、1台目を横幅3mとった後は、1台増やすごとに2.5mづつ増やしていくのが、ゆとりのある並列駐車の基本サイズになります。

土地にゆとりがない場合は1台目から2.5mの設計でも大丈夫なので、イメージとしては、7.5m~8mの幅があれば3台の並列が可能です。

(車自体の幅は1.8m前後ですので、7mぐらいあれば3台並べられなくもないですし、最近では、土地をできる限り有効活用するために、結構ギリギリに駐車場スペースをとる計画も増えてきています。)

また、その他のポイントは、

  • 広々LDK
  • リビング階段
  • 外観

の3つを解説していきます。

間アイランドキッチンや畳コーナーと合わせた広々LDKが特徴で、さらに、ウッドデッキをつなげて開放的なLDKにしていること、また、南玄関ですが、窓にメリハリをつけておしゃれな外観を意識した間取りです。

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ポイント1:アイランドキッチン、畳コーナー、ウッドデッキの広々LDK

この間取りの一番のポイントは、

30帖の広々LDK

  • アイランドキッチン
  • 畳コーナー
  • ウッドデッキ

のあるLDKで24.5帖の広々LDK+ウッドデッキ(4.5帖)で外も活用している所です。

(なお、広いLDKになる為、構造的に畳コーナーの角に柱を一本入れる必要がありますが、図のような位置にあり、気にならない位置かと思います。)

こういった広々LDKでポイントになるのが、窓です。

ウッドデッキとLDKを繋ぐ大きな窓を二つコーナーで配置しており、できるだけウッドデッキが視界でもつながるようにすることで、より広がりのあるLDKになっていきます。

また、大きな窓をコーナーに配置しているので、リビング南側は外観を作るために窓を配置していませんが、明るさも問題なくとれるようになってます。

窓のメリハリ

、、

ちなみに、LDKと畳コーナーで24.5帖とかなり広い空間なので、

  • 畳コーナーを小上がり(30㎝程度上げる)にしたり
  • アイランドキッチンとダイニング部分の天井を10㎝下げる
    +天井の素材を変える

など、広さに見合うインテリアづくりも重要になってきます。

インテリアのポイント解説

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ポイント2:リビングを通って階段

また、この間取りは、リビング階段を採用しています。

(正確にはリビングを通って階段に行く)

そもそもLDKがかなり広いこともあり、冷暖房などを考えて、階段手前で区切りをつけるようにしています。

リビング階段動線の解説

アイランドにすることで家事動線はよくなりますが、このような階段配置であれば、“二階⇔水回り”への動線も良いですし、動線の途中に収納計画を設けているので不便さもありません。

ランドリールームも2700㎜×1800㎜の大きめなスペースにしているので、室内干しの洗濯など、使いやすい間取りになっていきます。

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ポイント3:外観にメリハリをつけておしゃれな間取りに

ポイントの3つ目は外観です。

外観のポイント解説

このように、

  • 窓をつけるところ壁を見せるところで分ける
  • 奥行感を出すために庇を深くする
  • 外構で中がみられないようにする

といったポイントをつかって外観を作っています。

メリハリを考えて、上手に奥行感をだすようにすると、おしゃれな外観になっていきます。

外観は設計者さんの提案になってきてしまう場合が多いので、センスの見極めは難しい場合もありますが、覚えておいていただければと思います。

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40坪、南玄関、アイランドキッチン、4LDKの間取りまとめ

40坪、南玄関、アイランドキッチン、4LDKの間取り

はい、上記の3つのポイントを参考にしていただきつつ、最後に補足もしていきます。

【LDKを広く見せるその他の工夫】

この間取りは38坪と少し大きな4LDKの間取りになっていますが、間取りづくりにおいては、お施主様から「広く、開放的なLDKをつくりたい!」というご要望から、このように外も含めた提案をつくりました。

“もっと開放的に”を考えるなら、

  • リビング内階段
  • オープン階段(スケルトン階段)
  • 吹抜け

などを組み合わせることで、もっと広々としたLDKの演出も可能になっていきます。

(この間取りのように、設計で、外構や窓配置、インテリアで広く見せる工夫もあります。)

【その他】

また、南玄関(南向きの家)ではありますが、南に窓をランダムに、とにかく配置、というのはできればやめましょう。

メリハリを考えて、絞るところは絞る、という感覚は南玄関の場合でも必要ですし、窓の配置を考えて、おしゃれな外観も考えていただければと思います。

あとは、、、

外構です。

意外とおろそかになりがちですが、外構は、家の予算の中でしっかりと取り入れるようにしましょう。

例えば、今回の外構であれば、

  • ウッドデッキ30~40万円
  • 植栽5万円程度
  • 手前の壁(二つ)で80万円
  • 駐車場3台分で40万円程度
  • 境界のブロック積みやフェンスなども検討

などを考えると家の外構予算としては、最低でも200万円、できれば250万円ぐらいは予算組しておきたいところでもあります。

(もちろん、外構もやり方によって価格は変わりますし、外構で最初から250万となると、家の総額が結構上がってしまうので、調整は必要だと思います。)

はい、今回の間取りは、メリハリを利かせた間取りになっていますが、参考にしていただければ幸いです。

ではでは。

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