【間取りの概要】
- 延床面積:128.21㎡(38.78坪)
- 4LDK
- 南玄関
- 土地面積:152㎡(45.98坪)
- 収納量:19.87㎡(面積に対して15.5%)
- カテゴリ:40坪|4LDK|アイランドキッチン|2階建て|南玄関|大きな窓|リビング階段|インナーバルコニー|片流れ屋根|畳コーナー
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目次
40坪、南玄関、アイランドキッチン、4LDKの間取り
↓40坪、南玄関、アイランドキッチン、4LDKの間取り↓
この間取りのポイントを解説していきます。
先ずは、駐車計画からですが、駐車計画は2台(3台駐車可能)の計画で、王道で道路に並列で並べられる土地活用としています。
【駐車計画の考え方】
駐車計画は、1台目を横幅3mとった後は、1台増やすごとに2.5mづつ増やしていくのが、ゆとりのある並列駐車の基本サイズになります。
土地にゆとりがない場合は1台目から2.5mの設計でも大丈夫なので、イメージとしては、7.5m~8mの幅があれば3台の並列が可能です。
(車自体の幅は1.8m前後ですので、7mぐらいあれば3台並べられなくもないですし、最近では、土地をできる限り有効活用するために、結構ギリギリに駐車場スペースをとる計画も増えてきています。)
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また、その他のポイントは、
- 広々LDK
- リビング階段
- 外観
の3つを解説していきます。
間アイランドキッチンや畳コーナーと合わせた広々LDKが特徴で、さらに、ウッドデッキをつなげて開放的なLDKにしていること、また、南玄関ですが、窓にメリハリをつけておしゃれな外観を意識した間取りです。
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ポイント1:アイランドキッチン、畳コーナー、ウッドデッキの広々LDK
この間取りの一番のポイントは、
- アイランドキッチン
- 畳コーナー
- ウッドデッキ
のあるLDKで24.5帖の広々LDK+ウッドデッキ(4.5帖)で外も活用している所です。
(なお、広いLDKになる為、構造的に畳コーナーの角に柱を一本入れる必要がありますが、図のような位置にあり、気にならない位置かと思います。)
こういった広々LDKでポイントになるのが、窓です。
ウッドデッキとLDKを繋ぐ大きな窓を二つコーナーで配置しており、できるだけウッドデッキが視界でもつながるようにすることで、より広がりのあるLDKになっていきます。
また、大きな窓をコーナーに配置しているので、リビング南側は外観を作るために窓を配置していませんが、明るさも問題なくとれるようになってます。
、、
ちなみに、LDKと畳コーナーで24.5帖とかなり広い空間なので、
- 畳コーナーを小上がり(30㎝程度上げる)にしたり
- アイランドキッチンとダイニング部分の天井を10㎝下げる
+天井の素材を変える
など、広さに見合うインテリアづくりも重要になってきます。
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ポイント2:リビングを通って階段
また、この間取りは、リビング階段を採用しています。
(正確にはリビングを通って階段に行く)
そもそもLDKがかなり広いこともあり、冷暖房などを考えて、階段手前で区切りをつけるようにしています。
アイランドにすることで家事動線はよくなりますが、このような階段配置であれば、“二階⇔水回り”への動線も良いですし、動線の途中に収納計画を設けているので不便さもありません。
ランドリールームも2700㎜×1800㎜の大きめなスペースにしているので、室内干しの洗濯など、使いやすい間取りになっていきます。
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ポイント3:外観にメリハリをつけておしゃれな間取りに
ポイントの3つ目は外観です。
このように、
- 窓をつけるところ、壁を見せるところで分ける
- 奥行感を出すために庇を深くする
- 外構で中がみられないようにする
といったポイントをつかって外観を作っています。
メリハリを考えて、上手に奥行感をだすようにすると、おしゃれな外観になっていきます。
外観は設計者さんの提案になってきてしまう場合が多いので、センスの見極めは難しい場合もありますが、覚えておいていただければと思います。
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40坪、南玄関、アイランドキッチン、4LDKの間取りまとめ
はい、上記の3つのポイントを参考にしていただきつつ、最後に補足もしていきます。
【LDKを広く見せるその他の工夫】
この間取りは38坪と少し大きな4LDKの間取りになっていますが、間取りづくりにおいては、お施主様から「広く、開放的なLDKをつくりたい!」というご要望から、このように外も含めた提案をつくりました。
“もっと開放的に”を考えるなら、
- リビング内階段
- オープン階段(スケルトン階段)
- 吹抜け
などを組み合わせることで、もっと広々としたLDKの演出も可能になっていきます。
(この間取りのように、設計で、外構や窓配置、インテリアで広く見せる工夫もあります。)
【その他】
また、南玄関(南向きの家)ではありますが、南に窓をランダムに、とにかく配置、というのはできればやめましょう。
メリハリを考えて、絞るところは絞る、という感覚は南玄関の場合でも必要ですし、窓の配置を考えて、おしゃれな外観も考えていただければと思います。
あとは、、、
外構です。
意外とおろそかになりがちですが、外構は、家の予算の中でしっかりと取り入れるようにしましょう。
例えば、今回の外構であれば、
- ウッドデッキ30~40万円
- 植栽5万円程度
- 手前の壁(二つ)で80万円
- 駐車場3台分で40万円程度
- 境界のブロック積みやフェンスなども検討
などを考えると家の外構予算としては、最低でも200万円、できれば250万円ぐらいは予算組しておきたいところでもあります。
(もちろん、外構もやり方によって価格は変わりますし、外構で最初から250万となると、家の総額が結構上がってしまうので、調整は必要だと思います。)
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はい、今回の間取りは、メリハリを利かせた間取りになっていますが、参考にしていただければ幸いです。
ではでは。
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