ハウスメーカーと工務店の違いシリーズで今回は段差の話
例えば、
- LDKにおいて、リビングを少し下げたい。
- キッチンの床を下げて、キッチン、ダイニングのテーブルを一直線で結びたい。
- 中二階を設けたい
- 広い土間を造りたい
など、家づくりにおいて、1階、2階というくくりの中では、表現しにくい部分があったりします。
今回はそんな話。
ハウスメーカーで段差を付ける?
“段差=空間の利用”ともいえる話。
ハウスメーカーさんでも、ミサ○ホームさんの蔵を代表として、各メーカーさんは、色々と空間利用をコンセプトとした家づくりのパッケージを提供しています。
中二階や土間を上手く利用している家づくりは、理想の家づくりとして掲げる方も多いかもしれませんね。
で、ハウスメーカーさんで段差、空間利用を考えた時に一番気になるポイントとしては、
- 構造による規制
- 価格UP
です。
例えば、
上の写真のようにリビングとダイニングを段差をつけたい!
となった場合、
- 工務店さんは、殆ど費用UPも無し、費用UPがあっても10万円ぐらい
- ハウスメーカーさんだと、構造的に無理とか、費用UPで100万円
となったりする事があるという事です。
実は、ハウスメーカーさんは、
- 型式認定という特別な申請をしている為
- 段差を利用する事で、家の高さが高くなり、3階建ての申請をしないといけない
といった独自の規制がある為だったりします。
ここで、“型式認定”に関して理解をして頂く必要があると思いますので、その話をしていきたいと思います。
ハウスメーカーさんと工務店さんの家づくりの申請
家づくりを行うためには、家を建てる土地、その土地に建てる家がどのような家になるかを、市役所などに事前に申請しなければいけません。
その申請を許可してもらって、初めて家の着工が出来ます。
その申請なのですが、ハウスメーカーさんは、その申請から承認までの期間を短縮する為、型式認定という制度を取っています。
型式認定というのは、簡単に言えば、
構造や仕様を予め登録しておき、その中で家づくりをするから早く申請を通してくれ!
という感じのものです。
で、この型式認定通りの家づくりをする為に、自由設計といっても、パッケージ商品として出していたりするんです。
細かい話は、混乱を招くだけなのでしませんが、
- このような方法を採用している事。
- また、そのような申請を出すが為の規制、縛りが意外とある。
事を覚えておきましょう。
もちろん型式認定外の家づくりも出来なくないのですが、一般の申請として出す場合、申請費用のUP分も加味される為、追加UP分が何十万円単位でかかってきてしまうので、気をつけたい所なんです。
ハウスメーカーさんとの家づくりにおいて
上記内容から考えると、もし希望する内観、間取りがある場合、出来れば事前に写真などを見せて確認する必要が出てきます。
また、
例えば、2階にLDK、お風呂、洗面などを持ってくる場合、どちらかと言えばマイナスな段差(必要のない段差)の事も考えておく必要があります。
*お風呂に段差が出てきてしまうなど、ここら辺は気をつけて考えていきたい所です。
因みに、工務店さんで家を建てる場合、そもそも縛りはありません。
重要なのは、縛りが無い中で、耐震等級でとれるランク、総額などの純粋なポイントをチェックしていってもらえればと思います。
まとめ
家づくりは、契約後に『え、そうなの?』が、どんな方でも高い確率で起こると言われています。
その為、希望する家のイメージ写真と照らし合わせて、その建築会社が対応可能なのかを考えていく必要が出てきます。
ですが、当然、そこまでは出来ない方も多いと思います。というか普通出来ないと思います。
その為に、このような細かな話を何回にも別けてお伝えしているのですが、
もし、
このような契約後の『え、そうなの?』を無くしたい。…けど、自分たちだけでは判らない!
と思った場合は、希望するイメージ写真(URLなど)と、現在検討している建築会社さんの情報を↓のお問合わせボタンよりお教え下さい。
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