坪庭のある家づくりを考えるなら、工務店さんや建築家さんを中心に考えると価格のUP分は、抑えられる場合がおおいですよ。
先回の坪庭のある家も間取りでご紹介させていただきましたが、今回は、坪庭のある間取りを2プラン掲載してみようと思います。
2つとも少し特徴がある為、簡単な説明とあわせて掲載させて頂きますので、ご参考下さい。
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目次
小さな坪庭のある間取り
坪庭というと先回の家のような、ある程度大きな坪庭をイメージされる方も多いと思いますが、敷地的なゆとりもあまり無いという状況もあると思います。
そこで、小さな坪庭プランをご紹介させていただきます。
キッチンダイニングからの目線を重視
今回の間取りは、リビングから坪庭を見るという感覚はなく、
- キッチンダイニングからの目線
- 階段を上るときの明るさ
というのがポイントとなっているように思います。
坪庭への行き方と外構計画
坪庭に直接行く事ができるように外構計画や動線、位置関係を工夫しているのがわかります。
また、外構計画は、
道路と土地の高低差がある場合、用壁工事などが通常かかる為、その分建築費用が多く出てしまう!という悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
今回のような外構計画にする事で、よう壁工事や残土処分工事など数百万円分削減できる事もあります。
是非ご参考下さい。
坪庭の上はバルコニー
通常坪庭の上にバルコニーなどは、設けない方も多いですが、こちらもバルコニーの下部分(一階からみると庇部分)を化粧してあげ
る事で、家の内装や坪庭の見せ方がかなり変わってきます。
外とは別空間としての坪庭間取り
坪庭も今回の間取りのような四方を塞いでいるものも少ないかもしれません。
家の中心近くに坪庭を設ける間取りは、
- つかい易い間取りがとり難い
- 建築費用が高くつく
など、デメリットも多く上げられます。
しかし、間取りのとり方を工夫する事で、いい間取りやお値打ちな間取りをつくる事も可能ですし、家の中心に坪庭をつくる事で得られるメリットも勿論あります。
四方の大きな窓
坪庭を家の中心近くに持ってくる事で、図のような大きな開口を家の中心に取り入れる事が出来ます。
そうする事で、家の中心に大きな天窓があるような感覚を持つような感覚となり、北側の部屋や廊下でも非常に明るい家となります。
2階の半分は下屋にする事で、光を入りやすくし、価格を抑える
2階にまで1階と同じようなものを持ってくると、明るさが少し減ります。
また、費用的にも、坪庭の間取りがさらに高くついてしまう可能性もあります。
今回のように、半分は1階の下屋部分とする事で、この2つの問題が解決できるようになるかもしれません。
出来る限り住みやすく建築費用を抑えて建てる方法を考えつつ、素敵な家づくりをして頂ければと思っています。
まとめ
先回、今回の坪庭の間取りの二プランは、どちらも特徴があるものだったと思います。
この坪庭、ご希望として多いにも関わらず、実際には、実現されない場合も多いものとして、真っ先にあげられるもののように感じています。
原因は殆どの場合価格だとは思いますが…
しかし、実際にものすごく価格が上がるかと言えば、一部のハウスメーカーさんを除けば、思ったよりも上がらなかったという声を聞く事もあります。
もし、坪庭など間取りに対してこだわる場合、色々な建築会社に見積依頼される事が一番だと思います。
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