これからの家づくり

ハウスメーカー,工務店,建築家,ビルダー,ローコスト住宅のそれぞれのメリット・デメリット

投稿日:2019/10/20 更新日:

家づくりにおいて、会社選びは一番最初に皆さまが頭を悩ませるところだと思います。

注文住宅において、

  • 01.どんな会社があるの?
  • 02.どうやって探せば良いの?
  • 03.会社ごとの注意点は??

という想いを持たれる方も多いですよね。

そこで、注文住宅業界を考えてみると、大きく5つのタイプの会社さんを分類でき、それぞれのメリットデメリットがありますので、解説していきたいと思います。

  • 1.ハウスメーカー
  • 2.工務店
  • 3.ビルダー
  • 4.ローコストメーカー
  • 5.建築家

の5つのタイプがあり、それぞれに特徴があります。

『こういった違いがあるんだ』

を家づくりを始める前、建築会社さんとの契約前に知っておくと、会社の選択も変わってくるかもしれません。

ハウスメーカー、工務店、建築家、ビルダー、ローコスト

タイプ別の会社の違い。(ポジショニングマップ)

はい、先ずは、知識として、建築業界を大きく俯瞰して見ていきましょう。

先ずは5つの大きな分類として、どういったタイプの会社さんがあるのかを簡単にご紹介していきたいと思います。

1.ハウスメーカー:

ハウスメーカーと言うと、全国展開している建築会社さんのことを言います。

全国放送でのTVCMなどのプロモーションをしていることから、認知度も広くある会社さんで、『よく聞く名前の会社』になります。

年間での施工棟数は少なくて数千棟、多くて数万棟となり、主に総合住宅ハウジングセンターで展示場展開をしている会社さんの事を言います。

2.工務店:

2つ目は工務店です。3つ目のビルダーとの混同される方も多いですが、工務店というと、おおよそですが、新築の年間施工棟数が50棟ぐらいまでの会社さんをいう事が多く、地域に根付いた建築会社さんを指します。

工務店の中には、年間2~3軒の新築工事と、その他のリフォーム工事という工務店さんも多く、従業員数も2~3人と言う小さな規模の会社さんが大半を占めています。

一つ一つの会社さんは小さく、認知度も低いので、“工務店”という馴染みも少ないのですが、建築会社の8割はこの工務店に分類されるかと思います。

3.ビルダー:

ビルダーというと、規模としては、ハウスメーカーと工務店の間の規模を指す会社さんが多いです。

年間で100~3000棟ぐらいまでの建築会社さんの事を指すことが多く、イメージとしては、全国展開はしていないものの、複数県で家づくりをしていたり、展示場を持っていたりとしている会社さんをここでは指します。

地域限定でTVCMなどもしている会社さんも多いのも特徴です。

4.ローコストメーカー:

ローコストメーカーは、通常、ビルダーさんの分野に属されることが多いのですが、このブログでは混同できないところが多々あり、別けさせていただきました。

ローコストメーカーの規模は、年間1000~3000棟ぐらいの規模の会社さんが多く、TVCMもしていますし、全国展開している会社さんが多いです。

ただ、こちらは、家を安く仕上げることに特化した会社さんという認識で、“○○万円/坪~”という表現になります。*独立した街中展示場や住宅総合ハウジングセンター内にも展示場展開をしている会社さんです。

5.建築家:

最後は建築家です。

建築家は、通常は一人で活動をしており、年間で手掛ける家の数も2~5棟ぐらいの建築家が多いかと思います。

上記4社とはそもそもタイプが違い、“請負契約”ではなく“設計・監理契約”を主な仕事としています。(図面をつくり、各種家の申請を行い、その図面が現場できちんと出来ているのか監理をする仕事)

その為、建築家に家を依頼する場合、施工業者は別で依頼する必要が出てきます。*建築家の知識としては、先ずはこれぐらいの認識を持って頂ければと思います。

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はい、注文住宅を考えた時、お願いする会社さんは、殆ど、この5つのタイプのどれかに振り分けられるかと思います。

という事で、この5つの会社さんを色々な観点から解説をしていきたいと思います。

01.価格-性能(ポジショニングマップ)

はい、という事で5つのタイプの価格と性能のポジショニングマップを見ていきます。

ポジショニングマップ01(価格ー性能)

こんな感じになるかと思います。

横軸は価格を示しており、左側から右側に行くほど高い家をつくっているという感覚です。

縦軸が性能になり、上に行くほど良い性能という感じになりますが、ここでいう性能は家の気密・断熱性能がメインと考えて頂ければと思います。

ポイント01:ハウスメーカーの性能は中の上

はい、このグラフで色々な話が出来ますが、一番のポイントはハウスメーカーの性能(気密・断熱)の部分かと思います。

実は、業界を通してみてみると、中の上ぐらいの位置にいたりします。

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02.価格-構造(ポジショニングマップ)

次に構造のポジショニングマップを見てみましょう。

ポジショニングマップ02(価格ー構造)

構造に関して言うと、

基本的には、殆どの会社さんが“木造”になります。

木造といっても、

2×4(2×6)構法や在来工法、金物ピン工法、木造ラーメン構法といった様々な工法がありますが、基本的に家づくりは木造をメインとしている会社さんが殆どです。

参考リンク01:地震に強い家を建てる~1回目:色々な工法~◆◆◆

参考リンク02:地震に強い家を建てる~2回目:工法の見分け方~◆◆

参考リンク03:木造ラーメン構法◆◆◆

そして、ハウスメーカーさんは木造か軽量鉄骨造が殆どで、重量鉄骨やRC(コンクリート)造で考える場合は、建築家との家づくりになると思って頂ければと思います。

*あくまで基本的な考えとしてですので、違う場合も出てきますが。

ポイント02:耐震等級でしか家の強さは表せない

はい、現状の家づくり事情の話になりますが、家の強さというのは、現状、

  • 耐震等級1.2.3
    *3が一番強い構造になります。

でしか、強さを表す基準はありません。

その上で、今は、価格が一番安いローコストメーカーでも耐震等級3を謳っている所も多く、一概に何が一番強いというのも実は言えないのが現状です。(家の構造の底上げが出来ているという話でもあります。)

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03.価格-デザイン性(ポジショニングマップ)

次に価格とデザインの関係のポジショニングマップを見ていきましょう。

ポジショニングマップ03(価格ーデザイン性)

このようなマップになってくるかと思います。

何をもって、“デザイン性”と言うのか?というのは難しい所もありますが、表現の自由度やそれに伴い予算UPの関係から、描いています。

ポイント03:デザインを上げると価格も上がる。

はい、ここでのポイントは、黄色の範囲(ビルダー)を見て頂くと解るかと思いますが、デザインにこだわる場合、どうしても価格は上がっていくという事です。

また、ローコストやハウスメーカーのように、デザインの統一がなされている会社さんの場合は、良いも悪いもデザインを変えにくいという性質が出てきます。

*もちろん、予算をいくらかけても良い!という話であれば、また話は別になりますが、、、

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04.会社規模-間取りの自由度(ポジショニングマップ)

次は、会社規模を横軸に捉えたポジショニングマップを見ていきましょう!

ポジショニングマップ04(会社規模ー自由度)

はい、間取りの自由度に焦点を絞ってみると、会社の規模は小さければ小さいほど自由度が高いという話が言えます。

このグラフを実際に実感するのは、間取り提案がいくつか出てきたタイミングぐらいになるかと思いますが、もし、間取りの自由度がもう少し欲しいな!と思ったら、参考にして頂けると良いかと思います。

ポイント04:自由だからこそ、設計士(担当者)のセンスが重要

はい、このグラフと次のグラフもそうですが、これからの家づくりは、より設計士(担当者)さんの力量が重要になってきているように思います。

どんな事でも対応できる、と言っても、、、また、それを実際に施工できる技術が伴っていたとしても、、、、もともとの発想がチープな場合は意味ないですし、やり方を知らなければ表現も出来ません。

今の家づくりは、そういった時代だと思って頂いた方が無難です。

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05.会社規模-仕様の自由度(ポジショニングマップ)

04と同じようなグラフになりますが、仕様の自由度を見ていきます。

ポジショニングマップ05(会社規模ー仕様の自由度)

という感じで、04.05を考えると、会社規模が大きくなればなるほど、色々と制約も出てくる。

という所を何となくでも意識しておいて頂くと良いかと思います。とは言うものの、仕様の自由度がすくないから、全然選べないという話でもなく、普通に家づくりを進めていく上での話であれば、恐らく、『やっぱりこの会社は自由度が低いな~』と思うこともあまりないかと思いますので、ご安心を。

あくまで、色々な家づくりがあって、5つのタイプの分類としての話になります。

結ちゃん

ポイント01:ねらい目の会社は??

はい、で、このグラフを見て頂くと解り易いのですが、

ポジショニングマップ06(ポイント01)

という感じで、赤の点線で枠どった範囲(本体価格で50~65万円ぐらいの予算)であれば、ハウスメーカー、工務店、ビルダー、建築家の全ての範囲が入ってきたりします。

*ハウスメーカーや建築家の中にはこの価格観で入ってこない方も出てきます。

これぐらいの予算計画で考えて頂くのも一つかもしれませんね^^(本体価格の話になるので、その後に諸費用などは必要になってきます。)

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ポイント02:建築会社さんの成長

はい、またこれは建築業界の歴史でもありますが、

ポジショニングマップ06(ポイント02)

ここはビルダーさんの話になりますが、

今のハウスメーカーも会社が発足した当初は安い価格での家づくりから始まって、今に至ります。

数年前は安かったビルダーさんが、今は意外とお金がかかるようになっている事もありますし、最近、新規で出てきたビルダーさんの方が安かったりもします。

はい、会社規模が大きくなっていけばいく程、

  • 価格は上がっていきやすく
  • 自由度も低くなっていく

というのが建築業界の原理原則でもありますので、こちらは少しだけ頭の片隅にでも入れて置いて頂くと良いかとも思います。

*こうなる理由は色々とお伝え出来ますが、ここではお伝えしません。

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それぞれの会社の探し方

それぞれの会社の探し方

という事で、次は探し方を簡単にご紹介していきたいと思います。

会社の探し方というと、

  • 住宅雑誌
  • インターネット検索
  • SNS検索
  • 住宅ハウジングセンター
  • 口コミ(紹介)
  • 現場見学会や建売住宅からたまたま知る

という感じが殆どになるかと思いますが、それぞれのタイプで見ていきたいと思います。

ハウスメーカーとビルダーに出会うならハウジングセンター!

はい、先ずは、“一番手軽に、実際の家も見れて”という所を考えると、住宅ハウジングセンターかと思います。

そこで、住宅ハウジングセンターに入っている会社さんを見てみると、

  • ハウスメーカー
  • ビルダー

の二つが殆どかと思いますので、お近くのハウジングセンターに行けば、その地域で頑張っているハウスメーカーさんとビルダーさんは見つけられるかと思います。

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ビルダーとローコストは街中展示場もある

また、ロードサイドなどに独立展示場を構えている会社さんとしては、

  • ビルダー
  • ローコスト

の二つがあります。

比較的価格がお値打ちな会社さんが、こういった形式をとっていることが多いです。

ですので、ビルダーとローコストを探す場合は、こういった所に行って頂くのもありかと思います。

*こういった単独展示場では、各種イベントなどもしていて、広告(チラシ)なども配られたりしています。

また、

  • ハウスメーカー
  • ビルダー
  • ローコスト

の3つのタイプの会社さんは、多くの住宅雑誌にも掲載がありますので、比較的簡単に見つけることが可能かと思います。

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難しいのが工務店と建築家を探すこと

最後に探すのが難しいのが、

  • 工務店
  • 建築家

の二つです。

こちらは地道にインターネットで検索して、情報収集をしたり、SNSで好きな施工事例を見つけたり、しないといけません。

当然、探しにくい会社さんですので、評判も解り難かったりもしますので、少し時間をかけて探していくという感覚が必要になってきます。

*住宅雑誌なども、掲載費用などは当然必要ですので、その費用を掛けたくない会社さんもいます。

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まとめ

少しまとめてみたいと思いますが、

今回は、

注文住宅を考えた時に選ぶことができる建築会社の5つのタイプ

に関しての話をしていきました。

その中で、

  • 価格
  • デザイン性
  • 自由度
  • 構造・性能

などがどのように割り振りがされているのか?を出来るだけ解り易くグラフにまとめてご紹介してみました。

また、最後に簡単ですが、会社の探し方もご紹介してみましたが、こういった事前知識をもって、家づくりを進めて頂くだけでも、時間の短縮になるかと思います。

参考にして頂ければ幸いです。

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