建築スケジュール

家づくりスケジュールの注意点

投稿日:2013/11/06 更新日:

家づくりスケジュールの注意点に関してお伝えしていこうと思います。

先回(各タイプ毎の家の建築スケジュール)、先々回(工事請負契約をした後)と話をした所も併せてお読み頂ければと思います。

家づくりスケジュールは、とても重要なポイントですので、3回にも及びましたが最後に少しまとめつつ、今回は、契約前のスケジュールの注意点をお伝えしていきたいと思います。

家づくりの請負契約前に話しをしておく事はなんでしょうか。

家づくりのイメージ

間取り、外観、お金が揃えば契約できる?

一般的に、家は、間取り、外観、お金が合えば契約と言われます。(住宅業界、営業マンの中では)

因みにこの三つが揃えば契約できるという話は、私が住宅営業時代でも、今でも言われている事です。

でも本当にそうでしょうか?

私的な意見ですが、実はこれだけと、1回目、2回目の話のような少し怖い話の内容に成りかねません。

例えば、

1回目のようなお風呂のUP分で追加100万円という不測の事態が起こってしまったりします。

つまり、

請負契約する前に必ず話しをしておく内容として、

間取り、外観、お金だけで決めてはいけないという事です。

では、

何を決めておかなければいけないのかというと、全てです。

すこし極論ですが、気持ち的には、全て決めてから契約するようにしましょう。

つまり、

契約した時には、間取り、外観、お金はもちろん、

『完成後にカーテンをつけるイメージを鮮明に思い描く事が出来る』

という状態で契約しましょうという事です。

カーテンをつけるイメージとは、

つまり、

クロスの色窓の大きさ照明器具を決める必要がありますね。

クロスや窓の大きさ、照明器具を決める為には、

1階2階の天上高や、

フローリングの色や種類、

コンセントの位置も決める必要があります。

その為には、

家具配置やキッチン設備、収納等の位置関係を決める必要があります。

その為には、

外観、間取り、お金を決める必要がありますね。

つまり、

外観、間取り、お金は、家づくりの一番最初の段階なんです。

それで契約するのではなく、全てを決めてから契約してもらいたいと言う事です。

とはいうものの、実際は、そこまでの要求は出来ない場合も多いと思います。

しかし、

建築家さんとの家づくりは、

そうやって工事請負契約前に全て決めていく為に設計契約という契約を事前に交わしている事も事実です。

会社によって打合せできる能力の限界がありますが、

このようなカーテンを付けるイメージを持つ事ができるぐらいの話合いを契約前にしておく事が望ましいという事を覚えておきましょう。

スケジュールは無限

実際に着工直前に契約を交わす建築会社がある

実はこういった話は、

私の知っている建築会社さんでは、やっている所もちらほらあります。

当然、そういった会社さんなので、人気の高い工務店さんです。

確認申請という申請を出す直前にしか、請負契約をかわさない建築会社さんが実際にいるという事も知ってもらえればと思います。

こうする事で、家の着工が始まる前まで、最後の最後まで、お客様は、断る事が出来るという選択肢があるという事です。*当然と言えば当然ともとれますが…

もちろん、

色々と話を詰める為、打合せ期間も長くなり、殆どの場合は断りませんし、実際の所は、断りにくい状況になります。

但し、

『変な事をすれば最悪、断れるぞ!』という選択肢がある事は、安心に繋がります。

また、建築会社にとっても最後の最後まで気を抜けない。

となり、工期だけを気にして、事務的な打合せになりやすいクロス選びや、色選び、仕様UP金額を、簡単に数百万円出してくるような事を、事前に防ぐことが出来るという事です。

という事で、

できるだけ、家の全体イメージから細部のイメージが出来るようになるまで、契約しないという話も覚えておいて頂ければと思います。

できるだけ話をつめる事に対する注意点

通常の大手ハウスメーカーや工務店の建築スケジュールから考えると、

  • クロスの柄やフローリングの色
  • インテリア関係(照明器具など)
  • 正確な構造計算

まで、契約前に決めるという事は、難しいと思います。

なので、クロスなどは、選べるランクとその種類の確認をしてイメージをしておく事。

また、フローリングやコンセントの位置も決められない為、フローリングは、選べる種類や費用UPになりやすい無垢材、その他つかいたいフローリング(大理石調のものとかタイルとか)でUPする時の金額を聞いておく事。またコンセントに関しては、各部屋の付けられる数やUPする時の費用、インターネットや電話、テレビ配線なども併せて聞いておく事が大切です。

ここでは、

少なくとも意図しないUP分が出ない程度まで話合いをする事。

ある程度完成をイメージ出来るようにしてもらいたいと思います。

会社によって出来る範囲、契約前にどこまでの打合せが出来るのかは違います。

家づくりの最初の段階で聞いておく事も大切ですね。

これら建築スケジュールに関しては、是非、建築会社と話をする初期段階で、確認しておいてほしい内容です。

関連記事:家の建築スケジュールの強制度

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