これからの家づくり 家づくり相談実例

とある営業マンさんとの出会い

投稿日:2015/06/14 更新日:

このブログ、始まり方を迷った記事なのですが、

私たちは、家づくりの取材活動を毎月行っております。

数としては、昔と比べてかなり減ったのですが^^;

それでも、

家づくりに関係する新しい会社さんとの出会いを求めて、毎月10社以上の会社さんと新規でお話させて頂く事があります。

そんな中、新しい会社さん(最近は工務店・建築家さんという枠組みをはずれ、不動産屋さんや外構屋さん、解体屋さん、税理士さん、銀行さんなど多岐に渡りますが)との出会いは、必ず何か新しいヒントをもらえます。

その中で、

最近取材に行った会社さん&お客様のご紹介した後の取り組みは、

家づくりの一つのあり方、家づくりをお考えの方には、そういった家づくりもあるんだ!?

と思って頂けるかなと。

2回に別けておてお伝えしていければと思っております。

営業マンはお客様の代理

営業マンさんは、お客様の代理

さてさて、この話をする前に前置きを

家づくりをする上で、重要な要素の一つとして、営業マンさん(もしくは、担当者さん)の力量というのがあげられます。

今回の話は、この事を改めて思った話。

家づくりの相談では、

  • 土地購入前のチェック
  • 家づくりのアドバイス
  • 建築会社さんのご紹介

などをさせて頂いているんですが、

今回の話は、相談の際に会社紹介もさせて頂いた方で、その中の1社さん(今回ご紹介する会社さん)で契約された方の話です。

詳しい過程の内容は少しおいておいて、

相談&ご紹介後、

お客様には、様々な悩みがありました。

何かと言うと

  • 土地価格の契約前の直前の価格交渉が出来るか?
  • 購入した土地(契約した一ヵ月後ぐらい)に隠れた瑕疵(土地に問題)が見付かり、その対処をどうする?
  • 予算内で、費用対効果を如何に高く出来るか?

といった、大きくは3つの悩み。

結論からお伝えすると、

お客様とその会社の営業マンさんで、それらを全て解決していき、その解決方法が凄い!と思ったので、先ずはご紹介します。

具体的な話をすると、

  • 土地価格の交渉は契約直前にも関わらず100万以上の値交渉に成功!(お客様による交渉が大きいです)
  • 土地の問題を不動産屋さん側に認めさせて、購入時よりも良い状態で、引渡しが出来たこと。(本来100万円ぐらいはお金がかかる工事を不動産屋さんに交渉した事)
  • 理想の家づくりを予算内で抑える為に、仕入れ方法から全てを改善させてきた。(当初の希望予算のままで、如何に仕様を良くするか?を検討していった事)

という話。

土地に関しては、価格交渉+隠れた瑕疵が見付かった事で、引渡しまでに多少の時間がかかったものの、

怪我の功名?

も重なり、最初の状態、土地の売り出し価格から考えると、恐らくですが、300万円ぐらいの費用を削減出来ているようにも思いました。

この土地の問題に関しては、

建築会社さんの営業マンさんが、

  • 不動産屋さんに交渉に行き、
  • その土地を更地にした解体業者さんと交渉して、
  • 隣の家の方と話をし、
  • 順序建てて瑕疵を解決していく

行動力はすばらしいものでした。

これだけでも営業マンさん役目は大きいです。

以外と、こういった事が出来る人っていない…

また、

3つ目の家づくりの提案に関しては、営業マンさんがここまでやってくれる?という感じで、

  • 仕入先の改善
  • 提案力

など、

『その人でなければダメ!』

という家づくりとなって行きました。

提案自体も、4日に1回は、手書きで図面を書いてお客様のポストに入れて、メッセージを残す。

自由設計だからこそ、かなり細かい所の内容も伝わるように、説明をしたり、イラストを書いた資料を渡したりしつつ、

何件もショールームに一緒に回ったりと
*ショールームに関しては、普通なのかもしれませんが…

その一方で、

契約時の価格内で費用が納まるように、仕入ルートの改善をしていく。

通常、仕入れルーとの改善は、なかなか個別の営業マンでは出来ない所ですが、会社を説得して、成り立たせるまでの工程は目を見張るものでした。

例えば、

  • 木材のプレカット会社を東海3件を動き回って探す。
  • オーダーの家具やフローリングがお値打ちに出来る卸業者さんを探す。
  • 外構を外構屋さんに投げるのではなく、セメント系、アルミ系、樹木系、その他と外構工事の分野毎で分離発注して、それをまとめる工程管理

などです。

契約後の費用UP無し

これらをする事で、契約後の費用UPを抑える事は、お客様にとっても非常に魅力的かと思います。

勿論、お客様が納得できる提案力がある上で成り立つのですが、

職人さんの手配、工程管理も全て

その営業マンさんが全て陣頭指揮をとって、一つの家づくりをプロジェクトとして仕上げていく。

私も昔住宅営業をしていたのですが、とても同じように出来るか?と言われたら、自信ないぐらいの活動…;

『この人はいないとダメだ!』

と思える方で、久しぶりに1営業マンさんの取り組みで感動したのでご紹介をさせて頂きました。

*今回ご紹介した営業マンさんの経歴を色々と聞いていくと、とあるハウジングセンターにある展示場を設計していたりと、その営業マンさんも凄かったんですけどね…

さてさて、そういった経緯があった上で、

一番最初の話。

実は、そういった方との家づくりに私も少しだけ(本当に少しだけですが)参加させていただきました。

その中で、この話は!

という内容があったのでご紹介してみたいと思います。

ではでは

次ページ:一坪の庭

参考記事1:坪庭の作り方

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