ハウスデザイン 間取り

【間取り】縮めて、メリハリ付けて、どう見せる??

投稿日:2019/08/22 更新日:

家づくりにおいて、一番重要なところは何か?

と聞かれれば、

  • 『無理なく返済できるお金で家を買う!』

だと思います。

ただ、これが意外と難しいことも、家づくりをご経験された方であれば解るかと思います。

注文住宅の場合、どうしても夢(想い)を詰め込み過ぎてしまいがちで、結果として家が大きくなってしまいがちだからです。

そんな時に、基本的な知識として知っておくべきことは、

  • お金が一番大きく変わるのは“家の大きさ”
  • お金を減らしたいなら、家の坪数を減らすことを先ずは考える。

ですよね。

この話は、何度もお話しをしているので、良いかと思いますが、坪数を増減させることで、100万円という単位でお金は動きます。

もちろん、生活する上で必要なもの

例えば、

  • 収納が足りてない
  • LDKが小さすぎてくつろげない、家具が上手くおけない
  • 階段が急で怖い

となってしまっては、家づくりとしては良くないので、生活のしさすさのベースを辞めてまで小さくするのは、考え物です。

Rebroathome03

間取りは、空間を上手くつかって、メリハリをつける!

さて、今回は間取りの話をしていきたいと思います。

先ずは、先回の間取り価格の改正の記事(こちら)でご紹介した間取り相談後の感想をもう一度ご紹介させて頂きます。

【ご相談者さんからの間取り相談後のメール③】―――

新しい間取り案をいただいた感想としては、1.5階リビングは外からの目線を避けて採光出来るし、中庭ではフェンスが最低限で良いと言うメリットがあり良いと思います。

また収納も各所に適度に確保されており使い勝手が良さそうです。

これで約26坪は驚きです。ありがとうございました。

――――

この感想メールですが、こちらは、もともと33坪の間取りでした。

  • 33坪→26坪=7坪減

坪数だけで考えれば、300万円ぐらいの予算削減ができるレベルです。

かなり縮めていますが、もちろん、ただただ坪数を減らす間取りというのは、冒頭でご紹介したように、よくありませんので、

注文住宅として、

  • どのように坪数を減らすか?
  • どこにお金をかけるか?

は検討してもらいたくて、空間を上手く使えると良いのかな?と思います。

では、上記の感想を頂いた方の間取りですが、断面図のみ、ご紹介してみたいと思います。

スキップフロアの断面図

こんな感じで提案してみました。

ドット01

■ LDKのリビングをスキップフロアで上げる。

もともとは、階段の一部にPCスペースのスキップフロアがあった間取りだったのですが、もっと大きく変化を加えても良いのかな?と思い。

また、道路からの目線が気になる所だったので、リビング全体をスキップであげた間取り案にしました。

■ リビングの天井高を3m

リビング部分の上に二階をもっていかなければ、天井高を気にしなくて良く、3mとか高く出来ますので、そういった事も検討出来たりします。

■ 延床面積は26坪だけど

スキップフロアやその下の土間収納、またリビングの天井高を上げたり、ロフトをつくったりとしています。

■ 価格

上記のようなことをしているので、予算は冒頭の300万円ほどは下がらないかと思います、、、建築会社さんのタイプにもよりますが、個人的なイメージとしては150~200万円Downで落ち着くと良いかな?と思っております。

(ハウスメーカーさんだと、むしろ価格UPしてしまう可能性もありますので、ご注意を。)

ドット01

子供部屋は何帖欲しい?

はい、今回の間取りですが、子供部屋を

  • (5帖+収納)×2→(4帖)と(4帖+ロフト)

と、縮めています。

  • “坪数を減らす”

を考えた時に、先ずは子供部屋の大きさを検討して頂くのも良いかな?と思います。

  • 『子供部屋は何帖欲しい??』

という問いをここで考えてみると、

  • 『子供部屋は小さくても良いよ、、、ベッドと勉強デスクが置ければ、、、』

という回答であれば、4帖でも足りる大きさになります。

また、ベッドのスペースだけ確保して(もっと小さく、3.5帖とかにして)、子どもたちの共通のDEN(勉強スペース)を2階のホールに設けることができれば、もう少し小さく間取りが出来るかもしれません。

何となく、

営業さん:『お子様の部屋は何帖ぐらい欲しいですか?』

お客様:『自分が子供だった時の部屋の大きさは、、、』

営業さん:『一般的には4.5~6帖ぐらいが多いですかね~』

といった感覚で子供部屋の大きさが決まることも多いので、ここら辺は生活スタイルに合わせて、考えていきたい所です。

各部屋の大きさは

  • 実際に必要な大きさは?
  • どのように見せるか?

の二つが重要になってきますので、参考にして頂ければ幸いです。

*以前、動物占いの所で話をしましたが、こういった家づくりはそれぞれの個性というのも尊重すべきですので、絶対ではありません。

それぞれがライフスタイルを考えて頂ければと思います。

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