ハウスメーカー

ハウスメーカーで契約後:造作家具

投稿日:2014/09/18 更新日:

最近よくある質問のパート2です。

ハウスメーカーさんで契約、その後の『知らなかった』を無くす為にも、今回の話は覚えておきたい話。

先回の記事と同様に、この造作家具に関する問い合わせも頂きます。

造作家具…注文住宅ならではとも言える工事ですね。

洗面所やキッチン、サイドテーブルやテレビボード、などを造作でつくる事は、注文住宅、新築時だからこそ、その家の寸法に合わせて綺麗につくりこむ事が出来ますし、それぞれの家づくりで味を出せるポイントだったりします。

理想の家づくりをしようと思って写真を集めてみたら、造作家具が結構使われている写真集だったりする事も多いと思います。

今回は、そんな造作家具の依頼を契約した会社さんにした際、出てきた見積もりが高かったら!という話をして見たいと思います。

造作家具なら工務店??

解りにくいので、少し例を出します。

例えば、とあるハウスメーカーさんで、下のような写真を作るとしたら、いくらかかる?

洗面の造作

と聞いた所、

『全部で60万円ぐらいですかね。』とか『わかりません。』

という答えが返ってきたりします。

ピンとこないかも知れませんが、造作家具などを普段取り扱っている会社さんであれば、金額で言えば、半額以下で出来たりします。

勿論、つかう部材などによっては、60万円となる事もありますが、今回の話は、お値打ちにつくる方法を提示できるかどうか!?という話です。

例えば、60万円かかる会社さんに、何とか30万円ぐらいで!といっても対応出来ない事が多かったりします。
*特にハウスメーカーさんにこういった事があったりします。

相談を受けて、工務店さんなどに話しをすると、慣れていない工務店さんの場合、そのハウスメーカーさんの見積もりをみると目が点になったりします。
*それぐらい費用が違ったりしてしまうんです。

で、ここまでは知ってる方も多いと思いますので、ここからが本題ですね。

何故費用がそこまで違うのか?

上記のように、造作家具に関しては、かなり費用が違ったりします。

何故でしょうか。

個人的には3つの違いから費用の違いが出てきてしまっているように思いますので、少し詳しく解説していきたいと思います。

ハウスメーカーさんは造作家具の対応に慣れていない

ポイントの一つ目として、この話があるように思います。

つまり“慣れ”ですね。

私がハウスメーカーの営業マンだったとき、色々な家を見ても、造作家具工事といったら、テレビボード、リビング横のサイドテーブルぐらいで、

例えば、

  • キッチン後ろのカップボード
  • 洗面台
  • キッチンやテーブル
  • 建具やその他の間接照明などの造作家具

などは、殆どの場合、やったことないし、費用もものすごく上がりそうだから、提案しない!といった状況でした。

殆ど提案しないという事は、知らない事も多いという事ですね。

つまり、営業マンさんによっては、

  • 金額もわからない
  • 対応先も知らない
  • 施工対応(大工さんの人件費)が解らない

といった事も結構あります。

安全を見る為に高くなる

次の要因として、安全を取る事で費用が高くなるのかなと思います。

例えば、大工さんの人件費でいえば、上記のように慣れていない場合、本来1日の人件費で大丈夫だったとしても、解らない為、安全をとって2日分の考えておくなどですね。

また、造作家具は、既製品のものと比べて、保証を付けづらく、どれぐらいの安全値を持っておけばいいか判らないという事もあります。

結果として、少し高めにこれぐらいは必要?といった感じで、割高に試算する事もあるように思います。

保険費用としてどれぐらいの費用が適正か、また、どこまで保証されるのか?は、造作では判断が難しい所ではありますが、高くなる要因の一つとされています。

ハウスメーカーで造作家具??

造作家具製作会社とのコネクションが少ない

ハウスメーカーさんの場合、…じゃなくても多くの工務店さんでも言えることなのですが、一般的な標準仕様は、既製品です。

例えば、

  • 建具(ドアや引き戸)
  • 収納の棚
  • キッチン収納

などは基本的には、○○メーカーの○○といった商品という話になります。

だけど、お伝えしている通り、

  • 建築で出る廃材をつかってカウンターをつくる
  • 簡単な板で収納の棚をつくる
  • 見栄えを考えて、建具(ドア)などは造作でつくる

など、家づくり、特に注文住宅においては、既製品では表現できない工事が必要になったりする事も結構あります。

こういった場合

造作関係専門の会社にお願いし、発注する必要が出てきたりしますが、ここら辺のコネクションを持っていない会社さんも結構あると言う事です。

こういった事は、なかなか普通の方では、判断ができませんが、価格として高い費用しか言えない会社さんなどは、注意が必要だと言う事ですね。

このような上記3つの事から、ハウスメーカーさんの造作家具工事は、総じて高くなってくるように思われます。

造作の費用は契約後

因みに、造作関係は契約後に打合せとなる事が殆どです。

その為、契約後に造作の見積もりをとると、予算オーバー。

結果、造作は無し!

と言う事になる場合も多くあります。

ここら辺は、それぞれの会社さんによって、対応が変わってくる話かとも思いますので、詳しい話はできませんが、予め造作をしたい事が解っている場合は、必ず!

契約前に気になっている造作工事の見積もりを出してもらうような段取りをして頂ければと思っております。

もし具体的に、気になっている方がいれば、ご質問頂ければと思います。

メルマガセミナーリンク

↓↓↓【理想がみつかる!】家づくり無料相談はこちらから↓↓↓

家づくりサイト

*気軽にお問合わせください^^

アドセンス広告(記事下)




アドセンス広告(記事下)




-ハウスメーカー

執筆者: