先回の記事で、建売住宅の値引きに関する話をしました。
今回は、少しその話の流れを踏まえた上で、このタイミングでの土地の売却の話しをしてみたいと思います。
結論から言えば、土地の売却が
- 通常よりも高く
- 通常よりも手早く
売る事ができるタイミングかもしれません、という話です。
…
目次
土地の買取業者
まずは、土地を高く売却する為にも、この買取業者に対する知識を深めておきましょう。
建売業者や土地の仲介件数をみればわかりますが、地域ごとに年間を通して、何百と有るわけではありません。
また、一つ当たりの単価も高い為、一つの不動産が占める割合も大きいんです。
*当たり前ですが…
また、新築の建売業者や、不動産業者の側は、現時点で、来年度の販売計画は既にあり、目標としても明確に出ています。
- 建売を26年度は何棟売る!
- 土地を直接買って建売事業を始める!
などですね。
この目標を達成する為に最も重要なのは、
- 他社よりも良い土地をお値打ちに買えるかどうか?
- 買った土地の売却を順調にしていけるかどうか?
という2点なのはご理解頂けると思います。
今回の話の核です。
実は、現在、問題となっているのが、良い土地が見つかっていないらしいんです。
良い土地というよりも、消費税増税後の市場の低下に伴い、土地の売却相談自体も現状あまり出てこなくなってしまったらしい。
話が少し飛びますが、もう少し最近の不動産の売買状況を見て行きたいと思います。
大手ハウスメーカーも土地の買取に参入
今現在、大手ハウスメーカーさんも土地の買取に力を入れてきているという話をします。
そもそも大手ハウスメーカーさんが土地を買って、建築条件付として、土地を売る事ができると
- 営業マンが必要ないぐらい建物の契約までスムーズに運ぶ
- 土地と建物で利益が出せる
- 注文に特化してきてるメーカーの場合、範囲を広げる事で増収増益が見込める
*全体の受注が下がってきている現在において
の三つが考えられ、最近では、大手ハウスメーカーによる建築条件付の土地も増えてきています。
その為、大手ハウスメーカーさんも、資本のゆとりがまだある場合、土地の買取に関して、力を入れてきているという事です。
土地の売却を考えるなら今、相談をしてみるのも一つ
ここからようやく本題に入りますね…長かった(^^;)
通常、土地の売却において、仲介市場に出す方が、業者に買い取ってもらうよりも高く売れるというのが、一般的です。参考記事:住替えの為の不動産売却
つまり、土地の売却の際、買取を希望するデメリットとして、金額が一番のネックになってきます。
しかし、
今回の状況をご理解頂ければ判りますが、土地売却を考えた時、今までデメリットとされてきていた買取価格が大幅に上がる可能性も出てくるんです。
不動産買取市場として、どの会社も魅力的な土地を探しているのは肌で感じていますし、
- 今まであまり見向きもされなかった小さな土地
- 少し不整形な土地
なども検討するようになってきたようにも感じます。
そんなような状況になってきている為、当然、買取価格も通常よりも上がってくる事が想定されます。
このような状況下だと、
- 直接業者に買取相談をする
- 不動産屋に仲介として相談する
の二つを同時並行して進めてもらう方がメリットが高いように感じています。
土地売却で業者に土地を買い取ってもらう時の注意点
土地の売却で業者に買い取ってもらう時、何処に買取依頼をするか?という事は皆様も関心の高い内容だと思います。
- 大手ハウスメーカー?
- 大手建売分譲会社?
- 土地の買取会社?
- それとも地元?
- ネットで一括査定をしてもらう?
などの選択肢がありますね。
ですが、
一生に一度、有るか無いかの世界である、不動産(土地)売却の場合、なかなか個人で、いきなりその話を持ち込むのも難しかいと思います。
ネットの一括査定も少し不安!なんて思われると思います。
不動産屋さんは意外と色々と情報を知ってる
現在、インターネットなどでも一括見積りが出せる状況ではありますが、それも少し不安だと言う方には、不動産仲介業者さんに相談を持ちかけるのも一つだと思います。
なぜかと言うと、その地域の土地を高く買い取って貰える業者の実例情報を意外と持っていたりします。
『あそこの業者は仲介市場価格に近い価格で買い取ってもらえるよ!』
という情報を持っていると言う事。
不動産屋さんが仲介として入る事で、此方側からのアドバイスももらえる為(中立な立場に近い状態で)です。
また、仲介として市場に出す相談も出来る為、色々な角度からの検討ができますよね。
買取専門業者に関しても、不動産仲介業者経由だと、仲介手数料はかかります。
が、
それでも大きく価格変動が発生する不動産の場合、手元に残るお金も多くなる場合も多いように感じます。
本来は、仲介業者さんの見分け方の話になってきますが、以前から色々とお伝えしていますので、そちらをご参考下さい。
まとめ
今回は土地の売却、この消費税増税前後の状況をお伝えしています。
このような場合、
- 買取は価格がネック
- 仲介は時期がネック
という通常のデメリットはあまり考えず、
初めて経験される方であれば特に、どの方法が良いと考えず、色々な選択肢を試していただき、自分たちにあった不動産の売却方法を考えてもらえればと思います。
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