家のお金

家を買う時、必ずすべきお金の相談

投稿日:2013/11/19 更新日:

家づくりにおいて、

  • 『家にかけるお金って、くらまで借りても良いの?』

というのは、皆さまが悩むポイントだと思います。

35年の住宅ローンを組む方も多いと思いますが、その間、

  • 必要な生活費用はいくらぐらい?
  • お子様の教育費用は?
  • 老後の蓄えは出来るの?

など、

様々な“悩み”も一緒に出てくると思います。

【知識:住宅ローンの繰上返済】―――

35年ローンといっても、繰上げ返済といって、実際にはお金が住宅ローン期間中にお金が貯まったタイミングで、

  • 返済期間を短くする
  • 返済額を少なくする

という事も出来ます。多くの方は、住宅ローンの控除が受けられる10年間はそのお金を貯めておいて、10年後に、一定期間の繰上返済をされる方も今は多いです。

“繰上返済”を前提に考えて、35年の住宅ローン(住宅ローンで借りられる最長の期間)を借りられる方も多いです。

―――――

で、今回は、そういった家づくりにおけるお金に対する話として、『いくらまでなら借りても良いの?』をしてみたいと思います。

いくらまでなら借りても良いの??

家を買う為のお金を決める。

この家を買う為の“お金”、皆さまどのようにお考えでしょうか。

  • 現在の家賃と同額のローンなら払っていける
  • 月10万円ぐらいな大丈夫かな?

など、意外とざっくりとした支払い計画だったりする事も多いのではないでしょうか…

実際に、建築会社さんから見積もりが出てきて、その価格が、当初のお考えよりも下回るようなご状況であれば、問題ないかもしれません。

しかし、

例えば、実際に出てきた見積もり金額から、住宅ローンを考えると、

  • 初めは、【月8万円(家賃と同額)出来ればボーナス返済は無し】で考えていたけど、【月8万円、ボーナス返済20万円】に変わってしまった💦

となったりするのも家づくりです。

こういった返済計画を

  • 自分達だけで決めてしまっても良いのか。
  • 公平な第三者の意見を聞きたい。

などの疑問や要望相談は多くあります。

家づくりの最初のタイミングでFP相談に行こう!

因みに、そもそもの話ですが、

お客様の中で、家を買う為のお金の返済額を、

『私たちが家づくりにかける事が出来る上限価格は○○○○万円まで!』と、最初からズバリ言える方は少ないです。

このFP相談をして頂く事で、こういった話が、最初のタイミングで出来るようになるという事ですね。

【知識:FP相談】―――

『FP相談…ってなに???』となる方も多いかと思いますが、ファイナンシャルプランナーによるお金の相談のことです。

業界用語(?)でいうと、“ライフプラン”と言ったりもします。

  • お子様の教育資金
  • 老後の平均資金
  • 毎月の生活費や光熱費など

生活していく上での必要なお金を生涯支出金額として割り出し(その中に住宅ローンを組み込み)収入とのバランスを見て、お金の計画を立てる事をFP相談としています。

―――――

はい、

『お金の相談をお金の専門家に相談する』

という話です。

家を買う時こそお金の相談をすべき

“家を買う最初のタイミングだからこそ”お金の相談をしてもらいたいので、先ずは、何故?をお伝えしてきますね。

一般的な話をすれば、家は、建てた後からお金の支払いが始まります。

ローンを払いながら、生活、

  • お子様の進学
  • 車の購入
  • 相続
  • 退職
  • 冠婚葬祭

など、急に大きなお金が必要になる事も出てきます。

その時に、

  • 手元にお金がない!
  • ローンの返済が厳しい!

となるのは、避けたい所ですし、

今では、住宅ローンの借入者の10人に1人以上の割合で、支払いが出来なくなり、購入した家を手放す方がいると言われている状況です。

そこで、FP相談なんですね。

FP相談は、上記のような、結婚~老後まで、それぞれの方のライフスタイルに合わせたお金の相談を専門家がしてくれます。

【知識:FP相談はどこでしてくれる??】―――

FP相談はどこですれば良いの??ですが、最近では、このお金に関する相談(=ライフプラン)は、色々な所でやってます。

  • 建築会社さんが主宰でFPの先生を招いて相談会をしているのは多く見かけます。
  • また、生命保険の営業さんの殆どが、このFP相談を前提の上で保険の取り扱いをしていたりします。
    *どちらも無料でやっている場合が多いです。

ということで、建築会社さんにお願いしてみても良いですし、家を買うタイミングだからこそ、生命保険の見直しついでにライフプランをしてもらうのも一つですね。

*有料のFP相談というのもありますし、今は検索すれば相談場所についてはすぐに見つかるかと思います。

―――――

lifeplan

以下は、私自身がFPの先生と対談した際、その先生の言葉の内容の抜粋です。(参考URL:http://rebroathome.com/uservoice/interview1.html

小宇佐:

住宅を購入される方でFP相談にこられる場合、「私たちは、いくらの住宅なら、買ってもいいの?」という相談が多いです。

この相談を、ちょっと深く考えてみていただきたいんですね。この相談の裏には、「人生で住宅購入の他に、やりたいこともある。将来必要になる子どもの教育費や、老後の生活費も確保したい。私たちは、いくらの住宅なら、買ってもだいじょうぶなの?」といった背景が隠されています。

小宇佐:

解決するためには、「住宅購入の他にやりたいこと」や、「成長して欲しいお子さんの姿」、「理想の老後の生活」など、人生の目標や夢をはっきりさせる必要があります。そういった夢や、やりたいことの為にも、お金と向き合う事は大切です。

でも、日常生活をする上では、何となくやり過ごしていたり、ご夫婦間で、真剣に話し合う機会も少ない。望む人生を送るためには、お金と上手に付き合うことが大切です。

—–ここまで抜粋——

住宅ローンと生命保険の二重保険!??

何故?保険屋さんが、こういったFP相談をしてくれるのか?

と言うと、

住宅ローンを借りる場合、併せて団体信用生命保険(略して“団信”とも呼びます)というものに自動的に加入する必要があるからです。

【知識:団体信用生命保険】―――

団体信用生命保険とは、住宅ローンの支払い期間に、買主様に何かあった際に、残りの住宅ローンを無しにする保険のことで、住宅ローンを銀行さんが貸す時の条件として、団信への加入が入っていたりします。

*一部、団信への加入が義務化されていない住宅ローン商品もあります。

―――――

言い換えれば、その住宅ローン金額分の生命保険に追加で加入する事と同じような状態になる為、

  • 家を買う時こそ、今までかけていた生命保険などを見直しする事が出来る。

です。

こういった事から、保険屋さんとしても、FP相談をして、

  • 家計の無駄をチェック
  • 減らせる保険のアドバイス&必要な保険の提案

等をするようにしているんです。

FP相談をして、支払い計画がしっかりと決まれば、

  • 生活する上でのお金の不安は拭えることができたりします。
  • また、計画的な貯蓄が出来たり。
  • かなえたい夢の為の投資をしたり出来ます。

と色々な可能性が見えてくる場合も多いという話は勿論、ご自身の人生を机上で一度生きてみる事で、

  • 本当に必要なお金がいくらなのか?
  • 自分たちが望む生活をする為には家にいくら必要なのか??

等が見えてきます。

家づくりは生活づくりですので、そういった全体が見えてこそ、“いくらまでなら借りても良いの??”が見えてくるという話ですね。

まとめ

家を買う時にお金の相談は、ハウスメーカー、工務店、建築家、ローコストメーカーの何処で建てても、是非やって頂きたい内容です。

ハウスメーカーさんと家づくりを考えたら、このお金の相談に関しては、気の利く営業マンさんなら普通、薦めてくれます。

工務店、建築家、ローコストメーカーさんの場合、薦めてくれる会社さんも実は少ない為、自分達で探す必要があります。

  • 注意点としては、

家の価格が高いハウスメーカーさんの場合、どうしてもお金の計算がシビアになりがちで、FP相談をしてくれる方も、お得意先(ハウスメーカーさんとの今後の取引もある為)としてある程度、そこら辺を考慮、意識して話をする場合も出てきます。

…つまり、FPの先生から、『いくらまで、大丈夫ですよ!』を裏で手をまわして言ってもらう、、、ということです><

また、FP相談をしてくれる方による説明の違いや、営業の違いなども当然ある為、出来れば質の高い相談者を選んで頂ければとも思っています。

東海エリアの方であれば、Rebroathome、家づくり教室から、直接ご紹介もできるので、また、ご相談下さい。

一番最初にお金の相談をする

お金の相談は、家づくりが始まったら直ぐに受ける方が良い。

長くなってしまいますが、最後にもう一つ。

お金の相談は、家づくりが始まったら、なるべく早い段階で受けて下さい。

これは、契約直前になればなるほど、少し観点が変わってしまうからで、例えば、建築会社さんも殆ど決まっている状態だと、

  • 『この家を買う為に、あといくら家計を削減しないといけない。』という考えからのFP相談になってしまうからです。

これは違います。

『人生に一度の買い物だから、どんな事をしてもこの家を建てたい!』と言うのがその方の本当の意思であれば、もちろん良いのですが、

最初は、『良い家を、支払も無理なく、お値打ちに建てられたらな~』と思っていたのであれば、これでは目的が違いますよね。

という事で、出来れば、

  • 家づくりの最初の段階でお金の相談をし、(自分たちで見つけて)

その上で、

  • 建築会社さんに、最初のタイミングで絶対予算を伝えた方が良い

なのです。

安心して家づくりを楽しむために、まず押さえる所は押さえておきましょう。

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関連記事1:お金の不安を解消しよう!みんな家にどれぐらいの費用をかけたの??

関連記事2:カタログ・資料請求を面白くする4つの方法

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