ハウスデザイン

建築写真のチェックポイント

投稿日:2013/11/15 更新日:

今回は、“何となく良いな~と思った建築写真を集めてみたけど…”の話をしたいと思います。

家づくりを考えた時、必ず参考にするのが、その会社の建築実例です。

例えば、

  • 自分たちの理想を伝える時
  • 契約前の確認の際
  • 契約した後のインテリアの打合せ

など、様々な場面で、建築写真の活用が出来ます。

また、ハウスメーカー、工務店、建築家の建築実例を色々と見れば、家のデザインは、多種多様な表現の仕方がある事もご理解頂けると思います。

そこで、

今回は、少しその建築写真を見る時の感覚をお伝えしていければと思います。

建築写真

建築写真からわかる事

通常、建築写真だけでは、建築価格はわかりません。

勿論、私どものように、色々な会社さんを見ていれば、ある程度、建築実例や、その価格観がわかってきて、建築写真を見るだけでも、概算費用がどれぐらいは、わかるようになる事も多いです。

『同じ家を建てるとして、ハウスメーカーだったら○○万円ぐらい、工務店だったら○○万円ぐらい、建築家だったら○○万年ぐらいかな』

という感じ。

で、こういった事が何となくわかるようになる為にも、お伝えする建築写真のチェック方法は、参考にして頂けると思います。

ただし今回は、

  • フローリングの素材
  • クロスの種類
  • 造作でつかっている素材

などに関しては、お伝えしません。

実際の質感は、建築写真からは、わからない事も多い為です。

メインのチェックポイントとしては、

基本的は

  • 【標準工事外の工事(通常オプションになりそうな工事)】
  • 【デザインUP】

の2点を気にしてみています。

ぜひご参考下さい。

建築写真のチェック(内観)

建築写真のチェック【内観】

建築写真は、

  • STEP1:なんとなくお気に入りを見つける。
  • STEP2:細かく見ていく事

の両方が大切です。

写真を見る事で、“あ、ここはこんな所も工夫されているかも??”を見つける目を持って頂く事が重要です。

例えば、上の建築写真を細かく見てみると、

■ 収納のルーバーをチェック

建具がルーバーの収納という事は、

  • リモコンで操作できる機器が入っている?
  • エアコン?
  • スピーカー?

といった可能性が考えられます。

■ 間接照明をチェック

間接照明を床に持って来るためにどれぐらい収納下を空間として空けるのだろう?

を見て頂くと良いとをもいます。

■ 細かい堀

照明のライトに合わせて、堀が入っている。

これらの細部に関しては、むしろ、お客様が会社側に指示する必要があったりします。

逆に知っていれば、理想の写真と併せて打合せの際に伝える事が出来ますね。

■ 天井の間接照明と、建具をチェック

こうすると、きれいに内観を見せる事ができる。

つまり、すっきり見せる為には、建具は標準の高さの建具ではなく、ハイ建具(天井までの建具)を指定する必要があったりしますね。

床の段差やその仕様をチェック

床の段差や仕様をチェックして、雰囲気の変え方:写真はマットな感じが出ていますが、それ以外の組合せを見て行きます。

後は窓位置や窓の形状をチェックしつつ、造作家具とそうでない家具の仕分けチェックをしながら、

まとめ

『自分たちなら』

  • どのような家具を置くか?
  • どのよな電気配置にするか?

などを想像しながら建築写真を見て頂くと、家づくりに対する考えや見方が変わって来るのではないでしょうか。

参考にした写真だとモダンにする為の内観やすっきり見せる工夫というアイディアをこの写真から得る事が出来ますね。

建築写真のチェック(外観)

建築写真のチェック【外観】

外観をチェックする事で、その家がどれぐらい割高につくられているかをある程度予測する事が出来ます。

上記の写真を例に出せば、

外観はタイル外壁(レンガ)

外壁がそもそもタイル(レンガ)となっていることから、

『通常のサイディング外壁よりも200万円以上は高くなるな~』と考える事が出来ます。

*この写真は家の大きさも大きい為、外壁の種類変更だけでもUP分が大きくなると思います。

また、

総2階の家かそうでないか

総2階か総2階じゃないかでも坪単価(同じ面積としても価格)が上がります。

もう少し細かく見ると、

ビルトインガレージやその他のポイント

ビルトインガレージでつかっているガレージの扉素材を見たり

外壁コーナー部分の少しボコボコとした外壁の張り方、屋根形状は通常の屋根と比べても、かなり複雑と言う事が見て頂けるのではないでしょうか。

お金とのバランスももちろんありますが、価格を予測しながら見て行くのも面白いと思います。

付属するエクステリア

また外観の最後に家に付随するエクステリアもチェックしておきます。

今回の絵だとウッドデッキと窓上のオーニングなどにも目が行きますね。

こちらは、外構費用として見込む必要がありますが、そのつかいかたや生活のイメージを実現させる為には、予め予算として組み込んでおけると良いと思います。

参考HP:Rebroathomeの建築写真ページ

まとめ

建築写真は何となく見つつも、少しでも『これは!!?』と思ったら少し細かく見て頂く事が大切です。

これらをハウスメーカー、工務店、建築家の建築写真をそれぞれ見る事で、

最終的には、

『この家を建てる為には、ハウスメーカーだったら○○万円ぐらい、工務店だったら○○万円ぐらい、建築家だったら○○万円ぐらいかな』

とイメージを掴んで頂けるようになればと思っています。

また違う写真をつかって今後も少し見て良ければと思います。

関連記事:1000万円台で家を建てるカタログ資料請求を『面白い』に変える四つの方法

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