毎年の話をさせていただくと、1月の不動産取引は実は意外と少ないことが多いです。
2月、3月に向けて少しづつ不動産取引が活況となっていくことが多くあり、今回はそんなタイミングだからこそ、
- 事前に不動産(土地の購入)
に関する話をしてみたいと思います。
因みに、ある不動産屋さんの話ですが、宅建協会の幹部の役(すみません、表現が正しいのかわかりませんが^^;)が今年周ってきているようで、今は、地価公示の前のチェックをしているとの事でした。
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地価を見ることで、不動産価格のトレンドはわかりますので、昨年のデータ、平成30年の地価公示のデータをもとに今回は話をしてみたいと思います。
今回の話のもとになる資料は、国土交通省が発表した、“平成30年地価公示の概要”を基に話をしていきます^^
【地価公示とは?】―――
国土交通省の土地鑑定委員会が地価公示法に基づいて、毎年1回、1月1日時点における標準地の1平米あたりの地価を公表することを「地価公示」といいます。
毎年3月頃、官報に価格、所在地、地番、地積、形状、土地の利用状況などが記載されます。この地価公示によって公表された公示地価は、適正な土地取引価格の指標となっています。
参照:コトバンクより―――――
土地を買うなら、駅から1.5㎞未満??
はい、平成30年度は、
- 全国の住宅地の地価が10年ぶりに上昇に転じた。
が一番目につくトピックスですね。
東日本大震災後、平成26年ごろから都市部の住宅地で地価が上昇に切り返しており、平成30年は全国平均でみてプラスに転じたとの事。
実際に、ここ数年で愛知県内でも土地価格の上昇が色々な所で目立ちますので、それも頷ける話ですが…
さて、
- 『土地を買うなら、どんな土地を買えば良いのか?』
に少しフォーカスして、資産価値という観点から言えば、
*参照:平成30年地価公示の概要より
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- 三大首都圏:駅から1.5㎞未満(駅徒歩19分以内)
- その他:駅から1㎞未満(駅徒歩13分以内)
――――
であれば、その土地の資産価値としては良いのかもしれません。
と言いつつも、その土地で一生住み続けるのであれば、資産価値は上がらない方が、高くない方が、固定資産税などの負担も小さいので、土地を資産として運用する場合の話でもあるかもしれません。
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消費税増税後の地価はどうなる?(2019年10月1日から)
今後の土地価格はどうなるのだろう、、、を考えてもなかなか答えはでませんが、商業利用の土地に関しては、東京五輪、大阪万博、リニアと土地価格に影響が出てきそうなイベントも後に控えているので、今後もあがっていきそうですね。
それに伴って駅近くの土地も当然にあがりそう…
とは言うものの、不動産バブル(特に今の時点では東京エリア)と言われている昨今ですので、気にしておきたい事象のご紹介をしておくと、
マクロで話をするなら、
- 人口減少、高齢化が続くこと
がポイントだと思いますし、
さらに、不動産業界の中で言えば、
- 2022年以降の土地価格です。
色々な所でうたわれていますが、生産緑地法で都心部で固定されていた土地の放出が2022年以降になされると予測されていたりもします。
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一気に供給量が増えることで土地価格が下がる可能性もあります。
関連記事の紹介:
1.『公示地価にダマされるな! 2018年発表の公示地価が”全国的に上昇”は本当か? 不動産鑑定士が自治体に”忖度”して公示地価が下がらない地方の実態を暴く!』 (参照:ダイヤモンドオンライン ZAI)
2.家を買うなら2022年以降にしよう(参照:文春オンライン)
という記事を見ても解りますが、考え方も様々ですし、ずっと住む事を前提として考えれば、地価が上がっていく土地というのも考えるべき内容かもしれませんね。
- 消費税前に家づくりを!
その為に土地の購入を!
と思っている方に向けた情報でした^^
ではでは。
参考記事1.土地探しからの家づくり実例:希望の土地がみつかるまで
参考記事2.土地を買うなら、第一種低層住居専用地域!?
参考記事3.北側道路の土地での間取りの取り方【実践】
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