ハウスデザイン

家の外観を考えるのを契約後にしたらダメな会社とイイ会社!

投稿日:2017/11/11 更新日:

家の外観を考える

先日、家づくり相談者さんの契約後の打合せに参加させて頂きました。

その方は、契約前から私も間取りアドバイスをガッツリしていた事もあり、契約後の打ち合わせにも呼んで頂きました。

打合せに行った時は、ちょうどお施主様の家の外観(ファサード)を考える日でした。

私は、思わず、

『よし、今回は家の外観の打合せなんだな!契約前に気になっていた事を今日、建築会社に聞いてみよう!』

と、打合せのタイミングを意図していなかったのですが、タイミングが良く、思わずガッツポーズ。

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契約前に気になっていた家の外観

今回のお施主様(相談者さん)には、契約前から、間取りアドバイスは色々とさせて頂いておりました。

普通の建築会社さん、担当者さんであれば、私のような第三者が横から『あ~でもない、こ~でもない』と介入する事は、“面白くない”とも関じると思いますが、その会社さんは、快く承諾して頂いていた事もあって。

むしろ、半分ぐらいは、お客様と私で考えた状況だったりしていました。

先ずはこの場を借りて御礼を^^;

契約前の提案では、外観は後回しに

家づくりの間取りアドバイスを行う際、ご相談者さんの中には、

  • ある程度間取りが出来上がってる方も多いです。

また、もしかすると、アドバイスした事に対して、その建築会社さんから、

  • これは弊社では出来ない!
  • お金がこれだけあればやれるよ!

と言われる可能性があるためで、特に、家の提案の中で、

  • 外観
  • 窓配置

に関しては、とっても気を遣います。

その為、通常の間取りアドバイスは、建築会社さんの名前を聞き事前にその会社さんの施工事例などを見てから、どれぐらいのアドバイスが出来る会社さんかな?を見極めながらしています。

その為、外観に関しては、【あくまで、その間取りに合わせて、整える】程度でこれまでアドバイスしてきたのですが、今回はがっつり中に入れて、私としても楽しくアドバイスが出来ました。

こんな家の外観になりました(Before:After)

因みに、今回の契約後の打合せが終わった時に、『あ、お相談者さんも契約前の外観は、何となく納得していなかったんだな~』と思いました。

長々と言っていますが、実際に見て頂いた方が早いですね^^;

↓↓↓Before↓↓↓

家の外観(Before)

契約前の間取りの一部と、道路側から見た家の外観(写真右)です。

(*もとの間取りと外観とは、少し変えて、私の手書きとさせて頂いております。)

という契約前の間取り提案でした。

何となく、玄関ポーチとバルコニーなどのツギハギ感が気になります。

そして、今回の打合せで、

  • お施主様
  • 建築会社さん

の3者が納得した家の外観が、

↓↓↓After↓↓↓

家の外観(After)

となりました。

  • バルコニーをぐるっと回して外観に一体感を出した事。
  • 凹凸をシンプルにして、家の奥行感を出す事。

です。

…良し悪しの感じ方はそれぞれかとも思いますが…その場にいた3者はとっても納得。

『やっぱり、直接お話しした方が、良いアドバイスは出来るかもな~』と、とても有意義な打ち合わせになりました。

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家の外観を契約後に考えるのは有り??

少しその時のやり取りをご紹介しますね。

【その場での3者のやり取り】

私:『この家の外観を考えると…、玄関ポーチ部分を本当はバルコニーにした方が絶対良いですよ…』(ここでお客様の反応を少し見ながら^^;)

私:『○○さん(その会社の担当者さん)今、ちょっとPC上で変更してもらえます?』

私:『…因みにこのバルコニー変更って、どれぐらいの費用UPになるんですか?

↓↓

担当者さん:『はいはい、解りました^^』

担当者さん:『う~ん、費用UPか~、、5~6万円ぐらいじゃないですか?』

(変更した外観を見て、予算UPの話を聞いて)

お客様:『え、費用UPがそれぐらいで済むなら、この外観が良いじゃん!』

という感じで、打合せが進みました^^

先ほども言いましたが、契約前の間取りアドバイスの際は、家の外観に関しては、

  • 先ずは、予算を考えて
  • 構造的に対応できないかもしれない
  • 後々、費用がいくらUPするか解らない
  • そもそもこういった変更に対応してくれる会社なのか??

という色々な不安もありますので、本来であれば、契約前に打合せることが大切です。

ですが、この建築会社さんは、契約前に、会社の体制を私が直接ヒアリング出来ていたこともあって、この予算UPがあまりかからなく出来るということがわかっていたこともあり、このタイミングでの打合せでも良しとしていました。

  • 変更対応を快くしてもらえる会社さん。
  • 現場対応力が高い会社さん。
  • 費用UPも殆ど気にしなくていい会社さん。

という事が解り、最終的には、今回のような打ち合わせができ、『なんか、良い感じ』になって終える事が出来ました。

ですが、よくある怖い話として、

担当者さん:『う~ん、このようなバルコニーにしたら』

  • 『50万円ぐらいUPですかね!』
  • 『そもそも、これは出来ません!』

という会社さんもいます。

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家の外観、いつ考える??

という事で、家の外観も出来れば契約前に色々と検討してもらえると良いかと思います。

上記でお伝えしましたが、【理想的な家の間取り(中身)が出来てから、外観は整える】という建築会社さん、担当者さんも多く、ほっとくと、そのまま家が建ってしまいます。

それでも、この記事を読んで頂いて、今現在、

  • 『…何となく納得いかない家の外観だな~』と感じている方
  • 『…自分たちも外観が気になっていた!』となった方

は、是非、今からでも軌道修正をしていただければと思いますし、『自分たちの理想的な外観ってなんだろう??』を契約前に考えるきっかけとなれば幸いです。

大切なのでもう一度お伝えしますが、建築会社さんの家の提案の考え方として、

【家の間取り(中身)が出来てから、外観は整える】

という会社さんが多い、ということ。

家が建ってしまった後では、内装を変えるよりも、変えづらくいのが外観です。

価格UPも大きく変わってくる可能性があるのが外観です。

出来るだけ早いタイミングから検討するようにしましょう。

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↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

関連記事01:その間取り、トキメク間取りになってます?

関連記事02:木造ラーメン構法(工法)徹底比較

関連記事03:家のデザインを考える!価格UPの応用編

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