これからの家づくり ハウスデザイン

小さな家を建てるなら、2階リビングも考えてみよう!!

投稿日:2017/07/03 更新日:

施工事例01:小さな家

最近、本屋さんに並んでいる”家づくりの本”を見ていると、“小さな家”というキーワードが増えているようにも思います。

家を小さくして、

  • 予算を下げる
  • 予算を下げつつも、小ささを感じさせない工夫。

の二つの考えを今回は話をしていきたいと思います。

昔は単純に、“家を小さくする事で、予算を下げる”でしたが、今は何となく、本体価格を抑えつつ、インテリアや外観、お庭づくりなどに力を入れる方の為の本が多いように思います。

小さな家なら、2階リビングも検討する!!?

そこで今回の記事です。

…と言っても、今回の記事は、少し偏った(?)話で、それじゃないとダメか?と言われると、そうでもなく、一つの考え方として参考にして頂ければと思っています^^;

  • “小さな家”ד2階リビング”の相性は非常に良い

ように思い、今回のタイトルとさせて頂きました。

因みに、

基本的な話として、小さな家を考える時のポイントを3つご紹介すると、

  • 1.廊下を少なくする
  • 2.空間を利用する
  • 3.窓の活用(開放感を如何にだすか)

だと思います。

その他、例えば、

  • ダイニングとリビングを一体化させる
  • 壁収納を活用する

など、細かい事を言えばありますが、先ずは、上記3つのポイントが大切です。

その際、二階リビングにして頂くことで、色々と解消されることも多いので、そのメリット、デメリットを踏まえて、話をしてみたいと思います。

二階リビングのメリットデメリット

さて、話を進めていきたいと思いますが、

上記は、言葉でお伝えするよりも、

実際に例を出した方が解り易いかと思いますので、先ずは例を出します。

実際に間取り相談があった方の図面をつかって解説してみたいと思います。

その次にイラストをつかって解説しております。

【1階リビングの間取り実例】

↓↓↓

1階リビングの間取りアドバイス

イラストの間取りは、家づくりの無料相談カウンターにお越し頂いた方への実際の間取りアドバイスです。

【間取りの概要】

簡単に上図の間取りを解説すると、

  • 1階:LDK+和室,水周り(Living内階段)
    →17.16坪
  • 2階:主寝室,子供部屋2つ,トイレ,納戸,吹抜け
    →16.16坪(吹抜け1.5坪分も含め)
  • 1,2階の合計面積:33.32坪

の大きさの家づくりとなっています。

家の状況としては、

  • 東側接道の道路
  • 土地の南には建物が建っている

状況で、一階LDKに明るさを取り入れる為に、吹抜けを設けている間取りです。

因みに、間取り相談自体は、ここで終わってます。

ーーー↓↓↓ーーー

例えば、

上図の間取りを、小さくする為!!!

2階にLDKを持っていくと、

↓↓↓

2階LDKにすると

という感じで絵を描く事が出来ます。

  • 1階:主寝室,子供部屋2つ,トイレ,納戸
    →16.47坪(▲0.69坪
  • 2階:LDK+和室,水周り
    →15.66坪(▲0.5坪
  • 1,2階の合計面積:32.13坪(▲1.19坪)

家を小さく出来ます。

修正図面を見て頂くと解りますが、アドバイスしていて気になっていた、

  • 子供部屋を大きく
  • 家の中の凹凸を少なく

する事も。

…間取りは考え出すと、案がいくらでも出てくるもので、

例えば、

↓↓↓

LDKを改善する

という感じに2階LDKを変更する事も出来ますね。

二階の面積を0.75坪減らしつつ

  • バルコニーを広げて
  • LDKをもっと開放的に

する事が出来ます。

和室は小さくなりますが、

  • 洗濯物をしまうスペース
  • キッズルーム

で兼用とすると、より快適な2階LDKが出来たりしますね。(個人差が出てきそうな所でもありますが…^^;)

もっと、色々と検討出来、

例えば、

  • 図面を反転させたり
  • 和室の床を少し上げたり

しても良いですね^^;

結論を言えば、

二階リビングを考える事で、家を小さくしやすく、価格も抑えて部屋も広がる。

が可能になる事を理解して頂くと良いかと思います。

2階リビングにすれば廊下は最小で済みやすい??

少し理屈をこねてみたいと思いますが^^;

上図のように、2階リビングにする事で、

廊下の面積を減らす事が出来易かったりしますね。

理由は様々言えるのですが、

メインとしては、

二階バルコニーに行く為の廊下を無くす事が出来る!

だと思います。

動線の最後に広いLDK空間を設ける事で廊下を減らす事が出来る事を知っておいて頂くと良いかもしれません。

空間の利用

小さい家を考えるなら、空間の有効利用は必須です。

例えば、

  • 家を小さくする事で、単純に坪数を減らす。
  • →狭さを感じる

のではなく、

  • 屋根裏部屋を利用したり、
  • 天井空間を利用して、

より有効的に家づくりを考えて貰えばと思います。

空間利用を考えると、1階リビングよりも、二階リビングの方が効率が良い事も多いです。

例えば、

一階リビングと2階リビングの違い

とすると

↓↓↓

2階LDKのメリット02

という感じで、

  • LDKの開放感◎
  • バルコニーと繋げる◎
  • 日当りが良くなる◎
  • 見晴らしも良い◎
  • 小屋裏収納や小屋裏部屋へのアクセスも◎

というメリットを享受しやすくなります。

根本的な家の空間利用の話は、こちらでもしておりますので、ご参考ください。

参考記事:基礎知識だけど、超重要!家づくりでお金の基本を理解する!

  • 『小さい家でもLDKは広々使いたい!』
  • 『小さい家だからこそ、小屋裏部屋を設けたい!』

という要望があった場合に、二階リビングを考えてもらうと良いかもしれません。

小さな家、窓の活用

窓の活用を考える!

最後に窓の活用ですね。

家は小さくても、開放的に!を考えれば、家の中だけでなく、その外の空間も含めて考える必要があるように思います。

以前ブログ記事でも書きましたが、

  • 窓の大きさ
  • 窓の形

などを考え、

  • その先に見える景色

を上手く取り入れてもらえると良いと思います。

二階リビングにする事で、自然と道路からの人の目線を隠し、

  • より開放的な家づくりが出来
  • さらに、目隠しの為の外構費用を抑えられる

が出来る事は、ご理解頂けるかと思います。

…おススメしている訳ではなく、家づくりの考えの一つとして、知識を入れて頂ければとも思います^^;

*二階リビングのメリット・デメリットも当然ありますので、以前書いたリンクもご案内です。

参考記事1:2階リビングのメリットデメリット

“小さい家”を考えた時に役に立つ3つの内容です、ご参考ください。

Rebroathome02

少し考えてみたい間取り

“家を小さくする事を考えても、LDKは広く取りたい!”は基本だと思います。

その際、是非検討して見て頂きたいのが、【お風呂と洗面】と【LDK】を上下階で別ける事です。

家事動線が悪くなる事を危惧される方が多いのも理解しているつもりなので、

こちらも!絶対ではなく!!

そういった考えもあるという話ですが、

例えば、

  • 二階:リビング(LDK)
  • 一階:部屋と水周り(お風呂と洗面)

を考えると、(勿論逆の発想もあります。)

キッチン→洗面お風呂

の移動は長くなりますが、部屋からお風呂場へのアクセスは格段に良くなります。

洗濯物を干す場所はどうするの?

という事を考えると、1階に部屋と水周り(お風呂と洗面)がある場合、

  • 一階に洗濯ものを干す場合は、アクセスはそもそも良いですね。
  • 二階のバルコニーなどで洗濯を干す場合は、水を含んだ洗濯物を二階に運ぶのは一苦労です。

その為、

例えば、

洗濯機だけは2階に持っていくなどの指定は必要かもです。

勿論、

洗濯物を干した後、“タタんでしまう”次の動線を考える必要もありますね^^

こういった事が考えられると、小さい家でも、メリハリをつけた注文住宅をつくる事が出来たりします^^

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

参考記事1:基礎知識だけど、超重要!家づくりでお金の基本を理解する!

参考記事2:家のデザインを考える:価格UPの応用編

参考記事3:2階リビングのメリットデメリット

【絶対!素敵な“家”にする!vol2】-間取り-

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