ハウスデザイン

家の外壁、外観の出来れば避けたい3つのデザイン

投稿日:2016/11/24 更新日:

家の外壁、デザイン

今回は、家の外壁、デザインの話です。

…家づくりを検討している方としては、“どんな家の外観にしようかな~??”と悩まれる所だと思います。

外観は、

  • 飽きの来ない外観
  • 目立ちたい
  • 周りと強調制を出したい

など、色々と考えるべき所もありますし、建てた家が、20年後、30年後、

  • 『なんとなく、20年後でも素敵』な外観
  • 『10年後には、古さを感じてしまう』な外観

の二つの違いが出てくると思いますが、“20年後でも素敵な外観”となるような家づくりをしたいですよね。

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家の外壁、デザインを考える

そこで、今回の話です。

外壁やデザインを考える際に、基本的な知識を3つご紹介してみたいと思います。

今回の3つの豆知識を知っていると、例えば、住宅雑誌を何冊か手に取って、“何となく綺麗な家だな~”、と思う家の分析ができますし、共通している項目になっていたりします。

是非覚えて頂ければと思います。

ではでは、3つのルールと何かというと、

  • 01:単純な外壁の張り分けはやめる!
  • 02:同じ外壁素材での張り分けはやめる!
  • 03:3種類の素材の張り分けは、出来れば避ける!

の3つです。

それぞれ解説していきたいと思います。

また、今回の記事では、外観(外壁)を汚す一番の要因となる、“雨だれによる汚れ”は、ここではお伝えしていませんが、こちらは、庇をしっかりとかける意識を持っておきましょう。

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01:同一平面での単純な外壁の張り分けはやめる!

先ずはイラストを見て頂き、外壁の張り分けの悪い例と良い例の違いを見て頂ければと思います。

↓↓↓

外壁の張り分けイラスト

このイラスト解りますでしょうか^^;

解説していきますね^^;

イメージとしては、外壁を張り分ける時は、

  • 少しでも凹凸を出す
  • 窓はなるべく集める

がポイントになるかと思います。

外壁の張り分けイラスト

もう一度、イラストを見て頂くと解りますが、張り別けを考えるのであれば、

  • 同一平面上での張り別けはNG

が基本です。

“凹凸の出し方”に関しては、イラストのように少しだけ凹凸を出すぐらいでも大丈夫ですし、もっと立方体ごとに区別してしまっても良いかと思います。

また、

  • 窓を出来るだけ集める事
  • 窓のラインを意識する

事で、家がまとめる感覚に出来ますので、覚えておきましょう。

因みに、

凹凸を出す場合で、“素材を変える”事で凹凸を出すでも大丈夫です。

↓↓↓

外壁デザイン例01
この写真の違いを見て頂くと、今の

  • 窓をまとめること
  • 同一の平面での張り分けは辞めた方が良いこと

の二つの違いが判るかと思います^^;

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02:同じ外壁素材での張り分けはしない!

また、2つ目として、

  • 外壁を張り分ける時は、
    素材が異なるような張り分けを考える事

も出来れば抑えておきたいポイントです。

例えば、サイディング同士の張り別けというのもありますが、一般的には、あまりお勧めされておりません。

↓↓↓

外壁デザイン例01

先ほどの写真の左側の写真のような張り分けは、同一平面での張り分けになっているのと、

  • サイディング同士での張り分けにもなっています。

勿論、サイディング同士でも、ガラの強弱や濃淡は意識しつつ、凹凸を利用して、カッコいい張り別けも出来るとは思います。

↓↓↓

外壁デザインの張り分け例02

写真のように、同じサイディングでも凹凸を出しつつ、センス良く張り分ける事は、実際に家づくりをして頂くと、意外と難しさを感じる所でもあるので、ここでは、張り分けるなら、素材を変える!と思って頂いた方が無難です。

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03:3種類の素材の張り分けは、かなりセンスが問われる

上記2つの事を意識して外観づくり(外壁デザイン)を考えて頂くだけでもかなり外観としては違う見え方になるかと思いますが、もう一つ。

それが、3種類の素材の張り別け方です。

こちらも基本的な話として(デザインセンスがものすごくある建築会社さんの担当者さんは除いて)張り分けは2種類で留めておいた方が無難です。

  • ワンポイントでアイアンを使う
  • ワンポイントでウッドを使う

などであれば、3つ目の素材として採用して頂いても問題ありませんし、家の大きさによっては、3種類の張り別けをした方が良い事もあります。

因みに、ワンポイントというのは、

  • 玄関だけ、
  • 窓枠だけ、
  • アイアンデザインを照明と併せて

などの事です。

↓↓↓

家の外壁デザイン実例03
*写真のようなワンポイントで木(ウッド)使うのをイメージして頂くと解り易いかもしれません。

これぐらいに留めるように心がけましょう^^

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まとめ:提案者さんのセンスが重要!!

はい、上記の3つは、是非意識して頂ければと思いますし、外観づくりの本などにも、同じような話は言われていますので、覚えておいて頂ければと思います。

また、今回の話、実は結論的な話をしてしまうと、外観づくりは、最終的に、間取り提案に寄ってくる所も大きく、最終的には提案者さんの力量が、かなり重要になってきます。

  • 外観は外観、間取りは間取りで別けて考えるのではなく、
  • 間取りを考える時に、しっかりと外観も考えてもらう!

という話ですね。

担当者さんの中には、

先ず、間取りを詰めてから、外観は後から!

といった感覚の方もいますので、お客様から、担当者さんに、要望として出して頂いても良いかとも思う所です^^;

↓↓参考記事↓↓

先回の記事1:工務店・建築家で家を建てるなら、知っておきたい3つの知識

参考記事1:ハウスメーカーさんでやると高い間取って知ってる??

参考記事2:ハウスメーカーと工務店の違い:窓

参考記事3:近代建築の五原則

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