これからの家づくり ハウスメーカーと工務店の違い

快適な家づくりをもう一度考えてみる!

投稿日:2016/08/09 更新日:

快適な家づくりって、何だろう?

先回の“木造住宅のデメリット”の続きの話を少しだけしますが、暑い時期は、現場での施工ミス、事故なども実際に多く起こっています。

品質の良い家づくりを考える時は、“現場の時期”というのも大切な要素になってきそうですね。

例えば、

こういった時期に無理な納期を、

  • お客様側から
  • 元請けの会社側から

促す事が無いようにしてもらいたい話でもあります。

はい、先回の補足説明でした。

先回の記事:木造住宅にする事で考えておきたい3つのデメリット

さてさて、今回の話は、その話ではなく、今回は、快適な家づくり、という事について、考えて行きたいと思います。

“快適な家づくり!”というと、皆さまはどんな家を想像されるでしょうか??

  • 高気密・高断熱な家?
  • 家事動線が良い家?
  • 何となく落ち着く家?

などでしょうか。

勿論、その他にも色々な定義があると思いますが、最近少し気になっている内容でもありますので、少し注意点を踏まえて、一度家づくりにおける“快適性”を整理してみたいと思います。

*最後に一つ参考となりそうな本のご紹介をさせて頂きますね。

“快適な家づくり=高気密・高断熱”…なの??

先ずは、この話ですが、

快適な家づくり=高気密・高断熱”

と位置付けてしまう事は少し注意が必要かと思います。

正確にお伝えするとすると、

快適な家づくりをする為に、高気密・高断熱の家づくりは重要な一つの要素ですが、あくまで要素の一つとして考えるべき。

だと思います。

例えば、

快適な家づくりの基本設計01

同じQ値C値の家づくりでも、イラストのような“庇の違い”で、家の快適性能は全く変わってきます。

しっかり(程よく)と屋根に庇がかかっている家づくりであれば、

  • 夏の日射を緩和して、
  • 冬の日射は取り込む

事ができ、同じ性能の家だとしても、快適さは変わってきます。

快適な家づくり

快適な家づくりは“掛け算”で考える!

上記のイラストは一例としてですが、“快適な家づくり”を考える時は、それぞれの要素の組み合わせが重要だと思います。

これまで、色々な方の家づくり、色々な会社の家づくりを見てきた事と、相談を受けてきておりますが、中には、気密・断熱性能だけで快適さを考えられる人もいます。

勿論、気密・断熱性能はとても大切。

ですが、それに+して、

快適な家づくり=【高気密・高断熱】×【設計(間取り)】×【素材】

という事が総じて言えるように思います。

高気密・高断熱の家づくりは前提として考えられるべき話なのは、上記の計算式でも考えられる話ではありますが、

  • 設計(間取り)や素材

も重要だと思いますので、少し詳しく図と共に解説していきたいと思います。

快適な家の設計(間取り)を考えてみる

実は快適な家づくりを考える際、絶対に外せない所として設計があります。

家の設計!というと、

  • 家事動線
  • 窓配置
  • 吹抜けを設ける??
  • 収納量??
  • 外からの目線

等、色々な設計要素があります。

当然ながら、ここで全てをお伝えする事は出来ませんので、ここでは、同じQ値(断熱性)とC値(気密性)の家でも、

  • 温熱環境
  • 家の明るさ

の二つの違いというのを見ていきたいと思います。

快適な家づくり、風通し

例えば、上記のイラストのように吹抜けの有り無しで考えれば、エアコンの効きが違うのはご理解頂ける所かと思います。

吹抜けは、その家が高気密・高断熱の数値が高い家づくりだったとしても、上部に暑い熱が溜まりやすく、下に冷たい熱が溜まりやすい設計になってくる為、

  • 夏の排熱
  • 冬の底冷え

対策は必要で、高気密・高断熱だからと言って、軽視出来る物でもありません。

夏場は熱を上手く排熱する対策が必要だったりしますし、冬場は部屋全体の熱の滞留を防ぐ。

  • 第一種計画換気
  • ファン窓配置で風通りを良くする事

などを考える必要があるかもしれませんね。

個別に挙げていくと、もっといろいろな対策が出来るかと思いますが、細かい話をあげだしたらキリがないので、これぐらいにしておきます^^;

快適な家づくり【明るさ】

例えば、上記のイラストのように、南側に大きな窓があるのみで考えると、

そもそも日差しが長い冬場は問題ないかもしれませんが、夏場は、南側に大きな窓があるだけでは、リビングだけが明るく、そのコントラストの影響から奥にあるキッチンが暗くなってしまう事も考えられます。

逆に、

夏場、外からの熱の流入を考えると、

  • 日中で温められた外気と太陽光を取り込んでしまう西日の対策

は必須条件にもなります。

  • 西側の窓はあまり設けない方が良い事も考えられますし、
  • 逆に北側で、間接採光で明るさを取る必要も出てきます。

*一方で、冬場は、中の熱を逃さない工夫が必要になりますので、窓の性能なども重要な要素になってきます。

こういった“明るさ”なども快適な家づくりの一つの要因となると言いう事で、“設計”の重要性はご理解頂ける所ではないでしょうか。

勿論、“家事動線”なども重要な要素です。

快適な素材を考える

快適な素材に関しては、

先々回の記事:“やっぱり木造が良いと思う”

先回の記事:“木造住宅の3つのデメリット”

でもお伝えしておりますので、それ以外で素材というのを一つだけ簡単にお伝えします。

例えば、床材の話です。

快適な家づくり【上下の温度差】

例えば、上記のイラストのように、天井と床、上下の温度が3度以上あると、人間は不快指数が上昇します。

こうした時に、上下の温度差を無くす為には、高気密・高断熱の家づくりに+して、

  • 第一種換気をして空気の循環
    もしくは、
  • 足裏の体温を奪いにくい無垢フローリングを採用する

などの対策は必要とも言われています。

第一種換気システムの説明はこちらから

その他にも、

“快適な家づくり”

を考えると、“夏の調湿”は欠かせないポイントだったりしますね。

…そもそもの“快適さ”の判断としては、十人十色だったりしますので、正解はないとは思いますが、是非、色々な観点から家づくりを考えて頂ければと思い、今回は記事としてみました。

因みに、もっと詳しくここら辺の話を理解したい!と思っている方は、

エコハウスのウソ増補改訂版 [ 前真之 ]

を読んで頂くと、非常に解り易い解説と共に、色々な指摘をしている良書だと思いますので、読んで頂くと良いかとも思います。

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

先々回の記事:“やっぱり木造が良いと思う”

先回の記事:“木造住宅の3つのデメリット”

参考記事:ハウスメーカーと工務店の違い【庇】

【絶対!素敵な“家”にする!vol2】-間取り-

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