これからの家づくり 家づくりの注意点

木造住宅にする事で考えておきたい3つのデメリット

投稿日:2016/08/03 更新日:

木造住宅の3つのデメリット

やっぱり木造住宅が良いと思う”の続きの記事ですが、今回の記事では、デメリットの部分にフォーカスしてみたいと思います。

因みに、“木造”と一言に言っても、かなりのセグメント別けが出来ます。

  • 価格
  • 工法
  • 仕様

の3つを考えても、かなりの細分化が出来る為、

“木造こそ、判断が難しい”

とも言えます。

今回はあくまで一般論としてお考え頂ければと思います。

木造住宅の3つのデメリットを知る!

今回は、一般的に言われている、

  • 遮音性
  • 耐久性
  • 品質のばらつき

と言った、木造住宅で言われるの3つのデメリットに目を向け、それらをどのように解消すれば良いのか??の話をして行きたいと思います。

遮音性

木造のデメリット1:遮音性

木造住宅のデメリットの一つ目は、遮音性”があげられるように思います。

遮音性に関しては、

  • 家の中での遮音性
  • 家の外から中へ入ってくる遮音性

の二つが考えられ、一般的には、鉄骨・RCと比べて、木造は遮音性能が弱いです。

その上での対策ですが、

内側での遮音性:

ですが、こちらは、木造の性能を考えるよりも前に、先ずは間取りなどの対応が重要になってきます。
*参考リンク:二世帯住宅を建てる時のたった一つの注意点

その上で、

  • 上下階の部屋配置
  • 2階に使う床材

などを考えていく必要があります。

因みに、遮音の為の床材ですが、様々な方法がありますので、建築会社さんと相談しつつ、納得いく対策を取って頂ければと思っております。

また、そもそも家の中であれば、どこまでの遮音性が必要なのか?

も考える必要があります。

どんな構法だとしても、ゼロには出来ないので、(本気でお金をかければ出来ますが…^^;)

各部屋、場所での必要な遮音性能は違うと思いますので、そういった場所ごとの違いを考えて頂くと良いかと思っております。

外から内に入ってくる遮音性:

一方で、外から中へ入ってくる音の問題に関しては、

  • 断熱材
  • 壁の厚み

の影響がかなり関係してきます。

  • 断熱材は
    →セルロースのように吸音作用があるもの
  • 窓に関しては
    →トリプルガラスなどを使う事も一つ

等の対応(価格)も出来ますし、

  • 外壁の厚みを増やす工夫
  • 建物の配置(家の距離や各部屋のポジショニング)計画での工夫
  • 外構での工夫

などでも緩和出来たりします。

木造のデメリットを上手く解消できるか?を考えておきたい所ですね。

耐久性

木造のデメリット2:耐久性

次に耐久性を見ていきたいと思いますが、木造の耐久性を考える際は、

先回の“やっぱり木造が良いと思う”でもお伝えしておりますが、

  • 先ずは構造体をしっかり選ぶ事
  • 構造を長持ちさせる工夫

が重要かと思います。

構造を長持ちさせる工夫に関しては、

  • 床下:ベタ基礎、床下に使う木材の選定、床下の換気
  • 家全体:調湿

を考える必要があります。

特に、日本の家づくりは、

“湿度のコントロール”

が特に重要になってくるのは、ご理解頂ける所かと思います。

場所によっては、塩害なども考える必要はあるかもしれませんが…

因みに、調湿作用は、様々な対策を考える事が出来ます。

例えば、

  • 断熱材
  • 壁紙
  • フローリング
  • 建具、装飾関係

などの素材自体に調湿作用考える事が出来る事。

また、

を考える事も可能です。

勿論、お金が付いて回る話もありますので、色々な検討が必要です。

最後に少し知識として“換気”の話をしますが、

人が住んでいない場合、家の痛みが激しい原因と言われているのが、換気をしない為です。

この話からも換気の重要性がわかりますが、

実は、特に窓を閉めっぱなしにする事が多い冬場は、家の中と外の湿度差が生まれやすく、家が傷みやすいという事も覚えておいて頂ければと思います。

勿論、換気に関して言えば、現在、義務づけられている“24時間換気”を常に付けていれば良い!

という話もありますが、実際には、

  • 温めた熱が逃げてしまう事
  • 常にファンを回す事での電気代の事

もあり、24時間換気は付けずに暮らす人も多いのが事実です。

そういった事からも、

  • 調湿作用のある部材をつかう
  • 熱交換ができるタイプの換気システム

などの対策というのが重要になってくるとも言えます。

品質のばらつき

木造のデメリット3:品質のばらつき

デメリットの3つ目は品質のばらつきですね。

元々の話をすれば、木はどうしても素材の収縮などが出てきます。

その為、多少のそり曲がりというのは、完成後にも出ますし、それに関しては、何とも出来ない所もあるかと思いますが、現在では、ムク材を使わず、集成材などを使う事が多いので、そういった事も少なくはなってきていますね。

と言って、それで話を終わってしまう訳にもいきませんので^^;その中でもそり曲がりを抑える工夫というのもを考えてみたいと思います。

最もポイントとしたい所としては、

  • 建築途中の雨(特に雨仕舞まで)
    →参考リンク:家の上棟
  • 釘や金物の本数を減らす

が品質のばらつきのポイントしてあげられるかと思います。

  • 工法的には釘の使用量が多いかどうか?
  • 建築途中の雨対策が特に注意してもらえるか?

等の対策を建築会社さんにも聞いて貰うと良いかもしれません。

例えば、

  • 比較的品質にばらつきな少ないとされる2×4工法は、逆に、釘の本数がかなり多くなる為、デメリット2の耐久性と併せて問題が出てくる事もあります。

その為、

  • 事前に実際に建てる所に出向き、どういった建て方をするのか??
  • 自分の家でも頻繁に現場は見に行く事

などで、しっかりと施工してもらう!意識を持って頂く必要があるかもしれませんね。

現場での対策方法を建築会社さんに聞きつつ、上記の3つのデメリットは“本当にそれで解決できるのか??”を考えて行きたい所ですね。

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

前の記事やっぱり木造が良いと思う!

参考記事1:欠陥住宅を無くすための3つの注意点

参考記事2:ライフサイクルコストって??

参考記事3:二世帯住宅を建てる時のたった一つの注意点

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