今回は、“住宅ローン、自分たちはいくらまでなら大丈夫?”の話です。
これまで、ブログの中でも何度か話をしているのですが、
今回は特に、そのお金の相談をするとしても、相談する人もしっかりと選びましょう!という話をしてみたいと思います。
当然の話ですが、家づくり相談者さんの中には、
“自分たちは、いくらまで住宅ローンが組めるのか??を相談したい。”
という依頼も多々あります。
そういった際は、私が知っている数名の“お金の相談が出来る先生”をご紹介するのですが、
最近、ご紹介後に
- 『家づくりの予算がしっかりと解って、非常に参考になりました。』
- 『予算的に、ここまでは住宅ローンは大丈夫!がわかって安心しました。』
といった感じの感想を頂く事が増えました。
…メールで改めて、感想を頂ける事は意外と珍しい事件だったりしており^^;
これはきっと、最近、中心的にご紹介している先生の話が良く、満足のいくお金の(FP)相談をしているのであろう事が想像できた為、その理由を少し探るべく、話を聞いてきました。
話を聞いて、“それは喜ぶな~”と思った内容だったので、ご紹介させて頂ければと思います。
…
目次
住宅ローンはいくらまで大丈夫?は、ここまで計算!
そもそも、お金の相談って??
という事は、今回は説明しませんので、もしまだ聞いた事が無い方がいれば、こちらの記事をご参考くださいませ。
参考記事1:家づくりで必ずしたいお金の相談
住宅ローンはいくらまでなら借りても大丈夫??
の答えを出す為には、
LTV(生涯コスト)を計算する事が重要です。
また、そのLTV(ライフタイムバリュー)を出す為には、一般的には、ライフシミュレーションというものをします。
ライフシミュレーションは、このブログでもお伝えしておりますが、ネットでも簡単なシミュレーションソフトは載っており、アプリなどでもとる事が出来、自分たちだけでもある程度は計算できます。
こういったものを使って、計算をしていくのが、“お金の相談”になります。
こうする事で、
- 将来的な生活の為にいくらの費用が必要なのか?
- 収入とのバランスはどうなのか??
などを考えつつ、家づくりにかけられるお金を導き出す事が出来ます。
ですが、
実際に自分たちだけで計算しようとと思うと、いろいろな疑問が出てきてしまう事があります。
例えば、
- 自己資金はいくら出すのが一番いいんだろう??
- 家の維持費っていくら??
- 教育費用ってどれぐらいで見れば良いんだろう??
などの具体的な金額を数値として落とし込む際、意外と数値が入れられない事も多くあり、最終的には、かなりざっくりな計算でしかない場合もあったりします。
自己資金は取っておき、住宅ローンは組めるだけ組んだ方が良いの??
例えば、
“住宅ローンと自己資金の割合”
等は、疑問に持たれている方も多いのではないでしょうか。
この話は、先生によっても、
- 自己資金は、出来るだけ貯めて住宅ローンは少なくした方が良い!
- 自己資金は取っておいて、住宅ローンを組めるだけ組んだ方が良い!
と、違う意見だったりします。
ここら辺はどちらが正解というのはなく、
- ご家族としての収支計算
- 自己資金
- 将来的な計画
によって、変わってくる話なんだと思います。
返済方法はどうすれば…?10年後に繰上返済がお得??
例えば、
住宅ローンを組んだ時の最適な返済方法は??
も気になる所ではないでしょうか。
こちらも、住宅ローンを組まれる方によって変わってきますが、
- いつ返すのがお得なのか?
- どういった繰り上げ返済方法ができるのか?
に関して、最適な繰上返済のタイミングを知っていれば、かなり安心して頂ける話ですよね。
場合によっては、住宅ローンを多く借りて、手元にお金を残しておいた方が良い事も出てくる話だったりします。
…
家族の必要保証額(万が一があった時)は??
家族の必要保証額??
となるかもしれませんが、世帯主に何かあった時の、それ以降の必要なお金の事で、
計算式としては、
(遺族年金+奥様のパート収入)‐(生活費+教育費+その他生涯かかるお金)=必要保証額
になります。
かなり込み入った話になりますが、家といった資産形成を考える時は、重要な話かとも思います。
結局、お金の相談も相談する人が大切!
ご紹介していたFPの先生に関しては、
上記のような疑問に対する明確な数値を出してくれる!
という事で、高い満足を頂いているようです。
確かに、私自身の住宅営業マン時代から考えても、FP相談をする方によっては、内容の濃淡がありますし、例えば、繰上返済方法なんかは、今回話を聞いた内容まで細かい話をしてくれる方も少ない気がします。
先生にぶっちゃけた話を聞いたところ、
それぞれのFP(お金)の先生が持っている
- 知識
- 所属している会社
- ツール(パソコンのツール)
によって、受けられる提案がかなり違うようなのです。
FP相談に関しては、納得いかない相談だった場合は、基本的には無料が多いので、何度か受けてもらうのも一つです。
是非、ここら辺の相談する先生の質というのも、事前に聞く事が出来る場合は、聞いてみて頂くと良いかとも思います。
価格UPが前提となるFP相談は受けない事!
最後に、FP相談の際の注意点ですが、
ポイントは、
“価格UPが前提となるFP相談は受けない”
という事。
例えば、
大手の住宅メーカーさん経由で、FP相談を受ける場合に多くあるのですが、
営業マンA:『B様(お客様)の予算が4000万円ぐらい行きそうで、当初の希望よりも1000万円ぐらい高いんです。
営業マンA:『予算を1000万円あげても大丈夫なように話をしてくださいね。』
FPの先生C:『はい、解りました!』
となる事も多かったりします。
当然、
- 4000万円借り入れる場合の返し方
- 3000万円借り入れる場合の返し方
があり、4000万円でも、大丈夫!な住宅ローンの組み方はあると思いますが、言葉の使い方など、印象もかなり変わってきてしまう事も多いです。
ここら辺は、是非、気を付けて頂きたい話ですので、出来れば、フラットな状態で、FP相談を受けて頂ければと思っております。
余談
少し余談になりますが、取材をして、また、新聞記事などを読んでも思う事ですが、
【-金利】の政策の影響で、国債が多くの運用益として成っている生命保険会社さんは、商品がどんどん良い商品が無くなっているようです。
特に、日本の保険会社さん(外資系ではない会社さん)は、保険の運用は国債などの割合も多く、上手く運用出来ない為、そういった状況になっていくようです。
これらの影響は、保険商品として反映されていくようで、もし、お金の話から、“せっかくだから保険関係を見直したい”と思っている方がいれば、早めの対策が求められているようですので、豆知識として覚えておいて頂ければと思っております。
…“-金利”自体は、住宅ローンが下がっていく話にもなりますので、家づくりユーザーさんとしては良い話でもありますね。
色々と考えて、お金と向き合って頂ければと思い、記事としてみました。
↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓
参考記事1:家を買う時、必ずすべきお金の相談!
参考記事2:住宅ローンシミュレーションで気を付ける3つのポイント
参考記事3:価格、面積、考え方、家づくりの統計データ
…
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