久しぶりに、家の解体費用に関する記事を書いてみたいと思います。
このページでは、家の解体価格の実例を紹介していきますが、価格観と実例として、こんな事もあるんだよ!という内容を知って頂ければと思います。
目次
家の解体費用の実例を2つご紹介
最近お手伝いした解体工事に関するお話しを経緯などを含めてご紹介させて頂き、実際にどのような違いが出てくるのか??
の実例をお話しさせて頂ければと思います。
実例1:木造68坪、お庭などなど含めて198万円(税込)
少し背景やお手伝いするにあたった経緯をお話しさせて頂きますが、
解体依頼を頂いたS様(仮名)は、ご相談頂いた際には、既にとあるハウスメーカーさん(以後HM)と契約されており、1.5か月後には着工!という状況でした。
HMさんから出てきた解体費用198万円(税込)でした。
結論を先にお伝えすると、分離発注する事で、解体費用は177万円(税込)となり、21万円お安くできました。
実例②.HMの営業マンさんから三重県の解体業者さんを紹介依頼
その価格(実例1)を聞いた営業マンさんが、三重で安く出来る解体業者さんを紹介して欲しい!という旨を頂き、ご紹介した所、今度は、家の大きさが67坪ぐらいだったのですが、216万円(税込)という金額が出てきました。
この営業マンさんからは、『出来れば200万円以内でやってもらいたい!!(税込)』という依頼を当初受けていました。
家の大きさ大きいだけに、少し厳しいようにも感じましたが、依頼してみると、どうしても200万円の壁を切る事が出来ないような状況でした。
そこで、200万円は切れなかったな~、申し訳ないな~と思いながら、そのHMの営業マンさんに正直に、『200万円は厳しいので自社でやってください。』というメールを送りました。
出来ないものは出来ない…と少し申し訳なさを感じながら過ごしていたら、一日後、改めて、そのHMの営業マンさんから依頼の電話がありました。
『自社でやると300万円後半の解体費用になるので、その業者さんを紹介してもらえないですか??』
…??
…???
400万円近い解体の見積もりが出てきたって事??
- そもそもその200万円って何の基準だったの??
- 下請け業者さんはいくらで出して、どれだけの利益をのせたの??
という思いがありつつ^^;
『あ、そうなんですね』と流して、その時は終わりました。
この実例は、両方とも同じHMさんの解体費用がベースとなっています…何となく違和感を感じてもらえたらです。
家の解体費用、何故安く出来る??3つのポイント
上記は、少し違和感を感じてもらいたい話として思っておりますが、これからの話は、参考にしてもらいたい話です^^
例えば、実例1のように、結果として正常な価格でも、21万円ほど安く出来たのにはポイントが3つあるように思いますので、少し解説していきたいと思っております。
解体費用を安くするポイント01:業者さんの社歴
因みに、インターネットで簡単に探せる業者さんよりも、
- 解体業の経歴が若い会社さん
- インターネットでは探せない業者さん
の方が安い見積もりとなる事も多くあります。
これは、家づくり相談を6年ぐらい続けてきて、その間に業者さんとお付き合いしてきて思うことです。
簡単なイメージをお伝えすると、
- 【あまり認知されていない解体業者さん=価格はお値打ち】
↓ - お値打ちに出来る=徐々に人気が出てくる
↓ - 会社が大きくなる=経費が掛かってくる
会社が大きくなる=自社だけで施工できなくなる
↓ - 昔と比べてお値打ち感がなく、値引き交渉がしにくくなる
解体業者さんもさらに下請けに業務を投げる
という感覚です。
ここら辺は解体業者さんも住宅業者さんも同じですね。
という事で、若い解体業者さんがお値打ちに出来たりします。
、、、ただ、その業者さんに対する安心をどこでとるか??は重要なポイントになります*下のリンクを参照
解体費用を安くするポイント02:管理者の経緯、契約書
いくら解体費用を安く抑えたいと思っても、手抜をされては困ります。
ポイント1で挙げた、安い解体業者さんを探す場合、ポイントとして、解体業者さんを判断する為の基準ともいえる話をして行こうかと思います。
はい、解体業者さんとして独立される方の多くは、もともとどこかの解体業者さんで勤めていた事が殆どです。
その為、独立されている方の経緯を聞く事は、その会社さんがしっかりと解体業務をしてくれる方かが解る話にもなります。
前職の会社さんがそこそこ有名(インターネット等でもよく目にする会社さん)であれば、意外と安心できる材料となるという事ですね。
また、解体に関しては、
- 廃棄物処理がキチンとされない
- 家の着工時に、更地になった土を掘ってみたら、がれきが出てきた
など、トラブルも多く出てきたりします。
これらは、例えば、
- 価格交渉が原因かもしれませんし、
- そもそもの業者さんの問題かもしれません。
その為、自分たちを守る意味でも、契約書があると安心できます。
仕事に対する姿勢など含めて、代表者さんの経歴などは聞くようにしていきましょう!
解体費用を安くするポイント03:交渉
はい、最後は交渉ですね。
因みに、解体の見積もり依頼において、価格交渉も考えて、いつ頃見積もり依頼するのが良いのか??を先にお伝えしておくと、
- 解体工事が半年先などの先の工事
- 半月先には着工しないといけない!
というよりも、2か月先ぐらいのタイミングで解体業者さんを探して、交渉していった方が良いように思います。
家の着工のタイミングを見て検討して行って頂ければと思っております。
交渉に関しては、指値の方が良い!
という事を先ずは覚えて頂ければと思っております。
指値…こちらから指定の価格を言うという話ですね。
例えば、180万円で見積もりが出てきたら、『160万円にしてくれたら!』という話をこちらから伝えるという話です。
因みに、指値の仕方は、例えば見積もりが3社出てきたタイミングで一番安い会社さんに指値をして交渉で大丈夫だと思います。
因みに、交渉の余力に関しては、何とも言いづらいですが、【1割ぐらいかな?】という感覚があったりしますので、基準として覚えて頂くと良いように思います。
…
マメ知識ですが、通常、要らないエアコンなどは、タダで持っていってもらえますので、覚えておいて頂くと良いかもしれませんね。
↓↓↓参考記事↓↓↓
参考記事1:解体費用はここを見る!
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