これからの家づくり

消費税が10%に上がる前の準備をしよう!

投稿日:2015/11/21 更新日:

11月、12月に関しては、少し消費税増税の話を中心にと思っています。

理由は、以前ブログでもお伝えした通りです。
そろそろ一度消費税増税の話を2015.11.01

もし、近いタイミングで…ここ1~2年ぐらいで、家づくりをお考えの方には、このタイミングから少し早めに準備してもらい、色々な可能性のある状態で家づくりをして頂ければと思っている為です^^

…すみません、先回の話も考慮すると、今回の話は、少しくどいかな~と思いながらも、話をしていきたいと思いますので、ご容赦ください。

消費税の増税に関しては、良くも悪くも業界全体が動きますので、

情報をあらかじめ知り、どのように動くか??

を皆さまでもそれぞれに客観的な判断をして頂き、検討していって頂ければと思っております。

はい、今回の消費税の話は、先回の消費税UPの記事を読んで頂いた上での話となりますが、今回は、少し細かいそれぞれのタイプでの注意点などをお伝えしてければと思っております。

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消費税が10%に上がる時、それぞれのタイプ別に見た注意点

はい、先回の消費税UPの記事では、家づくりの全体を考えた上で、“いつ動き出したらいいの?”をお伝えしました。

今回は、もう少し深堀りをさせて頂ければと思っております。

因みに、それぞれのタイプとは、

  • ハウスメーカー
  • 工務店
  • 建築家

のタイプです。

*このタイプ別の話で、工務店さんに関しては、範囲が広いので、当てはまらない場合もあるのですが、そこら辺の判断は各自でして頂く必要があるように思います。

ではでは、先ずは、一番影響力のあるハウスメーカーさんから見ていきましょう!

ハウスメーカーさんの消費税UPの注意点はその影響力

先ず、ハウスメーカーさんの場合ですね。

ハウスメーカーさんに関しては、その影響力を考えておきたい所です。

先回もお伝えしておりますが、ハウスメーカーさんがこの消費税増税の話題を出すのは、(テレビCM、インターネット広告、雑誌、チラシなどで消費税の話が盛り上がるのは、

もう少し先の話です。

ハウスメーカーさんの場合は、

打合せ期間や施工期間がかなりの短工期で出来る為(着工から完成まで3カ月弱ぐらい)

です。

契約から着工までにどれだけ話を詰める事が出来るか?

ハウスメーカーさんとの家づくりの場合、現場での変更というのは殆ど出来ません。

そういった縛りがある事と、工業化住宅としての特質が合わさって短工期が実現出来ている為ですね。

つまり、家の着工までに、全ての仕様を決めなければいけません。

“自分たちがやりたい事”を“契約前に明確に伝える”

為にどうすれば良いか?

を、今から準備しておきましょう!という話です。

  • お金の勉強
  • デザインの勉強
  • 間取りの勉強

など、ハウスメーカーさんがあまり提案してこない勉強を事前にしておく事が大切だったりします。

 

お金の勉強は、

“FPの先生に、自分たちが家をつくる際、家のお金はいくらぐらいつかっても良いのか?”

を聞いていただき、

『いくらまでなら大丈夫!』

を知って頂くと良いかと思います。

デザインや間取りに関しては、

色々な会社さんから提案を貰う事が一番勉強になるかと思います。

*無料のFP相談で、愛知周辺エリアの方であれば、個別にご相談頂いても何名かはご紹介も出来るのでおっしゃって下さいね。

はい、話を戻しますが、

大手ハウスメーカーさんで家づくりを検討される場合、

このタイミングだからこそ、

“家づくりの知識レベルのUP”

に取り組んでいきましょう。

  • 雑誌、インターネットなどで、どんな家が建てたいかを集める
  • どこかの家づくりセミナーに参加してみる
  • ハウスメーカーさんの以外の提案を受ける事

というお金以外の勉強も並行して行っていただくと良いかと思います。

これは工務店さん、建築家さんでは必要ないの?

でも無いのですが、ハウスメーカーさんでの家づくりの場合、

営業マンさんのプッシュ型の考えというのがどうしても色濃く出てきてしまう為、それに対峙してもらう際に、出来れば知識を多く持っておいて頂ければと思っております。

  • 『今決めて頂ければ…!』
  • 『うちの商品はこんなに良いんです!だから…』
  • 『それはやめた方が良いですよ!弊社なら…』

など

“家づくりに対して、お客様に思考自体を提案する”

というのが、ハウスメーカーさんの場合、顕著で、そういった事を言われた際に、慌てない為の勉強という話ですね。

駆け込み契約は避ける

次に、駆け込み契約に関してですが、この話は、ハウスメーカーさんだけの独特な考えともいえる話です。

例えば、少し先の話を予想してみます。

…2016年9月(請負契約の期限)近くになると、

『取り合えず9月中に契約しておけば!消費税UPは大丈夫ですよ!』

といった感じの話が多くの会社さんで出てくるかと思います。

さらに、

9月は半期の決済月

となるメーカーさんも多い為、そもそも値引き条件として、『9月(期末)に契約だけでもしておきましょう!』

が出やすい状況ですし、それに+して、消費税の話です。

この二つが重なる為に、営業マンさんも『とりあえず…』的な感覚が非常に強くなる事が予想されますよね。

*消費税が延期される前の記事ですので、ご了承下さい。記:2018.01.04

細かい見積もりが出てきにくいハウスメーカーさんの場合、契約後の思わぬ追加費用が発生する可能性もありますので、

契約前に、

  • 入っている、入っていない
  • 出来る、出来ない

の確認をして行って頂ける期間というのが取れますので、ゆっくりと話合いを進めて行って頂ければと思います。

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工務店さんの消費税UPの注意点は、建築時期

次に工務店さんの場合ですが、こちらは、建築家さんにも同じ事が言えるのですが

工務店さんの場合、建築時期が一番注意したい話です。

先回の消費税UPの記事でもおつたえしておりますが、ハウスメーカーさんと比べて、

家づくりの打合せ期間や着工期間などが長い事

*平均すると着工期間は5~6ヶ月ぐらいの会社が多いように思います。

この消費税UP時期は、事前にしっかりと確認、計画しておかないと、本当に現場がバタバタとしてしまいますし、間に合わない!と逆に言われる場合もあります。

少しゆとりを持って、動いていくようにしましょう。

もし…

いざ着工が始まり

  • 現場に入れる大工さんの手配が上手くいかず
  • 予算UPや工期の遅れ

などが、出てきてしまっては、もったいないですね。

という事で、今後のスケジュールを

  • 工務店さん側としてゆとりのあるスケジュールを聞いておく。
  • もし、工期が遅れた場合の段取りや対策、保障などがあるかを聞いておく。
  • その会社さんの施工管理者さんがしっかりとしているかどうか?

などを確認して頂くと良いかもしれません。

因みに、

最後の“その会社さんの施工管理者さんがどうか?”

に関しては、意外と思われるかもしれませんが、重要な要素です。

例えば、

小さな工務店さんが人を雇う場合、先ず真っ先に雇うのが、この施工監理できる人なんです。…営業マンさんではなく、施工監理が出来る人を雇うんです。

消費税UPのドタバタしているタイミングだからこそ、

  • スケジュールを崩さず
  • しっかりと職人さんの手配ができる

は、この施工管理者さんの技量というのがかなり響いてきます。

なので、例えば、

  • 直接会わせてもらったり、
  • 施工管理者さんの経歴などを聞いたり

して確認しておきたい話かなと思います。

建築家さんの消費税UPの注意点は、着工までの打合せ期間

では次です。

最後は建築家さんとの家づくりにおける、消費税UP前の注意点です。

少しだけ基本的な話をさせて頂きますが、

建築家さんの仕事は、

“設計・監理”

ですね。

…つまり、

  • 理想となる家を“設計”して、それがキチンと現場で出来るかの“監理業務”をする

というのが建築家さんの仕事となってきます。
*その為の設計監理契約料だったりします。(一般的に8~15%ぐらい)

良い面を言えば、建築家さんが入る事(工事の施工監理者として)で、指揮系統が統一されますので、

建築家さんがしっかりとしていれば、おおよそ着工してからは、安心して任せられるという感覚を持って頂けると思います。

はい、話を戻しますが、

その上で、注意したい点!

を考えると、

建築家さんとの家づくりは、兎にも角にも、家が決まるまでのスケジュールです。

恐らく、3つのタイプの中で、最も打合せ期間と現場期間が長いのが建築家さんとの家づくりです。

これは、単純に他の二つのタイプと比べて

  • 現場で使う部材が多い事
  • 家の仕上がりも細かい事
  • 建築家さんと自分たちの想いをすり合わせる為に打合せに時間がかかる事

です。

この話は、建築家さんだから!というよりも、デザイン性に拘れば拘るほど、打合せや工期は長くなる!

という話でもあります。

勿論、そういった家づくりをする為に建築家さんがいるのですが…

意外と時間がかかる事も多いので、建築家さんとの家づくりを考える際は、

先ずは、

  • 平均的な打合せ期間、
  • 着工に入るまでのスケジュール
  • 着工してから完成までの期間

を必ず把握して頂ければと思います。

建築家さんの考えも聞いておく

その他に注意したい所もあり、

例えば、

そもそも、消費税に振り回されない方が良いよ!

といったお考えの建築家さんもいます。

意外と頑固?(笑)な方もいるので、

“その考えに賛同できる、出来ない”

を聞いておかないと、

  • 『消費税UPするまでに!』とこちらの要望を出しにくい方もいる。
  • 建築スケジュールを速める事は出来ない!と言われる方もいる。

という事ですね。

こうなってくると、そもそもの根底が崩れてきてしまうので、最初のタイミングで、その建築家さんの考えを聞いておく!

というのは重要な要素になってきます。

因みに、建築家さんは、それぞれに、家の色が出てきますので、今のうちから、ゆっくりと施工事例を見ながら、

“これ!”

を見つけてもらう努力をして行って頂くと良いかと思っております。

まとめ

はい、かなり長くなってしまいましたが、三つのタイプ別に見た消費税UPの注意点です。

今のうちから色々な勉強をして行って頂ければと思っております。

ではでは。

参考記事:そろそろ一度消費税増税の話を2015.11.01

↓↓↓家づくりの参考記事↓↓↓

記事01:その間取り、トキメク間取りになってます?

記事02:消費税増税前の駆け込み需要で現場があれる??

*消費税が5%→8%にあがる時の話です。

記事03:そろそろ一度、消費税増税の話を

*消費税10%が一度延期される前の話です。【スケジュール】

【絶対!素敵な“家”にする!vol2】-間取り-

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