以前ブログで(一年ぐらい前の話ですが)、そろそろデザインに注力して家づくりをしても良いと思う!(2014.08.05UP)という記事を書きました。
今回は、その話に関連する記事になりますので、もしお時間と気力があれば、そちらも併せてご覧頂ければと思っております。
…
最近、家づくりのアプリを見ていると、色々な家づくりの施工事例写真が見られるようになってきたように思います。
例えば、
などのアプリで、その中の施工事例の写真を見ると、
- 『あ、こんな家って良いな~』
- 『これ、素敵!!』
となります。
このブログでもよく、“自分の良いな!と思う写真はドンドン集めましょう!”という話をしていますが、意外と簡単に写真に関しては集められるのではないでしょうか。
はい、問題はその後で、結局、“良いな~”と思った施工事例を集めても、
…
- 『そういった写真を誰に見せればいいの??』
- 『どうしたら、こういった家が理想の価格で出来るの??』
となると思いますので、今回の話です。
…
もう少し建築業界の大前提の話をしますが、今後の建築業界は、
- ハウスメーカーさんやローコスト系のメーカーさんのよう企画型の家
↕ - より自由に、注文住宅に特化した家
の二極化はより進んでいくように思います。
また、
- とことん価格を追及する企画型の住宅(ローコスト系)
- 価格は、上がるけど自分たちの好きを形にする注文住宅
の二極化も進んでいくかもしれません。
そういった二極化の流れの一方で、設備関係に目を向けてみると、
- 太陽光発電システム
- 全館空調
- タイル外壁
などの設備は、今ではどの会社でも付けられるような時代になっています。
- 耐震性能
- 断熱・気密性能
なども、極論を言えば、工務店さんや建築家さんの方が良い数値が出せる!時代にもなってきています。
…
こういった背景がある為、もし、
- “素敵な建築写真を色々集めて”
- “理想を叶えてくれる建築会社さんを見つけ”
のであれば、自由な注文住宅が得意な、工務店さん・建築家さん探しが非常に重要になってくるように思います。
その上で、今回の話です。
もし、『良いな~』と思った会社さんが“運よく”見つかっても、そのままそこだけで決めない!
なのです。
本命の会社は最後に見る!が良い3つの理由
はい、前置きが長くなってますが(最近その傾向にありますが…^^;)
施工事例をいろいろと集めて、もし、良い(良さそうな)会社さんを見つけても!
いきなりそこで決めてもらいたくない理由があります。
例えば、
私の住宅営業マン時代の話をするなら、
契約をしたければ、競合先よりも
- 提案は後に出す!
- 価格も後に出す!
が基本でした。
今回は、上記の何故??を3つのポイントからお伝え致します。
家づくりのレベルアップをした上で本命に行く!!
まずはベースとして、
- 最初に話を聞きに行く=知識ゼロ
- 数社から提案を受けた後=意外と渡り合える
という状況になる事を想像して頂ければと思います。
実際に提案を受ける事が最も家づくりの経験値を上げられる!
という話ですが、
経験値が上がれば上がるほど、
- 建築会社さんの考えている事が解る!
- 打合せスピードも上がる!
- 要望の中での優先順位が解ってくる!
となっていきます。
本命の会社さんに行く前に“こういった経験を積む!”事が重要な話になってくると思いますので、意識ていただければと思います。
人の判断ができる
本命を最後に見た方が良い2つ目の理由は、人を判断する事が出来るという話です。
家づくりの中で、
特に間取り提案(その提案の説明も含めて)は、提案者のレベルというのがかなり重要です!
これは、同じ会社さん…例えば、ハウスメーカーさんやその他の企画住宅の会社さんでも、担当営業マンさんによって、間取りが大きく変わる事と、説明をする人によっても、その間取りの良し悪しが変わる事を考えればご理解頂けると思います。
で、
何社(何名)かの担当者さんと話をする事で、
『あ、この人に私たちの家づくりを任せられるかな?』
が、スピーディーに判断できるようになってきて、早いタイミングで担当者さんを変えるなどの判断が出来るようになります。
『せっかく素敵な家なのに、営業マンさんが苦手…』
とならない為の対策ですね。
金額の公平性を解消する
3つ目は、金額的な話です。
色々な会社さんの提案を事前に受ける事で、最後の本命の会社さんから出てくる、提案全体の価格の妥当性や納得感の判断がしやすい!
という事です。
そもそもの話として、家づくりは、価格判断がしにくい。
その為、判断するには、“比較できる事”がとても重要な要素になります。
これらの価格判断に関しても、最後になればなる程、理解がスピーディーになります。
例えば、細かい部分で、
- キッチンのこの仕様で、この価格はしょうがない!!
- トイレはタンク無で、この金額UPなら良い方だ!!
等の金額の妥当性が解るようになるという事です。
最後に行けば行くほど、ここら辺の判断がスピーディーに出来るようになるという事ですね。
3つを総括した上での注意点
この3つを考えるだけでも、出来るだけ本命は最後(でなくても最低でも同時並行で)に見て頂く事がおすすめだったりします。
因みに、注文住宅は、色々な会社決定要因がありますので、本命以外の会社でそのまま決まる事も十分にありますので、そちらはご配慮頂ければと思います。
その上で、最後に一つだけ注意点ですが、
一番最初に行く会社さんから受ける影響を考慮しましょう!
という話をご紹介したいと思います。
一番番最初は、良い意味でも、悪い意味でも、スポンジのように知識を吸収してしまいます。
例えば、
- 耐震を考えるなら、やっぱり鉄骨だよな~
- 長期優良住宅の申請は要らないよな~
- 家は2000万円ぐらいで建てないとだめだよな~
などの判断は、意外と一番最初にいく会社さんの影響を受けやすい事を再度意識して頂きたい話です。
また、一般的に、建築会社さんの比較検討をするうえで、
- 性能はどうか?
- デザインはどうか?
- 価格はどうか?
の3つが大きなポイントになりますが、
価格に関しては、その会社さんと交渉できるかどうか??
ですし、
性能レベルは、今は、どの会社で、どんな対応でも出来る!が基本です。
また、
デザインは、その担当者さんや会社が持つ設計士さんのレベルで決まります。
という3つに別けて考えて、それぞれに比較検討していく必要があるようにも思います。
勿論、
- 私たちの生活の事を考えて提案をしてくれるか?
という話は大前提でありますが、
提案の違いというのを意識して頂きつつ、施工事例で“良いな~”と思えた会社さんに話を聞きに行くタイミングを意識して頂ければと思っております。
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