土地

土地の購入判断はどうしてる?自分達で出来る土地チェックの10個の方法と家づくりで解消できる10の方法

投稿日:2015/08/06 更新日:

Rebroathome03

今回は、土地探し

『お、この土地良いじゃん!?』

と思った時に、自分達でも確認できる“土地購入前のチェックポイントを10個”をお伝えしていこうかと思っております。

土地を買ってその土地で何をするか?

ですが、当然、家を建てるです。

また、その中でも、

  • その土地に建てられる家は?
  • 総額(家と土地)はいくらになる?
  • 上手く土地を買える???

など、様々な購入決定要因があります。

今回の話は、そういった購入決定要因ではなく、あくまで、その前段階の話で、土地の買付(申込み)を出す前に、振返りとしてつかっていただければと思い記事を書いてみたいと思います。

土地購入の10個の方法と家づくりで解消できる10個の方法

土地選びの10個の問題と、家で解消できる10の方法

今回の話は、土地を買う目的は、あくまで、家を建てる事。

という前提での話ではありますが、

今回は、その中で、

本当はこういった条件の土地が良いんだけど…この土地はどうなんだろう??

といった問題に対して、家のつくり方によって、解消できるポイントをご紹介していきたいと思っております。

初めは、パッとしなかった土地が、家づくりの計画を聞いて、“この土地しかない!”となる事も出てくる話かと思いますので、是非参考にして頂ければと思います。

ポイント①:その土地の利便性

生活の利便性は、家で解消できる話でもないのですが、

特にご家族様にとって

  • お子様にとって良い環境
    →学校に近い、学区が良い、公園が近い、両親や親戚の家が近い
  • 奥様にとって良い環境
    →スーパーや病院、郵便局、役所が近い
  • ご主人様にとって良い環境
    →駅から近い、通勤が楽かどうか

等、それぞれで優先順位をつけてもう話合いが必要ですよね。

その他にも、

  • 嫌悪施設と呼ばれる施設が近い!

は、避けておきたい話だと思いますし、

  • 用途地域(その地域で建てられる家の制限)

は、建てられる家に影響のでる話です。

【家づくりで、問題解消】

外部環境と生活の利便性を考える際に、家づくりで解消できるポイントは何か??

を考えると、先ずは、駐車計画があげられます。

例えば、

  • 玄関から車までの行き来のし易さ
  • 車での出やすさ

等の話を検討する事で、外に出やすい環境と帰ってきやすい環境づくりでも違ってくる話もあるかと思います。

また、例えば、玄関先に宅配ボックスを設けるなどする事で、より生活の便利さを向上させる事も可能になります。

ポイント②:その土地の空気環境は?

ポイント2は、空気環境に関してです。

  • 周辺環境から発せられる匂い
  • 排気ガス
  • ゴミ置き場が近い
  • 砂埃が気になる

等は、気になる方も意外と多い項目ではないでしょうか。

実際に現地に行って、確めて欲しい所です。

こちらは、季節や時間帯、曜日によっても変わってきますので、そこら辺がどこまで許容範囲かどうかはしっかりとチェックしておきたい話ですね。

【家づくりで、問題解消】

匂いが気になったら窓を閉める!という根本の話にもなってきますが^^;

窓を閉めたとしても、特定の匂いが解消されない場合も当然あります。

そこで、そういった場合、空気浄化装置を付けるというのも家づくりではあります。

一般的には、第一種換気システムとセットで付いてくる装置が多く、費用UPも100万円前後になる場合も多いです。

第一種換気システムに関する説明はリンクをご参照ください。

その他にも、エコカラットや珪藻土など、そういった匂いを和らげる内装材を使うのも一つです。

どこまでの匂いが解消できるかは、家の全体のバランスになりますが、そういった観点から検討して頂くのも一つかと思います。

例えば、排気ガスの問題は、外壁の汚れに関係してきます。

有名メーカーさんのメンテナンスが要らないと言われる外壁材でも、意外と汚れてしまう可能性がありますので、どれが最適!というのは言いづらい話ですが、

色々な外壁素材がある昨今であれば、そういった対策も可能かと思います。

空気と音は?

ポイント③:音の環境は?

空気環境の次は音の環境のチェックですね。

  • 車や電車の音や振動

は、基本的には今の現状をチェックしつつ、将来に渡っても、近くで計画道路があるかないか?などは、現地に赴く事と、市役所で調べられる項目です。

【家づくりで、問題解消】

で、この音の問題に関しては、意外と家の性能が大きく影響してきます。

特に、

  • 気密、断熱性能を高める

事が、解消できる出来ないの大きなポイントとなってきます。

具体的に気密・断熱性能を上げるというと、

  • 断熱材の厚みを厚くする
  • 窓性能を上げる
  • 気密性(施工品質)を高める

などをする事で、比較的解消できます。

こちらの気密・断熱性に関しては、今の家づくりにおいては、基本的な性能として求められる話でもあります。

ポイント④:朝・昼・夜、平日と休日、季節ごとの違いをチェック!

ポイント4は、

での違いはどうか?

  • 平日
  • 休日

の違いはどうか?

  • 季節での違いはあるか?

を意識して、最低でも3~5回は、現地を見に行きたい所です。

これをする事で

  • 日当り
  • 夜の状況(例:周辺に街頭の明かりがない。逆に明るすぎる)
  • 季節の状況(例:冬は日が入らない。夏の西日が気になる)

など、

見えてくるものがあります。

【家づくりで、問題解消】

日当りや明るさに関しては、

  • 適切な窓配置
  • 吹き抜けや階段の位置

を考える事で、意外とどんな立地でも解消できる話です。

また、逆に明るさを上手く制御する必要性も出てくるかと思いますが、

こちらも、

  • 適切な窓配置
  • 庇の取り方

によって解消する事が出来ます。

こちらは、実際に現地に赴き、確認をしっかりとしていきたい所かと思います。

ポイント⑤:ハザードマップは確認した?

以前土地を調べる!というブログを書いてますので、詳しくはそちらを確認していって頂ければと思っておりますが、

  • 洪水や河川の氾濫地域かどうか
  • 想定地震震度を調べたり
  • 過去の地形を見る

など、今はインターネットを使うと意外と色々と調べられると思いますので、是非チェックしてもらうと良いのではないでしょうか。

【家づくりで問題解消】

この話を家づくりで解消する場合、

例えば、

液状化に関しては、

  • 砕石パイル工法などが代表的な解消方法

になってきますし、浸水エリアであれば、

  • 擁壁をつくる
  • 高基礎を採用する

などをして、家の土台を高くする方法もあります。

また地震に関しては、

  • 構造や工法、免震・制震装置などを付ける方法

も出てくるかと思います。

ポイントは、家づくりで解消は出来るけど、お金がいくらかかるのか?だと思いますが、こちらは、土地を購入する際、不動産屋さんや良いと思う建築会社さんに事前に、かかりそうな金額も含めて確認してもらうと良いかと思います。

ポイント⑥:電磁波や周辺事件などなど…

  • 電磁波が強く出ると言われている高圧線が近い
  • 近くで気になる事件が過去にあった
    *火事や殺人事件など

これらは、パッと見たぐらいでは解らない所ですが、

特に、今まで縁がなかった土地を購入する際は、なかなか細かな所まで気がまわらない場合も多いので、確認して見ていきたいポイントです。

【家づくりで、問題解消】

電磁波に関しては、外からの影響も当然ありますが、家の中にある

  • 電気
  • 家電
  • スマホなどのモバイル関係

からも多くの電磁波が出るといわれています。

これらは何処まで気にするか?は当然出てきますが、家づくりにおいては、そういった家の中と外の電磁波の影響を弱めるつくり方というのも存在します。

アースを家全体でかける方法なんですが、そういった施工だけを行っている業者さんもいます。

また、その土地や周辺環境の過去の話は、不動産屋さんやご近所さんに話を聞く方法が一般的ですので、そういった意識を持って、質問して頂くと良いかと思います。

売却・気になる項目は?

ポイント⑦:その土地って売れる??

こちらの記事に関しては、先ずは売却する際に、どのような査定がされるか?を知って頂く必要があります。

参考リンクをお伝えしておきますので、ご検討下さいませ。

【家づくりで問題解消】

家づくりにおいて、もし売却するのであれば、現状、その家の築年数と間取りが一番重要です。

その為、

あまりにとっぴな間取りは売りづらい

というのは、ご理解いただけると思いますし、

あまりにとっぴな土地形状も売りづらい

でもあります。

勿論、これらは、ゆっくり売却していく際にはあまり問題にならない事も多いのですが、

売却は、スピードが必要になる事も多いので、そういった売れやすさも意識して土地の購入を考えるのも一つかと思います。

ポイント⑧:地域の優遇は?

市町村によって、税金のかかり方や医療費が安いなどがあります。

その為、こちらも特に、今まで縁のなかった土地を購入する場合は、気にしたい所ではないでしょうか。

【家づくりで問題解消】

また、家づくりと関係する話として

  • 市によって太陽光の補助金の有無や金額の違い
  • その他にも、バリアフリーに関する補助金
  • 木造住宅をつくる際の補助金(地産地消)

など地域特有の制度もありますので、そういった所もなるべく購入前に知っておきたい所ですね。

こちらは、市に直接電話などで問合せても良いですし、不動産屋さんに聞くのも一つです。

ポイント⑨:隣近所の状況は?

さて、ある程度、その土地に納得が出来たタイミングで、いよいよ購入!

となった時、一番やってもらいのが、この隣近所の確認作業(お隣さんへのご挨拶)です。

不動産屋さんに『となり近所には、どんな方が住んでいますか?』と聞いてもらっても良いですが、自分達で、土地のチェックをしにいきがてら、もしご近所さんがいれば、声をかけてもらうのも一つです。

中には、土地の購入前、判断前に近所の挨拶周りをやられる方もいますが、自然にそういった事が出来れば一番良いですね。

【家づくりで、問題解消】

家づくりでの問題解消方法としては、隣の家との窓配置を気を付ける事です。

  • 窓位置を隣とずらす(縦か横に)
  • 部屋配置を考える

など、隣の家との関係を考えて頂く事で、その土地に対して、自分たちの理想が叶うかどうかも出てくるかと思います。

家づくりで解消出来る?

ポイント⑩:建物との相性は??

最後のチェックポイントですが、建物との相性をチェックして見ましょう。

例えば、価格であれば、全体でどれぐらいの費用が必要なのか??

良い土地が見付かったタイミングで、建築会社さんに声をかけたら、そもそもその土地の価格観では支払が無理!という事も多々ある話です。

そういった場合

  • 別の土地を探す
  • その会社さんを諦める

という選択肢も出てきます。

例えば、建てたい家の仕様で、薪ストーブを家に入れたい!という場合、煙などの影響を考えると、狭小間口で密集地域では出来なかったり。

例えば、天井の高い家をつくりたい!と思った際に、高さ制限のある地域だった場合は、それは厳しい!

という話も出てきます。

これらは、事前にどういった建物をつくりたいのか?を不動産屋さんにお伝えして頂く事が重要です。

また、“建てる会社さんを決めてから土地探しをする”のも考えられますが、建物を先に決める不便というのも当然あります。

なので、そういったバランスを見つつ、家づくり、土地探しを進めて言っていただければと思います。

少しだけ土地を先行して見て周りつつ、平行して建築会社さんも探していく!

が一番王道かと思っております。

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

参考記事1:知っておきたい土地の探し方10

参考記事2:土地を買うなら第一種低層住居専用地域?

参考記事3:あなたの家は今いくら?

↓↓↓【理想がみつかる!】家づくり無料相談はこちらから↓↓↓

家づくりサイト

*気軽にお問合わせください^^

アドセンス広告(記事下)




アドセンス広告(記事下)




-土地

執筆者: