先ずは、今回の話の元となる記事をご紹介させて頂きますね。
*今回のブログの話は、この記事を元に話をしますので、先ずは読んで頂ければと思います。
週刊ダイヤモンド2015年4月18日号の爆弾記事「大手不動産が不正行為か 流出する“爆弾データ”の衝撃」
目次
不動産屋さんの不正取引??
この記事を見て頂くとわかりますが、
先ずは、
不動産の売買、取引において、こういった実態が今まであった事を知って頂くと良いのではないでしょうか。
もし不動産の購入を考えている方が入れば、少し考えさせられる話ですね。
売主さんとしての機会損失
今回の記事では、特に売主さんとしての機会損失が言われていますね。
その不動産屋さんに来た購入希望者さんのみに、その不動産を売ると言う事になると、当然ながらそういった話となってきます。
で、
不動産を売りたい人にとって、
こういった事を防止する方法は無いのか?
が、一番気になる所だと思いますが、
こちらは、不動産の媒介契約の方式を、売り側の不動産屋さんを一社のみとする、
- 専属専任媒介契約
- 専任媒介契約
とするのではなく、売り側の不動産屋さんを数を限定しない
- 一般媒介契約
として、媒介契約を結んで頂く事で、多少の緩和が出来たりするように思います。
勿論、それぞれのメリットデメリットはありますが…
買主さんとしてのデメリットは??
売主さんの話をを考えつつも、
反対に買主さんとしてのデメリットは無いのか?
を、少し考えてみたいと思います。
買主さんとしても、不動産屋さんを公平な立場で選べない。
こういった不正取引が本当にあるとすると、買主さんとしても、不動産屋さんを選ぶと言う事が出来ない話になってきます。
例えば、
仲介手数料は3%+6万円に消費税が上限ですが、最近だと、仲介手数料を割引く会社さんも出てきています。
但し、今回の記事であげられているようないわゆる大手不動産屋さんの場合、仲介手数料の割引というのはあり得ない状態でした。
その為、価格を頑張って落として購入したいと思っても、そういった不動産屋さんから買う事が出来ない状態になったりしていました。
例えば、
不動産の交渉といった観点から考えた時、
本来なら、両手取引をする為に、売主さんと繋がっている不動産屋さんの方が、価格交渉を頑張ってくれるようにも思います。
が、
今回のような状態ですと、不動産屋さんとしても、買主さんよりも、売主さんをより大切にする可能性、場合も多く出てきてしまいます。
ややもすれば、売主さんの要望だけを見て、買主さんとしては、不利な状況でも納得させられるような話も出てきてしまうと言う事ですね。
ここら辺は、状況次第な所はありますので、絶対に悪いという話ではありませんが、今回のように、公平な取引と言えなくなってしまうという話ですね。
解っていてもどうしようもなかった話
で、
実は、こういった嘘商談の実態は、不動産業界では、当たり前な話だったようにも思います。
が、
意外と、それを本格的に調査、是正をする事が出来ていない状態でした。
地元の不動産屋さんとしても
- 大手だからしょうがない。
- そもそも一緒に仕事したくない。
といった大手と中小の不動産屋さんの関係が悪い事から、スルーされていた内容にも思います。
だけど、
最近では、購入希望者さんのみを対象にしている不動産屋さんの出現など、色々と不動産業界も変革が行われているように思います。
こういった記事も含めて、今後の不動産業界の動きと言うのも意識して見ていきたい所ですね。
因みに、この記事が出てから、至る所で、この記事は紹介されているようで、そういった事を見ても、不動産業界として、かなり衝撃的な記事かと思いました。
参考にしていただければと思い、記事にしてみました。
参考記事1:不動産仲介手数料は上限が決まっているだけ
参考記事2:土地購入の為の予備知識
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