ハウスデザイン

天上の高い家を建てる時、知っておきたい5つの方法【二階の天井高】

投稿日:2015/04/14 更新日:

今回は、身長が167cmの私には、少し無縁な話でもありますが、”天井の高い家づくり【二階編】”の話をしていきたいと思います。

  • 身長が175cm以上の方
  • 二世帯住宅で2階に若世帯を考えている方

には、この2階の天上の高さの話は是非覚えておいて頂きたい話です。

天井高を考える!

一般的な家の天井の高さは?

先ずは一般的な家の天井の高さですが、1階も2階も天井高は、2400mm(240㎝)が殆どです。

各会社さんはオプションとして天井の高さを上げるような話も出来ますが、こちらは、一階の天井高を上げるオプションしかない会社さんも出てきます。

ですので、

二階の天井高を上げる場合は、会社さんへの確認作業が先ずは必要になってきます。

例えば、

  • 二階にリビングを持って来たり
  • 子供部屋は小さくしたいけど、圧迫感は無くしたい

と、二階でも天井の高さを上げたい場合もあったりします。

特に、プレハブ住宅である、ハウスメーカーさんで家づくりをする場合、2階の天井高は、240cmが標準でそれ以外はありません。という会社も多く、事前にオープンハウス(現場見学会)で確認しておきたい話です。

  • 身長が高い家族
  • 二世帯住宅の家づくりで2階に広々リビングを取りたい場合

は、現場で確認しておきましょう。

どっと

家の二階部分の天井を高くする5つの方法

そこで、このブログでは、2階の天井高を高くする方法を何個かご紹介してみたいと思います。

天井高のイラスト①

天井高のイラスト2

はい、上図のような6つの方法があるかと思います。

その他に、

  • 建具
  • クロス

等の組み合わせによる視覚的に圧迫感を無くす方法もあります。

*むしろ、そちらを工夫してもらった方が、費用対効果は高く感じる事もあるのかな??と思ったりもしますが…

今回は、このイラストを使って、2階の天井高を如何に解消していくかをお伝えしていきたいと思います。

天井高のイラスト①

①.天井の高さを全部高くする

①は、

  • そもそもハウスメーカーさんでは対応出来ない。

が出てきますが、全体を30㎝とか40㎝とか上げる方法です。

費用UPに関しては、会社によって、かなりの違いが出てくる項目になりますので、①を考える場合は、しっかりとヒアリング、比較検討が必要かと思います。

ドット01

天井高のイラスト①

②.二階の一部を傾斜天井にする

上のイラストの②に関してです。

こちらは、恐らくですがどんな会社でも対応できる話です。

*ローコスト系だと、少し対応が出来ない会社さんも出てきます。

この【②の傾斜天井を使う】は、天井高の解消方法としては、一番ポピュラーな案になってきますので、覚えておきましょう!

全てを勾配天井にする

ドット01

天井高のイラスト2

③.全ての天井を勾配天井にする

③は、②の続きの話ですが、全てを勾配天井にする方法です。

こちらは、屋根を支える為の梁(木)がどうしても出てきますので、そういったものが出てきてもおかしくない家のインテリアも考える必要があるように思います。

因みに、③は、ハウスメーカーさんは殆ど対応できない事が多いかと思います^^;

天井高のイラスト2

④.片流れ屋根にして利用する

④は、屋根形状を片流れ屋根といって一つの方向に流すやり方の話です。

こういったやり方もありますし、

  • 低い天井
  • 高い天井

で天井自体の表現をクロス、木張りなどの貼り別けをして頂くと綺麗な施工になったりします。

天井高のイラスト2

⑤.中二階を利用する

⑤は逆に、一階の天井を一部下げたりしながら、中二階を利用する方法です。

イラストのような感じの高さになる事をイメージして頂ければと思いますが、こちらは、出来る会社とそうでない会社さんが別れてしまいます。

ドット01

家の天井を高くする:まとめ

少し確認の意味を踏まえて話をしますが、大手ハウスメーカーさんの場合、2階の天井高を純粋に高くする事。

  • 二階を全体的に10CMあげたい
  • 逆に一階部分を少し下げて、二階部分の高さを確保したい

などの対応は、そもそも出来ない事がありますので、必ず確認して頂ければと思います。

今回のイラストで言えば、①.③.④.⑤が無理で、②しか出来ない!という住宅メーカーさんもいます。

逆に、工務店さんの場合、イラストの①~⑤まで出来ます。

が、例えば①.⑤のようなやり方だと、外壁材をその分延ばしてつける必要があり、こちらは、それによる費用が高くなったりします。

また、天井高をむやみに高くする事は、家を大きく見せるというメリットがありそうですが、

その反面、外観的には縦に家が延びていくので、バランスの悪い家の外観にもなりかねませんので、ここら辺も注意が必要です。

個人的には、もし、

  • 天井高を高くしたい。
  • 特定の場所(例えば2階リビング)だけでも高くしたい。
  • 費用UPを抑えて

と言った場合であれば②や③がオススメだったりします。

*費用UPに関しては、建築会社さんにもよりますが、工務店・建築家さんの場合は、比較的低価格ですみそうな解消方法になっていますので、覚えておいて頂ければと思います。

参考記事1:ハウスメーカーさんと工務店さんの違い【窓】

参考記事2:二階リビングのメリットデメリット

ドット01

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