元営業マンのハウスメーカー概論

ハウスメーカーのアフターサービスって?

投稿日:2013/09/16 更新日:

ハウスメーカーのアフターや保障って本当に良いの?

ハウスメーカーのアフターサービスに関して

第一回:元ハウスメーカー営業マンの家づくり概論~住宅メーカー辺~

第二回:ハウスメーカーの価格って??

もしまだ見ていらっしゃらない方がいれば是非チェックしてみてください。

それでは本題です。

ハウスメーカーを選ぶ一番の要因として、アフターサービスの充実があげられます。

新築、一戸建てを検討する際、この“安心して家を買う事ができる”という理由は、大きな決定要因として考えられます。

という事で今回は、安心できる?ハウスメーカーさんのアフターサービスに関してお伝えします。

ハウスメーカーさんのアフターサービスや保障

ハウスメーカーさんのアフターサービスや保障に関して話をします。

  • アフターサービスに関しては、60年間の長期のお付き合いが出来る!
  • 保障は、主要構造体などは、30年保障など通常の10年、20年の構造体保障よりも長期で付く!

といったうたい文句が多いように思います。

これはなかなか一つの工務店さん、建築家さんではカバーしきれない部分ですし、ハウスメーカーさんも、これが自分たちの強みとして理解している事もあって、今後ハウスメーカーさんとしてより一層力を入れていく所のように思います。

でも…

ハウスメーカー出身者の立場からすれば、

これに関しては少し『??』がつきます。

という事で、本当にこの話がメリットとなるのか??に関して、お話しをしていければと思っております。

ハウスメーカーの注意点1:会社の体制

先ず抑えておきたい話として、

アフターサービスや保障って

  • 『どこまでの事をしてくれるの??』
  • 『どんな時に何を、いくらで?してくれるの??』

を確認すべきだと思います。

理由としては、実際にこういった長期アフターの体制が整ってきたのはここ最近の話だからです。

因みに、私自身が住宅メーカーに新入社員として入った10年前は、まだ構造体などの保証は10年の所が殆どでした。

つまり、保証制度は、ここ最近伸びてきていると言う事です。

これは、5年前ぐらいに瑕疵担保責任制度が出来た時、工務店さんや建築家の家でも、最低限10年間の構造に関する保証をせざるを得なくなった為、ハウスメーカーさんは、急激にこのような長期保証をつけるようになってきたんです。

つまり差別化の為に長期保証をうたうようになった!という事です。

しかし、当然そのような長期での構造体の保障の実例があるわけではありませんし、東日本の震災や、その他でも、このハウスメーカーさんのアフターサービスや保障に関するもめ事は後を絶ちません。

家のもめ事に関しては、工務店さんや建築家さんでも当然ありますが、ハウスメーカーさんの長期保証というのは、聞こえが良いうたい文句になってしまっていないか??

は是非、考えて頂きたい話です。

その他にも、

  • 間取り
  • 価格
  • 家の仕様
  • 空間の取り方

など長期保証をハウスメーカーで付ける!という事で制約される事も多くある為、単純に良いとは限らないという事です。

ちなみに、『そもそもそのハウスメーカーさんが無くなったらどうなるの?』という話もこれからの時代を考えれば、考えておくべき話かとも思います。

ハウスメーカーの注意点2:実際の価格

次に知っておきたい話として、

アフターメンテナンスや保障でお金が必要となった時の実際の価格です。

例えば、

外壁の塗替えを考えて頂くと良いかと思いますが、

大手ハウスメーカーさんが30年間の塗替え不要の外壁を遣っていたとします。

30年後の塗替え費用が250万円かかってきたら??

因みに、

一般的な40坪ぐらいの壁の塗替え費用に関しては、80~100万円(15年に一度必要)ぐらいです。

そうなんです。

実は、ハウスメーカーのリフォームや保障って、そもそもの話として価格が高いんです。

それこそ修繕が必要なときは、建てたハウスメーカーにお願いするのではなくて、他のリフォーム屋さんや地元の工務店さんにお願いした方が、半値近い金額でやってくれる事もある。

住宅メーカーの経験として、下請け業者がリフォームの見積もりを出してきたものをそのまま4割載せて出すだけのハウスメーカーのリフォーム部門…そんなのは結構ざらにあるんです。

そのような話をしていると本当に長期の無料点検が良いのかどうか。

無料点検の際、リフォーム工事も一緒に誘われます。

長期の無料点検(60年間の無料点検付など)をうがった見かたをすれば、リフォームを取る為にお客様を囲い込んでいるだけ。

という側面もあるんですね><

保証を継続するという代償として高いリフォーム工事をせざるを得なくなってしまう事です。

長期の保障があると言う事が本当に安心につながるものなのかは、少し考え物なんです。

ハウスメーカーで建てるなら

誤解を招きそうなので、改めて私の基本的な考えを述べると、私はそれでもハウスメーカーは、悪いとは思っていません。

むしろ、それぐらい大手という安心感が家を購入する際には、求められるのだろうと思っているからです。

ただし、

  • ハウスメーカーで家を建てる価格の話でも言いましたが、会社によって1000万円違う事、
  • 今回の家を建ててからのリフォーム工事の価格の事

この二つの観点をしっかりと吟味して、お金に関しては、色々と割高なんだ!という認識の上でハウスメーカーを選ぶという事が大切だと思っています。

ここら辺は、LCC(ライフサイクルコスト)でもしていますので、ご参考ください。

契約後、建築後に『しまった!』をなくす

アフターサービスや保証がしっかりあれば良い訳ではない

今日のまとめです。

アフターサービスや保障って、有れば良い!という訳でもないんですね。

現状、長期優良住宅の制度や、低炭素住宅などの国が家づくりの規格をある程度決めている為、ハウスメーカーさんのような独自のアフターサービスや保障などが無くても、最低限の保障制度と家自体の性能は、整備されてきています。

また、ホームインスペクター(家がしっかり造られているか見る第三者機関)の制度の普及や、木造住宅の現状を考えても、家の寿命は長くなってきています。(ローコスト住宅は置いておいたとしても)

つまり、大切なのは、

アフターサービスや保証が長いから良いという事ではない!

という事。

長いことにこした事はありませんが、そのアフターサービス自体が安心できるかもとても大切だと言うことです。

リフォーム費用が通常のリフォーム費用よりも4割高いお金がかかる事は、安心材料としてはマイナスです。

『知らなかった』をここでなくして貰えればと思い、アフターメンテナンス?というタイトルで今回の記事を書きました。

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-元営業マンのハウスメーカー概論

執筆者:


  1. 金山明美 より:

    パナホームで家を建て、12年目です。
    外壁材は、松下電工(現ケミュー)のネオロックセラ16で、長期メンテナンス不要とのことでしたが、2年目からボロボロになりだし、5年目と9年目に無償で張り替えてくれましたが、9年目はコーキングを打ち直しを有償でおこなうことになったので、足場代はこちらで持ちましたが、またボロボロになりましたが、10年たったので、有償といわれ、フッソ塗装をすることにしましたが、腹が立つので他の業者から見積もりをとり塗装することになりました。おまけに、2年10か月前に行ったコーキングも小さな穴が空いており抗議しましたが、担当は私が見つけた部分だけ、打ち直そうとしてて、コーキングはずっと前に行ったと言い逃れをしていましたが、見積書も代金振り込みも証拠があるといったら、やっと私が頼んだ業者の足場を使って全体点検することになりました。
    わたしも、他の業者から外壁の見積もりをとらなければ、コーキングのピンホールや。小さな裂けに築かなかったと思います。
    ケミューも、今外壁15年補償といってますが、私の経験では、15年のあいだ張り替えてくれるだけだと思います。
    正直、当時普通のサイディングボードでも、5年は大丈夫でした。

  2. 金山明美 より:

    パナホームで家を建て12年目になりますが、営業から長期メンテナンスがいらないと、シート防水の陸屋根
    にしましたが、今まで3回雨漏りがして、そのたびに直してくれましたが、外壁と同じく今後は10年たったので有償と言われました。
    いっそ、部分補修でなく張り直しさせればよかったと悔やんでおります。

    • Rebro より:

      コメントありがとうございました。

      ハウスメーカーさんは、新築部隊、リフォーム部隊、アフターメンテナンス部隊がそれぞれ別々で動いていて、
      新築部隊は営業マンさんが良い事しか言わないし、リフォーム部隊は受注を取る為に、なんやかんやで話をしてくる。
      結局、お金がかかる…というのは、結構ありえる話ですね><;

      横の連携の悪さは、どのメーカーさんもそうなのかもしれません。
      今回の外壁の塗装や屋根のシート防水、玄関ドアや階段下の亀裂は、施工品質の問題かもしれませんので、少し別けて考える必要があるかもですが。
      それでも、おっしゃって頂いたように、保証の期間やその対応力は、判断が難しい所だと感じます。

      完璧な家づくりは、最終的には、現場品質、運みたいなところもあるかもしれませんが、、
      それでも、その後の対応や、非をしっかりと認めて対応してくれる会社としての姿勢など、憤りを感じてしまいますね。

  3. 金山明美 より:

    パナホームで家をたてて12年目、家の補修をお願いしても、その場しのぎで完璧になおさず、保証期間がすぎるのを待つという姿勢のメーカーです。
    玄関からリビングに入るドアもすぐ床がこすれるようになり、何回か業者や担当が調整していましたが、去年どうせ10年たったからお金がかかるしと地元の建具業者に依頼したところ、一目見たところ、どこで建てたんですか、これは建てたところで直してもらいなさい私は手を付けられませんといわれましたので、パナホームに言ったところ、工場に持って行って直してきましたが、ドアの下が1センチもすいていて寒いです。
    私が文句を言ううと、カンナで削ってあるので仕方がないとのことです。
    えーつカンナかけたの、パナホームの担当か業者でしょう。
    それって言い訳になるのでしょうか。
    とにかく業者に出張旅費だけ払ってくれといわれ1万円ほど払わされました。
    また、リビングから吹き抜けの階段下も、横に亀裂がはいるので3度ほど補修してくれましたが、今また亀裂が入っています。 5センチほどですが、依然は20センチぐらいだったのでまあしょうがないとそのままになっています。

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