これからの家づくり 構造・性能

断熱性能はどこまでこだわる??実例紹介

投稿日:2014/11/16 更新日:

先日、とある現場見学会に参加させていただきました。

そこは、断熱性能に非常にこだわっており、断熱性能(Q値)、機密性能(C値)を数値で表すと共に“1”は余裕で下回る事が出来るような仕様で、実際の数値としては、Q値0.4、C値0.4ぐらいだそうです。

簡単にその数値の根拠となる家の仕様の話をすると、

断熱材は

  • 内断熱(厚み:120mm)はセルロースファイバー
  • 外断熱(厚み:100mm)の外断熱

のダブル断熱と言われる仕様

さらに、

  • 基礎断熱仕様
  • 熱交換型の換気システム
  • 遮熱ブラインド(窓の外につける電動式のブラインド)
  • 窓に関してはトリプル窓(3重の窓(今一番多いのはペアガラスです))
  • 床(フローリング)は熱を通しにくい無垢床材

といったこだわり様でした。

因みに上記は、標準仕様だそうです。

中に入ってみると、電源を利用する温室環境は、家全体をエアコン一台(8帖用)で真冬でも大丈夫なような家でした。

因みに、基礎断熱だから床材の断熱は関係ないと思われるかとも思いますが、無垢材は、その構造上、足の熱を奪いにくく、底冷えを押さえるような作用があります。*数値としては関係がありませんが、こだわりとして。

そこで話を聞いてみて思ったのが、今回の話です。

因みに、以前、これからの家の断熱性能を考えるという話で断熱・気密の数値は書いてますが、それ以上の話ですね。

気密・断熱性能にこだわる

断熱・気密に本当にこだわるなら

今回の見学会で話を聞いて一番印象的な話がこの話です。

その会社さんの話だと、中途半端な高気密・高断熱は最悪!だそうです。

どこからが中途半端なのかという数値や仕様の話はしませんし、理屈は、以前ブログでお伝えしている、施工品質に関する話ですね。

参考リンク:断熱性能は施工が大切

凄いな~と思ったのは、そこではなくて、どのような取り組みをしているのかと言う部分です。

実際の取り組みとして

この会社さんは、断熱・気密の質を高める為、

  • 大工さんを自社で抱えて、育成をしている事。
  • 窓の大きさに制限を設ける。
  • 家の向きも日射シミュレーションをした上で、決める。
  • やらない工事を決めている。

です。

特に、やらない工事は、

  • 東西に必要以上の窓はつけない。
  • グラスウールはつかわない。

など、いくらお客様からの要望があってもしない工事というのがありました。

家を快適にする事を突き詰めて家づくりをしている会社さんで、こだわりを凄く感じました。

ここら辺の制限は、もしかするとハウスメーカーさんよりもあるかもしれませんが、そういったこだわりを持った家づくりをしている会社さんもあるという事を知っていただければと思います。

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