最近、家づくり相談で依頼を受けた内容の話をしていきます。
どんな依頼かと言うと、ハウスメーカーさんで契約した後の相談で、3つの内容でした。
- 造作家具についての相談
- 外構、解体の施主手配の相談
- 会社・営業マンさんへの不満
といった話。
これまでもちょくちょくメール相談など頂いている話だったりしますので、ここで少しまとめて話をしてみようかと思います。
目次
外構・解体の施主手配
今回は、3つの中でも、外構、解体の施主手配に関しての話をしてみたいと思います。
因みに、
この外構、解体の分離発注の話は、ハウスメーカーの営業マンさんから依頼が来ることもあるぐらい、“施主手配をするならここ!!”として認識されている部分ではないでしょうか。
この家づくり教室のブログでも何度か取り上げております。
参考リンクの話の上で、少し話をしていきますが、
営業マンさん:
- 『うちの外構・解体は高いので、お客様手配で頼まれた方が安く出来ますよ~』
- 『会社には、お客様手配として頂ければ、私が知ってる業者さんをご紹介も出来るのでご安心下さいね。』
といった話は、契約の前後でよくよく出てくる内容です。
で、お伝えしたい内容は、そこではなくて、これまで、色々な方の家づくり相談をしてる中で、色々なハウスメーカーさんの提案を見てきていますが、
- エクステリアの計画と費用
- 解体費用
が、契約前に見積もりがしっかり出ない事が多くある!
という事に対しての話をしていきたいと思います。
契約前の予算は、かなりざっくり!これってどうなの??
契約前の話です。
契約前の予算計画書の中に、外構計画の予算も含まれています。
ただ、この予算計画における外構費用は、契約前に見積もりが出てくるメーカーさんは皆無で、殆どの場合、
- 外構工事一式:150万円
となってます。
それこそ、どの会社さんも照らし合わせたかのように
- 100万円
- 150万円
となっています。
で、この事の認識を少し持って頂ければと思っております。
因みに、
- 100万円予算で出来る工事
↓↓↓
- 1.敷地境界の為のブロック工事:20~30万円
(2~3段のコンクリートブロックを積む工事) - 2.フェンス工事を土地一周ぐるっと回す。:20~30万円
- 3.ポスト(表札やインターホンなど):15万円
- 4.駐車場の為のコンクリート工事が30~40万円
と1~4で、100万円以上の外構工事になったりします。
その他は??を考えてみると、
例えば、
- カーポート2台分50~80万円
- 植栽工事:10万円
- ウッドデッキ工事:30万円
などの費用は見ていない状況にもなってきます。
本来であれば、200万円近い工事費用を見ておく必要が出てきます。
はい、ということで、『外構費用をもっと見た方が良いですよ~』といったアドバイスは多くの方にさせて頂いています^^;
外構や解体をざっくりしか出してくれないのは?何故??
実は、ハウスメーカーさんが外構費用や解体工事の費用をざっくりの予算しか出してくれないのには、理由があります。
理由は、
01:解体費用と外構費用が割高になる。
そもそもの理由として、ハウスメーカーさんが正規のルートで出してくる解体費用と外構費用は、一般価格よりも2~4割ぐらい高い感覚があります。
で、この事を知っている営業マンさんは、
- 外構や解体が2~4割ぐらい高い
↓ - 弊社の家も単純に2~4割ぐらい高いと思われる
といった感覚を避ける所があったりします。
ハウスメーカーさんの家づくりは、独自の技術を訴求される事も多いので、適正価格に関する話は判断が難しい事もあって、お客様に与える変な誤解というのも気にしていたりします。
結果として上記のように
営業マンさん:
- 『外構は、うちでやると高いので!』
- 『予算は100万円として見ておきますので、お値打ちな会社さんをご紹介しますね。』
となるんですね。
*同じ工事内容なら他の方が安いというのを、その会社さんの営業マンさんが言うのは、よくよく考えてみると変な話なのですが…。
02:担当者さんが外構の相場観を知らない
次に、単純な話をしますが、
意外と、ハウスメーカーさんの営業マンさんで、
- その他の会社さんに関しての相場観を知らない方も多い!
という話をさせて頂ければと思っております。
この相場観に関しては、外構や解体費用の相場観は勿論ですが、その他の場合も言える事があります。
はい、単純な話で、知らないから、言わないという話ですね。
例えば、『うちの外構は高いので、お値打ちな会社さんをご紹介します。』
を考えてみると
STEP1:ハウスメーカーさんの外構や解体はそもそも高い
STEP2:どこでも、それよりは安くできるのが当たり前
STEP3:では、その中でさらにお値打ちな業者さんはどこ??
の3つのステップの中で、2つ目で終わっている可能性もあるという事ですね。
今回の話は、あくまでこれから話す知識として覚えておいて頂ければと思っております。
まとめ
上記の二つの要素から営業マンさんとしても話を逃げるような所もあるという事ですね。
今回の話は、
あくまで感覚として覚えておいていただき、
次にその対処方法などをお伝えしていければと思っております。
↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓
参考記事1:ハウスメーカーで契約後、外構・解体
参考記事2:ハウスメーカーで契約後、造作家具
参考記事3:ハウスメーカー1、工務店2、建築家1が最適な比較の仕方??
…
…
↓↓家づくり無料相談はこちら↓↓
*気軽にお問合わせください^^
[…] 外構の施主手配 […]
[…] 先回の続きです。 […]