久しぶりにこの建売住宅の話をしたいと思います。
少しナビゲーションが遅くなってしまいましたが、9月は期末になります。
以前建売住宅の記事を書きましたが、そのタイミングと同じ事がこの9月では起こっているようです。
参考記事:建売住宅の値引きが凄い時期かも
以前書いた記事と内容としては同じ事です。
つまり、大幅な値引きを狙える時期という事ですね。
しかも、どれぐらいの値引きが出来るのかが、不動産屋さん(営業マンさん的な存在)と建売会社さん(売主さん)との間では了承が出ているという事です。
目次
建売住宅なら、1ヶ月で引渡しも可能!?
建売住宅は、既に建っているものを売る為、例えば、
- 良いと思った建売住宅があって、見にいく!
- 数日間、検討した上で購入申込みを書く
- 価格交渉を入れて回答を待つ!
- 交渉が上手くいって契約日が来まる。
- 土地+建物の引渡し。
というのは、スムーズに行けば1ヶ月あれば成り立ってしまいます。
もちろんですが、1ヶ月間で、上記のように、
- 検討
- 購入
- 引渡し
というのは、ゆとりがあるわけではありません。
とは言うものの、無理でもない話なんです。
ポイントは、価格交渉の期間と、ローン審査ぐらい。
ローン審査は事前打診を売買契約前に銀行さんに通しておく。
ローン審査に関しては、購入申込み前後から、売買契約の間に、事前打診を通しておく事が建売住宅さんからの条件として求められる事が多くあります。
つまり、契約前に銀行さんは決めておいて下さいね、本当に購入出来るかを銀行さんから証明をもらって下さいね~と言う話です。
*建売業者さんからは、今回のような場合、住宅ローンの事前打診をし、その回答として、購入できる事がわかっているかどうか。は契約前に求められる事が多く、この話が出来ていない場合、優先的に話を進められないという話もあったりします。
ここら辺のダンドリ、つまりどの銀行さんが良いのか?
などは、仲介として入る不動産屋さん、または建売住宅屋さんのダンドリの問題でもあり、こちらは、記入書類などの大変さはあるものの、しっかりとダンドリしてもらえる会社さんであれば、問題ありません。
一番重要なのは、価格交渉の折り合いをつける期間です。
で、今回のタイトルに戻ります。
今回のタイトルの通り、会社側にとってみれば、期末に売上げ(家の引渡し)が見込める物件であれば、ここまで値引きを受け付けます。
という話が既に出来上がっている為、本来必要な価格交渉の期間が省ける事になります。
そのため、特にこういったタイミングであれば、1ヶ月の期間でも十分に検討出来てしまいます。
なので、もし、検討している物件などがあれば、いい時期ですし、3月、9月は期末決算と言う形で、建売住宅業界として値引き対応をしてくれやすい時期というのがわかりました。
定点観察をしていると色々と見えてきますね。
価格を意識しすぎても…
最後に、気をつける点をいくつかお伝えします。
こういった時期は、上記の通り、価格交渉というのがなくなります。
その為、期間の短縮ができるものの、価格の下げ幅が決まっているが故に、完全に申しこみの先着順となる事が考えられます。
つまり早いもの勝ち…
その事も気をつけてもらいたいところですが、
価格が200~300万円さがる為に、非常に魅力的な価格となる事も多く、逆に、価格に囚われてしまう危険性も含んでいるという事を考えなければいけませんね。
家は一生に一度の買い物ですし、『やっぱやめた~』は基本、出来ませんよね。
…転売や運用などは考えられる話ではありますが…
つまり、冷静な判断が出来なくなってしまう事も出てきますので、そこら辺の危険性をある程度意識してもらった上で話しをしてもらうと良いのではないでしょうか。
また、この後はどうなる傾向か?を考えた時、恐らくですが、価格を一旦戻す。
でも、また下がる。
といった一連の流れも恐らく出てくるような気もします。
来年の4月の消費税増税も考えると、注文住宅に関しても、今時分に考えてもらう必要も出てきています。
家を持つ、家を建てるという事は色々な形式を選べるとは思います。
ここら辺も考えた上で、色々とご検討して頂く時期かもしれませんね。
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