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土地を買うなら北側接道??

投稿日:2014/08/25 更新日:

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今回は、土地の探し方、オススメの土地は?という話を書いていきたいと思います。

今回は、ずばり“北側接道の土地”、に関して話をしていきたいと思います。

皆さまが土地探しをされる際、先ずどんなご要望を考えるでしょうか。

  • お施主様:『そうだな~、土地は、間口が広くて、南側接道で、日当りが良い土地が良いな~』

という土地の条件で考えている方も多いのではないでしょうか。

上記の条件は、私がハウスメーカーで営業をしていた時から、家づくり相談をしている今でも良く聞く話ですが、いざ土地探しを始めると、上記のような条件の土地はなかなか出てこないのが一般的だったりします。

また、もし出てきたとしても、『条件は完璧だけど…価格が高くて予算に合わない!』という事もよくよく有る話ですね。

そこで、北側接道の土地なんです^^;

北側接道の土地3つのメリット

北側接道は条件があえば最高の土地?

北側接道の土地は、その活用方法次第では、良い土地として化ける可能性が多くあります。

もしかすると、『もう、不動産屋さん、建築会社さんから聞いたよ!』と言う方も多いかもしれませんね。

また、逆に、家づくりの専門家(仕事で携わっている方)は、北側接道の良さを初めから理解していたりしていて、『自宅は北側接道で探す』という方も多いです^^

ということで、

北側接道の土地のメリットを3つ

お伝えしていきます。

北側接道の土地のメリット①:価格がお値打ち

先ずは価格です。

北側接道の土地は、南側の接道土地と比べて一般的には価格がお値打ちになる事が多いです。

参考になる資料をとして、不動産の売却の際の査定マニュアルがあり、そちらをご紹介します。

↓↓↓

売却時の土地の査定マニュアル

北側接道は価格が安い

*このブロックに書いている%は、大手不動産屋さんの売却する際の査定マニュアルですが、土地を購入する時に、こういった査定書の内容を知っておくだけでも判断が変わることもあるのではないかと思います。

各ブロック事の%を見て頂くと解りますが、

  • 南側の土地(±0と表記されている土地)と比べて、
    北側接道の土地は、5~10%安くなる

ということが解りますね。

例えば、土地購入時に、この評価を知っていれば、価格交渉の材料にも出来るかもしれません。

*5~10%というと、2000万円の土地だったら、100~200万円ほど価格交渉が出来るかもしれません。

北側接道の土地のメリット②:外観がつくりやすい

次にこの話です。

住宅関係の人が北側接道の土地を好むのは、むしろこちらのメリットの方が大きいかもしれませんが、

  • 北側接道の土地というのは、家の外観がとてもつくりやすい。

なのです。

接道側が北面という事で、

  • 道路側に向けて、大きな窓を設ける必要が無い。
  • 窓の取り付け位置や大きさも比較的に自由に取れる。

ということから、南側接道の土地で家をつくる時に、大きな窓をつける時に考えないといけない、

  • 外からの目線
  • 見え方

が解消されやすいのです。

外観をつくるにあたって規制が少ないという事が言えます。

北側外観

北側接道の土地のメリット③:南側を有効につかえる

また、北側接道の土地は、玄関が必然的に北側に来る為、

  • 南側を広々と居住スペース(LDKなどを広々と)にする事が可能

です。

同じ間口の土地でも

  • 南側道路の土地:玄関スペースが南側に来るため、1.8~2.7mは玄関で幅が必要
  • 北側道路の土地間口いっぱいに居室(例えばLDK)を設けることができる

となります。

敷地の奥行きや土地の形状によっては、その間口一杯に南側の庭を取る事も可能ですし、その場合、

  • 外からの人目を気にしなくても良い、プライベートなお庭

として活用する事が出来ます。

南側の内観

これらの3つのメリットがある為、北側接道は意外と注目すべき土地といえると思います。

Rebroathome03

北側接道の土地を検討する時のポイント

次に、

実際に北側接道の土地で家を考える際、上記のメリットを最大限に活かす為には、どのようなポイントを押さえておけば良いかを見ていきましょう。

最低限チェックしたい話としてお伝えしていきたいと思います。

チェック①:日当りと目の前の建物

北側接道の土地では、購入判断がつかないもっとも多い原因の一つとして日当りがあげられます。

この日当りは、間取りで何とかなる場合も多いですが…、以前のブログで書いてますので参考にして見て下さいね。参考記事:窓の違い

今回のポイントは、

  • 目の前の土地にゆくゆくでも、どんなものが建つのかの可能性を考える事
  • 南側の窓から見えるもの

の2つをポイントとしてあげてみたいと思います。

少し詳しく書いていきますね。

↓↓

都市計画の用途地域を確認する。

リンク:用途地域に建てられる建築物一覧

先ずは住環境として、

  • その周辺にどのような建物が建つ可能性があるのか?

はチェックしておきましょう。

良いと思っていたら、南側に三階建て(高い建物)が建って、一気に日当りが悪くなった!なんてことも出てくる話で、こちらは上記の用途地域を見て頂く必要があります。

*第一種低層住宅などであれば、北側に高い建物が建ちませんので、将来に渡っても安心して頂けるかもしれませんね^^

↓↓

敷地内から見た時の南の建物をチェック

北側接道の場合、人目を気にする必要がなく、窓などが比較的大きく取れる事が多いのですが、気を付けておきたい所もあります。

それが、南側の建物のチェックです。

LDKから何が見える??

  • 南側の建物の窓配置
  • 勝手口の有無
  • 建物の壁の綺麗さ

を気にしてみておきましょう。

  • 南側の家から見られる可能性を考えれば、南側の窓の位置や勝手口の位置を確認する必要があります
  • 南側の外壁の汚れが気になって、折角のLDKが微妙に…

と、なることも出てきます。

こちらをチェックしつつ、例えば、外構で上手く隠せる塀やフェンスをつくり必要な目隠しもチェックしておきましょう。

お願いする建築会社さんの選定などでも変わってきますが、上記を考えて頂き、北側接道の道路を検討してみるのも一つではないでしょうか。

因みに、以前、第一種低層住宅に関する話をしましたが、そちらと併用して考える事ができると、良い住宅環境として考える事が出来る可能性が出てきますね。

土地と家

家づくり、特に土地から考える場合、総額はかなり高くなってきます。

その際、土地選びと建物の検討を同時にしていく事は、

  • 土地探し
  • 建築会社さん探し

と調べないといけない事も沢山あります。

そんな時に、上記のような話を事前に知っておいてもらい、少しでも皆さまの家づくりが、楽に?他の思考に行きやすくなればと思い、今回の記事を書いてみました。

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

次の記事:土地を買うなら延長敷地??

関連記事01:その間取り、トキメク間取りになってます?

関連記事02:家のデザインを考える!価格UPの応用編

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