土地にお金をかけた方が良いか、それとも、建物にお金をかければ良いのか??
家づくりを考えるにあたって、土地から探して家を建てる方は、この議論を1度はしているのではないでしょうか。
以前もこのような話を少ししていますが、今回は詳しく、また現実的な考えとしてお伝えしてみたいと思います。
土地と家、どっちにお金をかければ良いのか
家づくりの考えとして、家と土地、どちらにお金をかけるかに対しては、
- 家の理想をかなえる為には…
- 資産価値として残るのは…
- どうしようもない選択を迫られる時も…
の3つ話が主に上げられると思います。
あくまで、正解は無いので、この記事を読んで頂き、ご家族様での打合せ、話合いを続けて行って頂ければと思います。
理想の家をたてる為には
先ずは、この話ですね。
せっかく高いお金を払って家を建てるなら、どうせなら
- しっかりして安心できる家をつくりたい
- カッコいい家にしたい。
- 使い勝手の良い家をつくりたい。
だと思います。
これらを考えれば、やっぱりそれなりに家にお金をかける必要が出てくるように感じます。
例えば、
耐震性や安心できる家を建てようと思った時には、
- その構造や、メンテナンス性に関しては
- 耐震等級3(最高等級)をとったり
- 構造も普通の木造ではなく、木造ラーメンや金物工法にしたり
- 2×4工法から2×6工法に変えたりしたり
する必要も出てくるかもしれません。
例えば、
カッコいい家をつくろうと思ったら
細かい家のおさまりや、造作家具、間接照明、天井や建具、窓高さなど、細部まで拘る必要が出てくるように思います。*好みの問題ですが
細かい話は、家の契約後にわかる場合も多く、
総じて、こだわれば、こだわるほど家の価格は上がります。
でも、ずっと住み続ける家だから!それなりの家づくりをしたいし、我慢しながら住み続けたくない!!!
というお考えが強ければ、ここら辺の家の価格をある程度見ておく必要が出てくるように思います。
資産価値として残るのは
逆に、資産価値として代々残っていくのはどちらか?
を考えれば、当然ですが、土地になります。
建物は資産価値が残らない!という話でもありませんし、土地だって、一瞬にして価値がなくなるようなケースもあります。
現状の話を言えばという前提ですが、
建物に関しては、中古住宅市場を見てみると、建物の築年数で価値は決まります。
以前からブログでお伝えしている通り、建物に関しては、木造22年、鉄骨28年、RCは43年も経てば、家の価値としてはゼロになる事はご存知だと思います。
家は建てた瞬間から価値は下がっていきます。
こちらは、例え、有名、大手ハウスメーカーさんで建てたとしても同じです。
*家の資産価値に関する話は次回させていただきます。
逆に土地に関しては、条件次第では、資産価値は上がるかも知れませんし、下がり幅も少ないように思います。*不動産バブルのような乱高下し易い場合は、判断が難しくなるのも事実ですが…
例えば、近くに幹線道路が出来るだけでも価格が上がったり、施設や土地の人気が出ても上がります。
逆もありますが…これらを考えれば、何年経ったとしても資産として残りやすいのは土地、という事になります。
だから土地にお金をかけた方が良い。
という選択肢もあると思います。
どうしようもない選択を迫られる
最後にこの話です。
例えば、いくら土地に重きをおいたとしても
- 考えていたよりも建物にお金が必要で、良い土地が買えない。
- 手ごろな土地が無くて、良いと思った土地がそもそも予算オーバー。
という話もよくよくある話です。
建物に関しては、
依頼する建築会社を変えたり、その建築会社さんの中で削れる所を削ったりと、ある程度コントロールできたりしますが、
土地に関しては、
コントロール出来ない事も多いですね。そもそも市場に出てなければどうにもならない話だと思います。
建物に関しては、
- 選定する会社選びと、
- いくらまでお金をかけるか
を明確にする事が大切。
土地に関しては、
- 良い条件の土地が出てくるのを待ったり、
- 一般的にあまり表に出てきてない土地を探したり
する必要があったりします。
これらを踏まえて、今一度、どちらにお金をかければ良い?を考えるきっかけにしてもらえればと思います。
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