建売住宅

建売住宅が安い3つの理由

投稿日:2014/04/01 更新日:

色々な建売住宅の現場を見て思うことですが、

土地の価格観や家の価格観から言えば、

建売住宅は安い

です。

…何を今更的な話なんですが…^^;

同じ土地で同じ家をつくるとしても、

それが注文住宅か建売住宅かで、300万円ぐらいは安くできる事が多いという話なんです…

当然ですが、

そもそも何故こんなに安く出来るの?

と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

私も個人的によく思います。

で、この疑問に対して、しっかりとした答えが無いと、建売住宅をうがった見かたをしてしまうかもしれないと思い、少し先回に引き続き建売住宅の話をしていきたいと思います。

建売住宅が安い3つの理由

建売住宅が安いのにはしっかりとした訳がある

  • どうせ躯体が安いんでしょ?
  • 構造がしょぼいんでしょ?

と思われる方が多いように思いますが、

意外と安く建てられる理由がしっかりとあります。

建売住宅と聞くとそんなイメージからか、そもそも検討しない!という方もいると思いますが…

その上で、

構造躯体に関して言えば、物凄く良い!という訳ではない

ようにも思います。

と言っても、

注文住宅で建てても、お願いする会社さんの中には、建売住宅の構造と全く変わらない所もあります。

細かい話をすれば、

  • 下請に入ってくれる大工さんも変わらず
  • 下請けにお願いする賃金も変わらない

注文住宅の会社さんもあります。

なので、少しでも、建売住宅を検討している方の為に、また検討していない方にとっても是非覚えておいてもらいたい

建売住宅がそもそもお値打ちに建てる事ができる三つの理由

をお伝えしていきたいと思います。

*大前提として、“建売住宅の構造躯体が良い”とは言いません、また、”建売住宅をお勧めするわけではありません”のでそこだけはご認識下さいね…

ではでは

土地をやすく仕入れてる

土地を安く仕入れている。

建売住宅が安い理由の一つ目は、

土地を安く仕入れているという事。

そもそも注文住宅とは、スタートが違うという事です。

建売住宅を販売する為には、販売会社さんがその土地を買うという所から始まります。

当然、通常の建売住宅の場合、土地を何区画か同時に買う為、一般の住宅市場に出してもなかなか売れない土地面積だったりします。

また、併せて、以前のブログでもお伝えしていますが、

土地は、

業者買取の方が、仲介市場よりも売却価格は下がります。

なので、

建売業者さんが買う土地は、一般市場価格(坪単価)よりも安く仕入れる場合が多い

です。

…中には土地を市場価格で買う業者もいますが。

理由は様々ありますが、企業として土地を所有するリスクを持つわけですから当然の事ですね。

で、ここが先ずは安い理由として一番と言われています。

工期が短縮できる

施工を短縮できる

注文住宅(一つの現場)との比較をイメージして頂ければわかりますが、建売住宅の場合(多棟現場の場合)は、工事が色々と簡略出来ます。

例えば、

  • 工事に必要な重機(機械)が3つの現場を同時に一つでこなせる。
  • 大工さんも移動することなく同時に複数の現場が掛け持ち出来たり

といった工事の簡略化が出来ます。

結果として、

  • 1棟当たりに必要な工事期間が短くなり
  • 人件費も抑えられる
  • 安くなる

下請け業者さん(現場の大工さん)からすれば、元請業者から依頼される金額も安くはなりますが、それを効率よくこなす事が出来るという事です。

なので、安くできると言われています。

予めつくる事ができる

予めつくる事が出来る

で、建売住宅が安く出来る最後の理由として、こちらが言えるように思います。

注文住宅と比べて、建売住宅は、

お客様の要望を聞いてつくらない!

予めこちらで全て決めてつくってしまう事が出来る!

という事です。

これは意外と大きな要因で、

  • 注文住宅で必要な打ち合わせ期間がない。
  • 部材の発注もスムーズ。
  • 建築スケジュールも調整できる。

など、

実は建売住宅は注文住宅と違って、色々な調整が出来るという事です。

結果としては、粗利率が注文住宅の場合と比べて、低い設定で住む事もあります・

もちろん、作る側として、時代にあったデザインや、売るための販売活動は必要になりますが、それらを考えても、必要な経費を抑える事が出来るという事ですね。

…因みに、最近では売れない建売現場というのも出てきます。

そういった売れ残っている建売現場は、逆に在庫として管理する必要があり、それ自体はマイナス要因となります。

とは言いつつも

この最後の要因は、大きいと思います。

そうなってくると、やはり注文住宅で考えるよりも、300万円ぐらいは平均的に安くなりやすいという事ですね。

結局、建売住宅は金額よりもその家(土地)を気に入るかどうか

で、そうなってくると、建売住宅を検討する時のポイントは、

その家を気に入るかどうかで、どれぐらい気に入るか??だと言われています。

建売を見て100%気に入る物件というのは、そもそも殆どの状況でないのは、上記の話からしてもご理解頂けるかと思いますが、『これなら買いだな!』と思えるかどうか??

がポイントですよね。

また、ローコスト系以外の建売住宅に関しては、上記内容が殆ど当てはまらない場合もありますが、そういった場合は、売り出してから、売れない期間を経た上で、一般価格にまで、価格が下がってくる事も多いので、そこまで待って頂くと良いかもしれませんね。

*逆に、ローコスト系の場合は、上記の安く出来るポイントは当てはまります。

個人的には、ローコスト系の建売住宅も一つですが、上記観点とは別に、建売住宅の中では、少し高いけど、内装や間取り、デザインが気に入る建売住宅を見てもらうのも考えの一つかな~と思っています。

という事で、今回は建売住宅に関するお話をしました。

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

参考記事1:不動産の売却で業者さんに売るなら

参考記事2:建売住宅の今

参考記事3:建売を買う時こそ、不動産の仲介手数料~仲介手数料は上限が決まっているだけ~

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