1日休憩を頂いて5日目は、コーポラティブハウスに関してご紹介致します。
コーポラティブハウスってなに?と思われるかもしれないですね。
以前のブログでミライニホンプロジェクトにかんする内容を少しをお伝えしましたが、個人的には、そのような感覚の取り組みだと個人的には、感じています。
コーポラティブハウスとは、
自ら居住するため、住宅を建設しようとする者が、
(自分たちで)
- 組合を結成し、
↓ - 共同して、事業計画を定め、
↓ - 土地の取得、
↓ - 建物の設計、
↓ - 工事の発注、その他の業務を行い、
↓ - 住宅を取得し管理をしていく方式の事。
つまり、建築会社が既につくった分譲マンションや分譲住宅を買うのではなく、企画、運営などを自らが有志を募って自分達で企画して、建築会社や間取りをつくるといったものです。
主にこのコーポラティブハウスは、東京や大阪などで、小規模マンションを建てている場合が多く、その他の地域ではあまり見られない形態です。
しかし、東日本の震災以降のつながりや共生の意識の高まりの中、シェアハウスやこのようなコーポラティブハウスに対する取り組みが再び注目を浴びて来ているようにも思います。
ポジショニングとしては、
- 今まで出来上がったものを購入する建売分譲のマンションや住宅
と、
- 自分達で土地を探して注文住宅を一つづつ建てる事
の中間地点に位置しているように思います。
コーポラティブハウスのメリット
コーポラティブハウスのメリットの一番は、自分達が好きなデザインで建てる事ができる。
個人で1から作る注文住宅よりも予算を抑える事ができるのがメリットとなります。
その他にも
個別で土地を探して注文住宅を建てる際には、得ることが出来なかった共有スペースづくりや、
分譲マンションで引越した後にしか判らなかった隣りの人となりを事前にわかるという事もメリットになると思います。
また、
一般の分譲マンションのように、広告宣伝費をバンバンつかって入居者を募集するわけではない為、建築費用として、余計な費用がかかりにくいというメリットが生まれます。
マンション同様に分譲住宅としても、共有スペースとしての外構づくりが出来る事。
また、工事を同時期に施工する事で工事費用や無駄な重機費用を省く事ができるというメリットがあるように思います。
価格も安く仕上げる事ができ、また事前に入居者同士の交流が出来る為、これから人気が出てきそうな気がします。
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コーポラティブハウスのデメリット
逆にデメリットとしては、
中古住宅や中古マンションとして売出す際に少し気にされる方も出てくるかも知れないという事。
計画の発足から竣工するまでの期間が1年、2年と長く必要という事も覚えておきたい所。
の二つが主にあげられます。
勿論一番目の売り出し価格に関して言えば、そういった住宅を求めている方も当然いる為、価格的に安くなるという事でもなさそうです。
以前、個人的に不動産業者さんや建築会社さんと話をしていた時に、このコーポラティブハウスのような計画をたてていたこともあった事もあり、個人的にも非常に注目している活動の一つです。
まだまだこのコーポラティブハウスの認知度や実績はすくない為、時間がかかるかもしれませんが、これからの家づくりとしてこの考えも役にたつのではないでしょうか。
このコーポラティブハウスに対するご相談などあれば、お問い合わせください。
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